うっかりみりんを切らした時、代用は料理酒でも可能かどうか知りたい!
煮物には欠かせない調味料と言えば、みりん。
使う量は少量ではありますが、あるとないでは味に違いが出てきます。
でもみりんをうっかり切らしてしまう事もありますよね。
みりんと言えばアルコールですが、同じ調味料でアルコールの物と言えば料理酒。
では料理酒でみりんの代用はできるのでしょうか?
そこで今回は、みりんの代用を料理酒で行う方法についてご紹介します!
みりんを切らしてしまった時の為、ぜひ今回ご紹介する代用法を覚えておいてくださいね!
みりんの代用は料理酒で出来る?
それでは早速、料理酒でみりんの代用をする方法についてご紹介しましょう!
そもそも、そんなことは可能なのでしょうか?
基本的には可能です
料理酒もみりんもお酒なので、ちょっと手を加えれば近い物を作ることができます。
手を加えると言っても大した手間ではないので、かなりおすすめですよ!
代用の仕方
では料理酒のみりん代用法についてご紹介しましょう!
必要なものは比較的ご家庭にあるもので出来ますし、とっても簡単ですよ。
・必要な物
料理酒 大さじ1
砂糖 小さじ1
・やりかた
1、料理酒に砂糖を混ぜます。
2、みりん風調味料にしたい時はさらに加熱しましょう。
・ポイント
方法としてはとても大切ですが、普段あなたが使っているみりんがどんなものかを思い出して作ってください。
みりん風調味料を使っている方は、加熱を加えるとよりいつもの味に近くなるはずです。
逆に本みりんを使っている方は、加熱をしない方がいつもの味に近くなります。
どちらも普段使っているみりんのパッケージに書いてありますので、チェックしてみてください!
実はこの2つにはアルコール度数に大きな違いがあり、みりん風調味料は1%未満に対し、本みりんは14%となります。
風味も変わってきますので、いつもの味に近づけるためにも、ぜひ知っておいてほしいポイントです。
・こんな使い方も
もしあなたがカロリーを気にしているのなら、砂糖をはちみつにすることもできますよ!
はちみつの場合は、料理酒大さじ1に対して小さじ3分の2程度の量になります。
カロリーも砂糖より抑えられますよ!
みりんの代用に料理酒を使う時の注意点
では次に、代用品として料理酒を使う際の注意点をご紹介しましょう。
実は普通のみりんとは違う点があるんです。
塩分
料理酒は飲むお酒とは少し違います。
より料理に合わせやすいように、酢や香料そして塩分が加えられています。
そのため料理酒で代用した際はいつものみりんと同じように使うと、少ししょっぱく感じることがあります。
料理酒で代用した際は、塩分量を少し減らすことを心がけて、味を見ながら行うようにしてくださいね!
・もし調節が面倒なら
塩分の入っていないアルコールを使うのがおすすめです。
日本酒や自然な甘さがある白ワインと言ったアルコールには塩分が入っておらず、いつものみりんのようにして使う事ができます。
同じ味になるわけではない
またこの代用法はあくまでも「味が近くなる」方法です。
残念ながら全く同じ味になるわけではありません。
いつもとちょっと違う味になる可能性があることは、覚えておきましょう。
そもそもみりんと料理種の違いとは?
では最後に、同じアルコールなのにみりんと料理酒ではどう違いがあるのかを、簡単にご説明しましょう!
本みりんはお酒
実はアルコール度数の高い本みりん(みりん風調味料は別)は、調味料用として主に使われていますが、実はお酒扱い。
お酒として飲むことができ、酒税も取られているってご存知でしたか?
「おとそ」を飲むこともあると思いますが、あの原料はみりんであることも多いんですよ!
逆に料理酒は塩分や酢などが入っており、お酒として飲めない工夫がされています。
ですのでお酒ではありません。
用途
また用途についてですが、みりんは「つやや香り」そして「甘味と深み」を出すために取り入れられます。
料理酒の場合は「臭み消し」や「タンパク質を柔らかくする」といった効果があります!
どちらもかなり違った使われ方をするんです。
みりんがない時は料理酒で対応を!
全く同じ味になるわけではありませんが、ないのなら料理酒でもできるみりんの代用。
風味が少し変わってはきますが、きっといつもとは違う楽しみ方ができるはず。
ぜひ一度チャレンジしてみてくださいね!