刺身を冷凍する方法は?おいしく冷凍保存する方法!
ちょっとした御馳走の定番といえば刺身。
自分のご褒美やおいしいお酒があるときなど、幸せな気分になりますよね。
でも意外と食べきれなくて残ってしまうことってありませんか?
そんな時、どう保存していますか?
衛生面からみても、冷蔵庫ではちょっと不安という方も多いはず。
そんな時におすすめなのは、冷凍保存する方法です!
冷凍保存は、衛生的に安心して刺身を保存することができますよ!
では一体どんな方法で冷凍すればいいのでしょう?
そこで今回は、そんな刺身の冷凍保存方法についてご紹介しましょう!
覚えておくと便利ですので、是非目を通してみてください!
刺身の冷凍保存方法は?~ブロック、柵のまま冷凍する方法~
それでは早速、刺身の冷凍保存方法をご紹介しましょう!
刺身の状態によって、保存方法が異なりますのでそれぞれの方法別にご紹介しましょう。
まずは、ブロックや柵の状態のものを冷凍する場合です。
注意事項
冷凍する前に少し注意事項があります。
・味は落ちます
どうしても刺身を冷凍すると味は落ちてしまいます。
本来のおいしさを楽しむなら、新鮮なうちに食べきる必要があります。
・青魚はNG
残念ながら青魚は冷凍保存ができません。
新鮮なうちに食べきってしまいましょう。
必要なもの
キッチンペーパー
ラップ
フリーザーバッグ
冷凍保存可能なアルミバット、もしくはアルミホイル
冷凍方法
1、ブロック(柵)の水分をキッチンペーパーで拭き取ります。
やさしく拭き取るようにしてください。
2、ラップでしっかりとブロックを包みます。
空気が入らないよう、隙間なくぴっちりと包みましょう。
3、フリーザーバッグに2を入れ、しっかりと空気を抜きます。
4、3をアルミバット、もしくはアルミホイルの上に乗せ、冷凍庫の奥のほうへ入れればOK!
もし冷蔵庫に急速冷凍機能があるなら、バットは必要ありません。
その機能を使いましょう。
そのあとブロックが凍るまでは冷凍庫のドアを開けないようにしてくださいね。
またブロックが入っている間はできるだけ冷凍庫の開け閉めを減らすようにする必要もあります。
ポイント
<水分をふき取る>
臭みなどにつながる刺身の水分は、キッチンペーパーで拭き取る必要があります。
また水分があると食材が傷みやすくなります。
冷凍でも少しずつ劣化が進んでいますので、傷まないように水分を取ることが大切です。
<アルミバットを使う>
刺身など鮮度が重要なものは、急速冷凍して鮮度が落ちないようにする必要があります。
通常の冷凍庫では急速冷凍ができません。
アルミは熱伝導率が高く、急速冷凍のような効果が期待できます。
保存期間
基本的には1週間くらいで食べきるのが理想です。
解凍方法
1、ボウルの中に水を入れます。
さらに塩を入れ、塩水を作ります。
薄めの濃度にしておきましょう。
2、1の塩水の中に直接ブロックを入れ、軽く洗いましょう。
3、水分をふき、そのあと改めてフリーザーバッグなどに入れ、直接水に触れないように氷水につけましょう。
4、一時間程度漬けて置いたら解凍の完成です!
刺身の冷凍保存方法は?~切ってあるものを冷凍する方法~
では切ってしまったものはどうすればいいのでしょう?
基本的に、すでに切り身にしてあるものはそのまま冷凍はできないと思っておいたほうが良いです。
下味をつけることで保存することが可能になります。
必要なもの
しょうゆ
酒
みりん
フリーザーバッグ
アルミバット、もしくはアルミホイル
冷凍方法
1、フリーザバッグに、しょうゆ、酒、みりんを2:1:1の割合で入れ、刺身を入れます。
調味料は十分刺身が浸るくらいの量を入れてください。
2、できるだけフリーザーバッグの空気を抜きながら封をします。
3、アルミバットやアルミホイルの上に乗せる、もしくは冷蔵庫の急速冷凍モードにして冷凍庫へ入れておきましょう。
保存可能期間は?
こちらも1週間ほどが限度です。
解凍方法
こちらはフリーザーバッグのまま、ボウルに用意した氷水につけておくのが定番です。
手間をかけたくないのなら、前日から冷蔵庫へ移し替えておいて、自然解凍させましょう!
刺身の冷凍方法を覚えて便利に使おう!
刺身を冷凍すると、どうしても味は落ちてしまいますが、最終手段として覚えておくと便利です。
是非覚えておいて、刺身が余った時はご紹介した方法を試してみてくださいね!