しじみが余ったらどうする?冷凍保存する方法をご紹介!
おみそ汁などに入れて食べる身近な貝、しじみ。
よく食べているというご家庭も多いのではないでしょうか。
そんなしじみ、実は冷凍することで栄養分がアップするってご存知でしたか?
旨味成分も増えるため、おいしさもアップ!
もちろん保存期間も増えますので、うれしいことだらけですよね。
でもしじみを冷凍する方法とは、一体どんな方法なのでしょう?
そこで今回は、しじみを冷凍保存する方法についてご紹介しましょう!
安売りのしじみでももちろん対応できますので、是非目を通してみてくださいね!
しじみを冷凍保存する方法!
それでは早速、しじみを冷凍する方法についてご紹介しましょう!
どうしても時間はかかってしまうのですが、ポイントさえ押さえれば難しくはありませんよ!
必要なもの
ボウル
ザル
塩
水
新聞紙
布巾
キッチンペーパー
フリーザーバッグ
冷凍方法
1、まずは砂抜きをします。
ボウルに塩分が1%になるように(500mlの場合は小さじ1程度の塩)塩水を用意します。
温度は15~20度程度の温度になるようにしてください。
<ポイント>
砂抜きする前に冷凍すると、砂を吐きません。
塩水は生きていた場所よりも濃い塩分濃度の1%程度が一番良いです。
また塩水が冷たすぎると砂をはきませんし、熱いと腐ります。
2、しじみが汚れている場合は、こすり合わせながら流水で洗います。
そのあと、ザルに重ならないようにしじみを入れましょう。
<ポイント>
重なっていると上のしじみが吐いた砂を下のしじみが吸い込み、なかなか砂をすべて吐き出せません。
3、ザルに入れたしじみを、ザルごとボウルの中に入れます。
この時しじみに塩水が被る程度の量になるよう調節してください。
4、新聞紙をかぶせ、暗くしたら4時間ほど静かな場所へ置いておきましょう。
5、4時間置いたら殻をこすり合わせるように流水で洗います。
そのあとザルに入れて水を切りましょう。
6、濡れた布巾をかぶせ、3時間ほど常温に置いておきます。
7、3時間置いておいたら、キッチンペーパーなどで水気を拭き取ります。
8、死んでいるしじみを取り除きましょう。
口が開いている、殻が割れているといったものが該当します。
<ポイント>
放置するとほかのしじみにもにおいが移ります。
そうなると食べられなくなります。
9、しじみを重ならないようにフリーザーバッグへ入れてください。
そのあと空気を抜きながら、封をしてください。
10、新聞紙で9を包み、冷凍庫の中へ入れます。
できるだけ冷凍庫の手前のほうへ入れておきましょう。
<ポイント>
扉の開け閉めが多いほうが、しじみを冷凍するのに向いている温度となります。
これで冷凍保存は完了です!
身を取り出して冷凍したい場合
しじみは、殻を取って冷凍することもできます!
<方法>
1、砂抜きをし、死んでいる貝を取り除いたら鍋に入れます。
そのまま乾煎りをして、口を開かせます。
2、しっかりと覚ましたら殻から身を外し、フリーザーバッグへ入れましょう。
空気をしっかり抜き、封をします。
3、新聞紙で2を包んで冷凍庫へ入れたら完了です!
保存期間
保存期間は1カ月となります。
冷蔵などに比べても、かなり保存期間が長くなりますよね!
しかもうまみ成分や栄養分もアップします。
ただし、再冷凍はできませんのでご注意ください。
しじみの解凍方法は?
では冷凍したしじみの解凍方法はどうすればいいのでしょうか?
じしみは解凍方法がとても簡単なんです!
そのまま調理する
しじみは必ずそのまま調理するようにしてください。
この時も冷たい水などからではなく、沸騰したお湯や強火で熱したフライパンなどへ入れてください。
しじみは急激な温度変化を加えることで、口を開きます。
すぐに開かないこともあると思いますが、その場合も強火で熱し続けてください。
むき身の場合口を開けさせる必要はありませんが、解凍方法は同じです。
自然解凍はNG
ほかの食材では意外と多い自然解凍ですが、しじみの場合はNGです。
自然解凍してしまうと、そのあと沸騰したお湯に入れても、口を開いてくれなくなります。
必ず、温度変化が大きくなるように調理してください。
しじみは冷凍保存でよりおいしく!
国によっては、しじみは冷凍させてから食べるという国もあるくらい、しじみは冷凍させるのに適した食材です。
ぜひあなたも一度、しじみを買って試してみてくださいね!