小児科って何歳まで診てもらえるの?具体的な年齢について知りたい!
子供が病気になるとお世話になるのが小児科。
今やいろんなところにありますよね!
でもちょっと気になるのが、何歳まで小児科では診てもらえるのかという事です。
意外と具体的な年齢までご存知の方は少ないですよね。
実は一般的に言われている年齢と、実際見てもらえる年齢には少し差があるようです。
では一体何歳まで小児科に診てもらうことができるのでしょう?
今回は、意外と知られていない何歳まで小児科で診てもらえるのか、という事についてご紹介しましょう!
小児科は何歳まで診療可能?具体的な年齢についてご紹介!
それでは早速、何歳まで小児科で見てもらえるのかについてご紹介しましょう!
実は意外と大きくなるまで診てもらえるんですよ!
成人するまではOK!
実はここ10年程で日本小児科学会において小児科で見ることができる上限が引き上げられました。
現在では成人になるまで小児科で診てもらう事ができます。
小さなころから通っている小児科はもちろん、いつの間にか小児科には行かなくなっていたという20歳までの方でも診療してくれます。
ただし、病院によっては成人前後の方は内科へと誘導される場合もあるかもしれません。
一部では、親子で診てもらえる場合も
小児科はその名のとおり、子供を専門的に診察する病院です。
ただし、両親が成人していても親子で診てもらえる場合もあります。
内科と小児科を併設している場合もありますので、どうしても一緒に診てもらいたい時は相談してみるのも良いかもしれませんね。
ただし、断られることもありますのでご注意ください。
一般的には15歳まで
診察自体は、20歳まで問題なく見てもらえます。
ただ、一般的に小児科へと通うのは15歳までという方が多いようです。
実は10年以上前は中学生までが小児科の担当年齢でした。
15歳というのは体が大人とほぼ同じ状態になる年。
市販されている薬でも15歳以上になると大人と同量の薬を飲みますよね。
これと同じように、15歳は病院を切り替える一つのポイントとなっているようです。
実際、内科に切り替えたとしても問題のない年です。
持病のある場合は、医師の指示通りに
例えば15歳になったからと言って小さな時から持病を持っている場合は、勝手に転院してはいけません。
体のことをずっと見てきているお医者さんに診てもらう事が一番安心です。
どうしても転院したいというのであれば、医師と相談の上転院するようにしましょう。
15歳以下は小児科へ
15歳未満で中学生になったからという理由や、小児科が開いていないという理由で内科へと行くことがあるかもしれません。
しかし、これらはお勧めしません。
また、内科へ連れて行っても「小児科で診てもらってほしい」と断られることもあります。
大人と子供の体は、同じように見えて実は違います。
医師によっては、大人と子供は全く違う生き物だという方もいらっしゃいます。
臓器の大きさも全く違いますし、成長途中の子供の体は大人とは違い未熟な部分が多いです。
免疫力等の関係で年齢によってかかりやすい病気もあります。
また、大人と子供では同じ症状でも原因となるものが違う事もあるようです。
こういった時、より迅速に病気へと対応してくれるのは、患者の年齢に合った病院の医師です。
ですので、14歳までは小児科へ行くようにしましょう。
怪我は大人と同じでもOK
骨折をした時や怪我をした時、こういった場合は大人と同じ整形外科へ行くようにしてください。
たとえば、大人でもこういった時に内科へ行ってもきちんと対応してもらえませんよね。
それと同じで、子供も怪我をしたからと小児科へと連れて行っても治してもらえないことが多いです。
もちろん子供はよく怪我をしますので、転んだら毎回整形外科へ連れて行く必要はありません。
ただ、洗っても砂やゴミが取れなかったり、酷い出血や酷く腫れている場合は連れていきましょう。
病気は小児科、怪我は整形外科と覚えておくのが良いですね。
思っている以上に幅広い年齢を見る小児科。
ただ大人と子供の体の近いを考えると、14歳までは小児科、遅くとも成人になったら内科へと移動する方がよさそうですね。
小児科は成人まで見守ってくれるお医者さんです
現在は成人するまで見守ってくれる小児科医。
ぜひこれらのことを参考にして、病院を行き分けてみてくださいね!