牛乳がない時はスキムミルクで代用できる?代用の仕方について知りたい!
思っている以上に様々なものに使われている牛乳。
シチューやグラタン、飲みものなどにもよく取り入れられますよね。
毎日使用しているという方も多いと思いますが、うっかり切らしてしまったという事もあるはず。
なんとか代用できないかと考えた時、今話題のスキムミルクを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
でもスキムミルクというと、牛乳とは違う味とよく聞きますよね。
スキムミルクは牛乳の代用品として使う事ができるのでしょうか?
そこで今回は、牛乳の代わりにスキムミルクを使う方法についてご紹介します!
気になる方や、スキムミルクが余っているという方は、ぜひ参考にしてください。
牛乳がない時の代用品として、スキムミルクは使えるの?
それでは早速牛乳の代用品として、スキムミルクが使えるかどうかについてご紹介しましょう!
あまりいいイメージがないかもしれませんが、実際はどうなのでしょう?
基本的には可能です
ミルクと付いているだけあって、スキムミルクでも牛乳の代用をすることは可能です。
物によっては他の物を合わせる必要もありますが、基本的には代用が可能です。
牛乳がなくてもスキムミルクならある、という時はぜひ代用してみてください。
ただ、以下のような場合は注意してください。
そのまま牛乳として飲みたいのなら注意
スキムミルクは料理や飲み物に混ぜる分には、そこまで問題はないのですが、牛乳として飲みたいのなら話が変わってきます。
牛乳の風味はあるのですが、残念ながらコクや濃厚さはなく、独特の味があり、あっさりとしていて牛乳を薄めたような味だそうです。
こういった飲み物として飲むのならいいのですが、牛乳として飲むには少しきついと思います。
特にお子さんの場合は、嫌がるかもしれないですね。
ただ、以前給食などで飲んだことがある方は、その頃よりは格段に品質が上がっており、かなり飲みやすくなっています。
料理に混ぜる方法
基本的に、そのまま入れたり水に溶かしてから取り入れることができます。
量としては牛乳100mlとあればスキムミルクの粉末は10gで対応します。
その時、水も必ず必要なのですが、そういった場合は粉の分量と水の分量を足して牛乳の分量となるようにします。
上記の場合だと、牛乳が100mlなので「スキムミルク10g+水90g=100」と計算します。
できれば水に溶かしてから入れた方が、使いやすいですね。
料理によっては粉がダマになることもあるようです。
この水の量はかなり重要なので、ぜひ覚えておいてください。
コクが足りないと思った時は、バターをプラスしましょう。
牛乳を入れた時と、かなり近い風味になると思います。
粉チーズでもいいという方もいらっしゃいますよ!
ここまですると、牛乳とほとんど違いが分からないという方も多いようです。
ただ、それでもやっぱり違うと感じる方もいるので、味を見ながら使ってみてください。
またパンなどに入れる場合、牛乳を使うよりもふんわりとした物ができることもあります。
飲み物に入れる場合
では飲み物に入れる場合はどうすればよいのでしょうか?
飲み物の場合はそのまま溶かしてしまいましょう。
特に熱いコーヒーや紅茶などなら問題なく溶けてくれるはずです。
冷たいものでも量を入れ過ぎなければ溶けてくれますよ!
もちろんスープにも問題なく使う事ができます。
この時はバターなどを使って、コクを出すのが良いと言えるかもしれませんね。
スキムミルクって何?
そもそもスキムミルクとは何なのでしょう?
スキムミルクは脱脂粉乳
スキムミルクは「脱脂粉乳」とも呼ばれ、その名の通り「牛乳から脂肪を抜いて粉にした物」です。
その分料理などで使うとコクがなく、物足りないと感じる方が多いのだと思います。
ただカルシウムなどの重要な栄養価は変わらず、脂肪がない分ヘルシーです。
だからこそ女性から人気なんですね。
もともとは廃棄物?
実はスキムミルクは元々廃棄物で、家畜の餌にされていたそうです。
とはいっても体に悪いものではなく、バターを作る時に出た残り物のようなものです。
脂肪分はバターに持って行かれ、残ったものがスキムミルクという事ですね。
代用する際は味を見ながら
牛乳の代わりになるスキムミルク。
ただ、味が違うと感じる方がいるのも事実です。
ですので代用として使う際は、必ず味を見ながら使ってくださいね!