簿記をするなら絶対覚えたい!貸借対照表と損益計算書の覚え方!

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事務職をやっている方の中には、簿記検定を受けているという方も多いと思います。

実際に仕事でも役立つ簿記の知識は、事務をしている方なら是非とも知っておきたいことでもあります。

その中で今回取り上げるのは、貸借対照表と損益計算書についてです。

この二つは、それぞれ書き方があるのですが、それを覚えるのは大変。

とはいえ貸借対照表も損益計算書も実際に使う事も多いので、覚えないわけにはいきませんよね。

一体どんな覚え方が、効率的で覚えやすいのでしょうか?

この記事では、そんな貸借対照表と損益計算書の書き方の覚え方についてご紹介しましょう!

どちらについてもまだ学んでいないという方は、ぜひ参考にしてくださいね!

貸借対照表と損益計算書の覚え方

それでは早速、貸借対照表と損益計算書の覚え方についてご紹介しましょう!

まずはそれぞれの意味についてご紹介します。

貸借対照表と損益計算書とは?

・貸借対照表

まずは貸借対照表からご説明しましょう。

とても簡単に説明すると「会社が今どんな財産を持っているのかまとめた物」となります。

この財産については、貸借対照表を作成している時点での財産保有額となります。

つまり財政状況をまとめた物ですね。

主に「全ての財産を差す資産」「借金である負債」「会社を立ち上げるための元手である純資産」という3つのポイントをまとめたものとなります。

・損益計算書

では損益計算書とは、一体どんなものなのでしょう?

損益計算書を簡単に説明すると「今年儲かった額をまとめた物」という事になります。

この額は、損益計算書を作成している時点での額となります。

端的に言うとその年の経営成績ですね。

「材料などを買って発生した費用」「物などを売って得た純粋な売り上げである収益」というポイントで構成されています。

※収益は純売上の事を差し、そこから費用を引いて実際のもうけとなった物を「利益」と簿記では区別します。

では実際に、それぞれの書き方の覚え方についてご紹介しましょう!

貸借対照表

まず貸借対照表の書き方はどう覚えればいいのでしょう?

貸借対照表では左右に書くスペースがあり、何を書くかは決まっています。

左には「借方」に該当する物を、右には「貸方」に該当する物を書きます。

具体的に言うと左には「資産」について記入します。

反対の右には「負債」と「純資産」について記入します。

その中でも、負債は上の方、純資産は下の方に書きます。

・左右の覚え方

とはいっても、左右どちらがどちらか分からなくなりますよね。

この時の覚え方をご紹介しましょう。

まず借方と貸方という名前に注目してみましょう。

ひらがなにすると「か”り”かた」と、「か”し”かた」ですよね。

それぞれから「り」と「し」をとりだしてみましょう。

借方の「り」は「はらい」が左を向いているので「借方は左側」。

貸方の「し」は「はらい」が右を向いているので「貸方は右側」と覚えることができます。

・どちらになにを書くのか

もう一つ問題なのは、どちらにどの項目を書くのかという事ですよね。

もちろん3つの項目については覚える必要がありますが、どれに当てはまるのかは1つだけでも対応できます。

「借方に書くのは資産」とだけ覚えておくと、あとは自然と「貸方に負債と純資産」と考えることができますよ!

もちろん逆でもかまいませんが、資本だけを覚えておいた方が覚えることは少なくて済みます。

ただ、負債は上、純資産は下という事は、別に覚えておきたいですね。

損益計算書

では損益計算書はどうでしょう?

こちらは「費用」と「収益」がポイントでしたよね。

この表でも左が借方、右が貸方と二つに分かれています。

どちらが左右なのかは貸借対照表の項でご説明したように覚えましょう。

・費用の「ひ」に注目!

損益計算書はどちらになにを書くかが、貸借対照表よりも覚えやすいと言えます!

なぜなら「費用を左に書く」からです。

こういった関係から「費用と左はどちらも”ひ”で始まるからセット」と覚えることができます。

これさえ覚えてしまえば、収益は右という事はすぐにわかると思います!

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ポイントを押さえれば怖くない!

貸借対照表と損益計算書は、一見難しそうですがポイントを押さえれば怖がる必要はありません。

ぜひご紹介したことを参考に、頑張って覚えてくださいね!

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