身近な解像度、VGAとQVGAの違いについて知りたい!

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VGAとQVGAという言葉をご存知でしょうか?

なかなか詳しい方でないとご存知ないかもしれませんが、簡単に言うと解像度の事です。

もちろんそれぞれで解像度の違いがあるわけですが、一体どんな違いがあるのでしょう?

またどちらの方がきれいなのでしょうか?

そこで今回は、VGAとQVGAの違いについてご紹介します!

あなたの身近にあるものの解像度ですので、ぜひ目を通してみてくださいね。

VGAとQVGAの違いって?

それでは早速VGAとQVGAの違いについてご紹介しましょう!

一体どんな違いがあるのでしょうか?

VGA

まずはVGAについてご紹介しましょう!

VGAは「Video Graphic Arry」の略です。

主にパソコンで用いられる画面の解像度のことで、640×480ドット、26万色中16色表示の物が一般的です。

パソコンの標準規格として、普及しました。

これ以外にも同じ16色表示で720×400ドットの物、また320×200ドットで26万色中256色表示の物もあります。

アナログ信号を使ってPCとディスプレイを接続します。

この解像度は、アメリカのIBM社によって開発され、1987年に初登場しました。

VGAが初めて搭載されたのはIBM PS/2というパソコンです。

その後IBM以外の会社もVGAを取り入れ、この時の表示規格が640×480ドット、26万色中16色表示であったことから、この規格が標準となりました。

つい最近まで取り入れられていた規格で、2015年に各社がアナログディスプレイのVGA規格の対応を終了し始めるまで、標準規格として親しまれました。

とはいえ現在でも凡庸性の高い規格として、取り入れられていることが多いです。

QVGA

ではQVGAはどうでしょう?

QVGAも同じく解像度の事です。

QVGAは「Quarter Video Graphic Arry」の略です。

つまり「Quarter VGA」という事ですね。

Quarterは4分の1という意味なので、「VGAの4分の1」という意味です。

この4分の1というのは「VGAのサイズの4分の1」という意味です。

縦横自体は320×240ドットと標準的なVGAの半分なのですが、ドット数が4分の1となっています。

とはいえ縦横も半分になりますので、パソコンでは使用されません。

主に携帯電話等のPDA(携帯情報端末)に使用されています。

ただ現在の主流ではなく、3Gを使っていたころに一番主流だった規格です。

携帯のワンセグ機能も、この規格を用いていました。

ご存知なかった方も多いと思いますが、意外と身近な存在だったんですね。

基本的には小さなディスプレイ用の物なので、QVGAの方がVGAよりも解像度は落ちます。

例えばQVGAサイズの画像をVGAに変換すると、かなりぼやけて荒い画像となります。

大体5インチ程度の大きさまでの物に対応させると、問題なく見ることができます。

それ以上であるならVGAにした方が綺麗です。

VGAとQVGAの違い

では最後に、VGAとQVGAの違いをまとめてみましょう。

VGAは1987年にIBMが開発したアナログ信号を使った、主にパソコンに取り入れられた画像解像度の事でした。

2015年ごろまでは標準の規格として、ほとんどのパソコンに取り入れられていました。

現在でも凡庸性のある規格として、取り入れられていることが多いようです。

標準的なサイズは640×480ドットで16色表示の物です。

一方QVGAは「Quarter Video Graphic Arry」という名前の通り、VGAの4分の1という意味です。

サイズは320×280ドット。

携帯電話などで主に用いられた規格で、小さな画面に対してはぴったりの規格です。

ですので普通はVGAに対応させるような大きな画面では、画像がかなり荒れてしまいます。

ワンセグなどはこの規格を用いて放送されていました。

意外と身近にあったVGAとQVGA。

どちらも現在では主流ではないかもしれませんが、時々みかける規格なので覚えておくと便利ですよ!

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2つの最大の違いは、サイズの違いでした

VGAとQVGA最大の違いはそのサイズ。

パソコンの新しい解像度として生まれたVGAと、携帯電話の普及によりVGAを下敷きとして作られたQVGA。

ぜひこの二つの違いを覚えておいてくださいね!

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