食物アレルギーの症状と対応方法!小麦、卵、乳製品といった食品には注意しよう!

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食物アレルギーが起こる原因は、私達の体を守る”免疫”が、食べた食物を異物と勘違いして、体の外へ追い出そうと誤反応してしまうから。

食物は異物ではないのですが、消化と吸収が未発達の赤ちゃんや、疲れがストレスが溜まっている大人でも、ある日突然食物アレルギーを発症してしまうことがあります。

これは、本人の意思で防げることではなく、仕方がない体の誤反応で起こります。

食物アレルギーを発症すると、私達の体はどのような症状が出るのでしょうか?

大人が発症すると治らない!?

子供の場合は、免疫力がまだ低く、消化吸収機能が未発達のため、食物アレルギーを発症します。

成長とともに、免疫力が付き、消化吸収機能も発達するので、大人になる頃にはアレルギー物質を食べられるようになる可能性が高いです。

大人の場合は、子供の場合と違って、遺伝等の体質的な問題と、ストレスや生活習慣などが大きく関係してくるため、完治する可能性が低く、症状も重症化しやすいと言われています。

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こんな症状は食物アレルギーを疑おう!

● 皮膚、粘膜症状

食物アレルギーで最も多いと言われている症状が皮膚と粘膜に現れる症状です。

赤い発疹が突然現れ強い痒みを伴うじんましん。

口の中がイガイガと不快な症状が現れ、唇が腫れることも。

目の充血や目の周辺が腫れる。

● 呼吸器症状
くしゃみや鼻水、鼻づまり、咳や呼吸がゼーゼーヒューヒューと苦しくなる。
時には呼吸困難に陥ることも・・・。

● 消化器症状

卵アレルギーの人に多くみられる症状が消化器症状です。

強い腹痛や下痢、吐き気、そして嘔吐。

● アナフィラキシー症状

アナフィラキシー症状は全身性症状のことで、その名の通り全身のいたる所にアレルギー症状が現れる症状です。

血圧が下がる、意識を失うなどといった症状は、アナフィラキシーショックと呼ばれ、命に関わります。

卵や乳製品は要注意!食物アレルギーになりやすい食品

食物アレルギーを発症しやすい食品の御三家としてあげられるのは、卵、牛乳、小麦です。

卵、牛乳、小麦、そば、落花生、えび、かにの7品目は、省令で定められているアレルギーを引き起こしやすい特定原材料7品目です。

その中でもアレルギーを引き起こすアレルゲン食品として、卵、牛乳、小麦の割合が62%と半分以上をしめています。

なぜ卵、牛乳、小麦の3つは食物アレルギーを発症しやすいのでしょうか。

理由は”高たんぱく”にあります。

たんぱく質に反応しやすい免疫グロブリン(Ig抗体)を作りやすい体質の人は、たんぱく質が豊富な卵、牛乳、小麦アレルギーを発症しやすいと分かっています。

また、赤ちゃんが食物アレルギーを発症する場合、アトピー性皮膚炎などで、露出した粘膜などからアレルゲン侵入することで食物アレルギーにつながる可能性も報告されています。

食物アレルギーを発症した時の適切な対応とは

子供でも大人でも、アレルギー症状が現れたらまずは直前に何を食べたのかメモに書き出してみましょう。

現在現れている症状も同時にメモし、可能な限り早く病院を受診します。

子供の場合は小児科を受診し、大人の場合は最寄にアレルギー科、アレルギー外来などがあればそこを受診します。

なければ、現在現れている症状に合った病院を受診しましょう。

適切な治療を受けることで、症状を緩和することが可能です。

また、専門医から毎日の生活で気をつけることなどアドバイスも受けれるので、アレルギー症状が現れたら、可能な限り早く受診するようにしましょう!

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