意外と知らない?原稿用紙の使い方!~横書きの原稿用紙の使い方~

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日本人であれば、小学生のころから書く練習をしている原稿用紙。

読書感想文や遠足の感想なども原稿用紙が使われることが多く、使い方もよく知っているという方も多いと思います。

ただ、この原稿用紙は「縦書き」の原稿用紙であったはず。

横書きの原稿用紙の使い方についてはどうでしょう?

特に大学受験などでは、横書きの原稿用紙を使う事が多く、その使い方に戸惑う事もあると思います。

では一体横書きの原稿用紙はどのようにして使えばいいのでしょうか?

そこで今回は、横書き原稿用紙の使い方についてご紹介します!

よくご存知ないという方は、ぜひ参考にしてくださいね。

原稿用紙の使い方~横書き編~

それでは早速、横書き原稿用紙の使い方についてご紹介しましょう!

一体縦書きの場合と何が違うのでしょう?

基本ルール

まずは基本的なルールをご紹介しましょう。

縦書きもそうなのですが

・タイトルと名前の書き方

・書き始めは1マスあける

・段落が新しくなる時は、必ず改行をし、書き始めは1マスあける

・外来語はカタカナで

と言ったルールは変わりません。

タイトルは3マス程開けてタイトルを書き、その下か次の行に姓と名の間は1マス空けて、名前を書きます。

ただ、横書きの場合はタイトルや名前を省略することもありますので、その場合は指示に従いましょう。

数字

では次に縦書きとの一番大きな差をご紹介しましょう。

それは数字です。

縦書きの場合、数字は「一、二、三…」と原則漢数字を使いますよね。

しかし横書きの場合は「1,2,3…」と原則算用数字を用います。

この時に注意したいのは「算用数字は半角」という事です。

つまり「普通の文字の半分のサイズで書いてくださいね」という事です。

半分のサイズなので「1マスに2つの数字を入れること」が可能です。

つまり、1234という数字があれば

「12」を同じマスに入れ、「34」が次のマスに一緒に入ることになります。

ただ、算用数字を入れる時は3桁ごとに「,」が必要です。

つまり1000なら1,000としたいわけですね。

横書きの場合でも、通常の「、」は全角と言って1マスに原則「、」だけしか書きこむことができません。

しかしこういった時、「,」は「半角の文字」として扱われます。

ですので1,000だと「1,」で一つのマス、「00」で一つのマス、「0」を一つのマスに書くことで正解となります。

最後の0は一つですが、組み合わせる相手がいないので一つで構いません。

英語も半角

また、英語で書くこともあると思いますが、その時も半角の物があります。

基本的に、小文字は半角扱いなので、数字同様の扱い方をしてください。

ただし、大文字は全角扱いなので注意が必要です。

また、単語と単語の間は、一マスあけるようにしましょう。

かぎかっこの使い方

縦書きとの大きな違いは、かぎかっこの向きです。

横書きにあった向きで記入するようにしてください。

こちらは全角と同じ扱いで基本的には1マスを使って記入します。

ただし、語頭にかぎかっこを持ってくることはできないのでそうなる場合は、文字と一緒に使っても構いません。

また引用の関係などで句読点の後に閉じかっこをつける場合は、行の途中でも句読点と閉じかっこを一緒のマスに書くようにします。

タイトルや引用しているものは分かりやすくするために『』(二重カギカッコ)を使うようにします。

句読点

句読点の扱いは、そんなに縦書きと違いはありません。

全角扱いで基本的には1マスに書きます。

ただし、違いも少しあります。

ひとつは先ほど説明した閉じかっことの関係ですね。

また一番最後の文を締める時の使い方も、場合によっては使い方に違いがあります。

基本的に、こちらも語頭に持ってくることはできませんので、そういったことになる場合は、マスが残っていなくても前の行の一番最後のマスに文字と一緒に書き込むことができます。

違いは最後の文章です。

一番最後の文章の締めでは、上記のような場合語頭に持ってこなければいけません。

前の文字と一緒に書き込むことはできませんのでご注意ください。

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微妙に違う原稿用紙の使い方

縦書きと横書きの原稿用紙は、同じように書けばいいというわけではありません。

特に受験生の方は間違う事で、点数を引かれることもあります。

今回の記事を読んで、微妙な違いがあるという事を理解しておきましょう!

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