ハイビジョンとフルハイビジョンってどれくらい差があるの?違いについて知りたい!
綺麗な画質の物と聞いて思い出すものと言えば、ハイビジョンやフルハイビジョンですよね。
この二つで言うとどちらでもとても綺麗な物を思い浮かべますが、フルハイビジョンの方がより綺麗なイメージですね。
でも具体的にはどのくらい違いがあるのか、あなたはご存知ですか?
とはいえ専門的な話になると、違いを聞かされても分からないという方が多いと思います。
そこで今回は、そんなハイビジョンとフルハイビジョンの違いを、出来るだけ分かりやすくご紹介します!
一体どれほど違いがあるのか、ぜひ目を通してみてくださいね。
ハイビジョンとフルハイビジョンの違い
それでは早速、ハイビジョンとフルハイビジョンの違いについてご紹介しましょう!
できるだけ専門的な言葉は使わずご紹介しますよ。
ハイビジョン
まずはハイビジョンについてご紹介しましょう!
ハイビジョンとは専門的な用語で言うと水平解像度が720以上のもの。
または解像度が1280×720、1366×768、1440×960いずれかの物を差します。
とはいっても何のことかさっぱり分からない方も多いと思います。
・水平解像度
まず水平解像度とは簡単に言うと「水平方向にどれだけ細く物を表示できるのか」と言った意味です。
テレビなどの機械では画像を「ドット」という点で映し出しています。
画面を虫眼鏡で見たり水滴が付いたりすると、画像が点々となっていませんか?
この点々がドットです。
ドットは、テレビの画面にびっしりと並んでいます。
このドットは規則正しく並んでいるので、集まると線のように見えます。
こういった線は横にも縦にも見ることができます。
この縦横の線が、それぞれいくつならんでいるのかを表した物を「解像度」と言います。
更に「横の線が何本あるのか」というのを表すのが水平解像度です。
「縦方向に何個ドットが並んでいるのか」ということもできます。
横の線は水平ですので水平方向の解像度、「水平解像度」となるわけです。
・解像度
そうなると解像度が1280×720の物についても理解しやすいです。
720は水平解像度と同じ数値ですので横の線が何本あるのかということです。
残る1280というのは「縦に線が何本あるのか」という事です。
つまり一番上(または下)の列にあるドットを数えると、横方向に1280のドットを敷き詰められている状態、という事ですね。
数字が大きいほどきれいになるわけですが、このハイビジョンでもかなり綺麗です。
フルハイビジョン
ではフルハイビジョンではどうでしょう?
フルハイビジョンは水平解像度が1080の物、または解像度が1920×1080の物を差します。
こちらの方がかなりドットの数が多いですよね。
その分細かい部分までドットが画像を表示してくれるので、綺麗に映すことができます。
実はハイビジョンというと、本来こちらの解像度の事を差す言葉だったのですが、水平解像度が720の物でもハイビジョンと呼ばれるようになりました。
その為、本来の解像度の物を「フルハイビジョン」と呼ぶようになったそうです。
フルハイビジョンの注意点は、フルハイビジョンを見たくても、テレビなどがフルハイビジョン対応でないと見ることはできないこと。
注意してくださいね!
ハイビジョンとフルハイビジョンの差
では具体的にどんなものにハイビジョンとフルハイビジョンは使われているのでしょう?
・ハイビジョン
ハイビジョン例は「地上デジタル放送」です。
普段のテレビは、ハイビジョンという綺麗な画質で見ています。
ただし地デジの場合はハイビジョンの中でも「1440×1080」という解像度が使われています。
先ほどご紹介した規格にはありませんが、フルハイビジョンではないので「ハイビジョン」という扱いになります。
・フルハイビジョン
フルハイビジョン例は「ブルーレイ画質」です。
ブルーレイを見て、とても綺麗だと思う方も多いと思いますが、それは普段見ている物よりもきれいなフルハイビジョンだからなんです!
またNHKのBS-Hiというのもハイビジョンです。
ハイビジョンとフルハイビジョンはドットの数が違う!
専門的にみるとこれだけ差があるのですが、一般的には地デジ画質とブルーレイ画質という事を覚えておけば、分かりやすいかもしれませんね。
ただ、数字で見るとこれだけ差があるものなのだ、という事はぜひ覚えておいてくださいね!