イチゴジャムの賞味期限、開封後はいつまでに食べるべき?未開封や自家製の場合も気になる!
冷蔵庫の奥に、未開封のまま忘れられていたイチゴジャムがあったりしませんか?
しかも賞味期限がかなり過ぎていたりしてしまっていたり。
でも開封済みでないので大丈夫かも?!と思いたいですよね。
開封してしまったイチゴジャムは、賞味期限内でも気をつけたほうが良いかもしれません。
開封してから時間が長く経過していると、空気に触れたところから雑菌やカビが生えそうです。
しかし未開封の場合はどうでしょうか。一見大丈夫そうに見えますね。
また、イチゴがたくさんある時に自家製ジャムを作る方もいらっしゃることでしょう。
自家製ジャムの賞味期限はどれくらいなのでしょうか。
では、一般的な市販のイチゴジャム及び自家製のものについて、未開封の場合の消味期限と、開封後の日持ちについて見ていきましょう。
市販のイチゴジャムの賞味期限
賞味期限とは長期間保存が可能な食品について、安全性や風味などの品質が維持されると保証される期間の事です。主に加工食品に定められています。
一方消費期限とは、生鮮食品など約5日以内に品質が著しく悪化するものについて定められる期間です。
賞味期限が少々過ぎても、食べられなくなるわけでは無いようです。
風味の劣化については、保存期間や保存状態によって変わるでしょう。
さて、一般的に出回っているジャムの賞味期限は、実はあるものによって決められています。
それは、糖度と容器です。
まず糖度ですが、糖度が65%以上を高糖度、55%〜65%未満を中糖度、40%〜55%未満を低糖度と区分されています。
加工時に多く糖を加えられているものは、より長く保存ができます。
ですので、高糖度のもののほうが賞味期限が長く設定されます。
そして、容器による保存期間の違い。
ジャムは瓶詰めでよく販売されていますね。他には紙パックや少量の小袋、缶詰があります。
一番長く保存が可能なのは缶詰で3年間、次に瓶詰めになります。
先ほど挙げたように、糖度によって同じ瓶詰めのイチゴジャムでも賞味期限の設定が変わってきます。
高糖度や中糖度の瓶詰めの場合は2年と定められていますが、低糖度の場合は1年半と定められています。
開封後は3週間以内に食べきるように、とされています。
食べる時は期限内であっても、必ず見た目や匂いを確認して食べるようにします。
健康志向で砂糖控えめのジャムを選んだ場合は、賞味期限が短くなるので気をつけたほうが良いでしょう。
賞味期限を過ぎた場合
イチゴジャムの賞味期限に対して、実際安全に食べられる期間は1.3倍〜1.5倍の期間で考えられています。
瓶詰めの中糖度以上のジャムなら1年ほど過ぎてしまっても大丈夫かもしれませんが、保存状態にもよります。(消費は自己責任で)
瓶を開封してみて、見た目や匂いに変化が無いかを十分に確認してからにしましょう。
また、開封後は冷蔵庫で保存し、できるだけ早く使い切りましょう。
自家製イチゴジャムの保存期間
イチゴジャムのレシピはたくさんありますが、長持ちさせるのであれば果物の糖分と合わせて全体の糖度が50%を超えるように砂糖を加えます。
基本はイチゴの重量の50%〜100%の砂糖で作ります。
保存容器は煮沸消毒して、雑菌が付かないようにします。
出来上がりに再度沸騰した湯の中で瓶を煮立て脱気すると、長期間の保存が可能です。
保存場所は冷蔵庫で、かなり長期間保存する場合は冷凍庫に入れれば1年ほど保存が可能です。
冷凍のものは冷蔵庫で解凍して食べることができますが、再冷凍には向きません。
すぐに食べきるのであれば、砂糖少なめでも良いでしょう。この場合は保存には向きませんので注意してください。
ジャムを取り分ける時は
ジャムを少しでも長く楽しみたいのであれば、取り分ける時に清潔なスプーンなどを用いましょう。
パン粉や他の食品が付くと、そこからカビが発生しやすくなります。
口につけたスプーンは以ての外です。
そして、長時間空気に触れさせないよう、蓋はすぐに閉めましょう。
雑菌を繁殖させないようにすると、長く保存ができます。
保存は冷蔵庫で、美味しいうちにできるだけ早く食べてしまいましょう。
イチゴジャムはパンやヨーグルトに添えるだけでなく、料理にも使えます。
肉料理にイチゴの甘酸っぱさがよく合いますから、余ってしまったイチゴジャムで試してみてくださいね。