マグロを冷凍させるにはどうすればいい?解凍方法と一緒にご紹介します!
日本人が食べる生魚の中でも、王道とも言えるのはやっぱりマグロ!
お寿司でも必ず食べるという方が多いのではないでしょうか?
でもお刺身を買ったり、捌いてもらったマグロが食べきれないなんてことはありませんか?
マグロは生ものですので足も早いですし、置いておくと味もどんどん落ちて行きます。
そんな時おすすめなのは冷凍保存です!
もちろん生で食べるのが一番なのですが、どうしても食べきれない時はこの方法が一番です。
ただ、冷凍するときはもちろん、マグロの場合解凍方法にもポイントがあります。
では一体どんな方法で冷凍し、解凍すればよいのでしょうか?
そこで今回は、そんなマグロの冷凍方法と解凍方法についてご紹介しましょう!
ぜひ目を通してみてください。
マグロの冷凍方法!
まずはマグロを冷凍保存する方法からご紹介しましょう!
一体どうすればいいのでしょうか?
冷凍方法
1、まずマグロをできるだけ薄く切ります。
薄く切るのが難しい時は、できるだけ細かくしましょう。
2、マグロをラップでしっかりと包みます。
空気が入らないようにピッチリと包みましょう。
大量にある場合は小分けにしてもかまいません。
3、フリーザーバッグの中に、できるだけ薄くなるように入れましょう。
ラップで包んだマグロが複数個ある場合は、上に重ねないように注意してください。
その後しっかりと空気を抜きます。
4、3を冷凍保存可能なアルミバットの上にのせる、もしくはアルミホイルで包み、冷凍しましょう。
冷凍庫の奥の方で保存します。
急速冷凍モードなどがある場合はそれを使ってください。
5、マグロが凍るまでは冷凍庫を開けないようにしましょう。
凍ってからもできるだけ開け閉めはしないようにしましょう。
ポイント
空気にふれさせず、急速冷凍することが大切です。
アルミバットやアルミホイルを使うと、家庭でも手軽に急速冷凍できます。
必ず使いましょう。
保存可能期間は?
基本的には1週間程度持ちます。
ただ、味がどんどん落ちますので、できるだけ早い段階で食べてしまいましょう。
マグロの解凍方法は?
ではマグロの解凍方法はどうすればいいのでしょう?
実はいろんな意見があるのですが、今からご紹介する「塩水解凍」が一般的なようです。
塩水を使った解凍方法
1、大きめのボウルなどに、30度程度のぬるま湯を入れます。
2、塩水が3~4%程度になるように塩を入れます。(水1リットル当たり30~40g)
海水程度のしょっぱさですね、粗塩があれば粗塩がおすすめです。
3、買ってきた冷凍マグロを解凍したい場合は、粉が付いていることがありますので、水道水で洗い流します。
自宅で冷凍したものは、袋から出しておきます。
4、マグロを塩水に1~2分ほどつけておきます。
5、付け終わったら、塩分を流してしまわないように、ザッとマグロを洗います。
少し塩化が残っていた方が美味しいです。
6、キッチンペーパーなどでしっかりと水気を拭き取ります。
7、ふれ布巾やキッチンペーパーを敷いた容器にマグロを入れ、1~2時間ほどマグロを冷蔵庫へ入れて落ち着かせます。
8、もし切る作業が必要なら7の後、半解凍の状態で切ってから食べましょう!
チヂミがある場合
ご家庭で冷凍した物にはないと思いますが、急速冷凍した物を購入して解凍した場合、チヂミと呼ばれる現象が起きることがあります。
チヂミのあるマグロを食べると、身がゴワゴワし、弾力がある状態になります。
原因は死後硬直です。
こう言うと嫌な感じですが、チヂミは死後硬直する前に冷凍された、とても新鮮な魚だからこそ起こる現象です。
このチヂミは、時間を置くと解消されますので、もし食べてゴワゴワした感触なら、更に2時間ほど置いておくと程良い状態になります。
<半日~置いておくのもおすすめ!>
工程の中で2時間ほど冷蔵庫で落ち着かせるとご紹介しましたが、新鮮なマグロの場合は半日置いておくと安心です。
実はそのマグロがチヂミの状態かどうかは、素人では見分けるのがかなり難しいようです。
半日というと長いですが、この程度置いておくことで、安心して食べることができます。
ただし、長く置きすぎると黒く変色しますのでご注意ください。
マグロはうまく解凍させよう!
どうしても食べきれない時は、マグロをうまく冷凍し、そしてうまく解凍させることが大切です。
是非ご紹介したポイントを守って、マグロを冷凍、解凍してくださいね!