炎色反応の覚え方ってどうすればいい?果物を使った覚え方をご紹介!
炎色反応という物をご存知でしょうか?
その名のとおり、炎色反応はアルカリ金属などの塩類を炎の中に入れると、炎の色が変化する現象のことです。
入れる物によって何色に変化するかは決まっており、理科の授業ではその色を覚える学校もあると思います。
ただ炎色反応は、単純にどの物質が何色に変わるかという覚え方では、なかなか覚えることはできません。
でも大丈夫、覚え方にはちょっとしたコツがあるんです。
実は果物を使えば、炎色反応は簡単に覚えることができます!
でも果物を使った覚え方とは、一体どういう事なのでしょうか?
そこで今回は、そんな果物を使った炎色反応の覚え方についてご紹介しましょう!
是非参考にしてくださいね!
炎色反応の覚え方~果物を使う覚え方~
それでは早速、炎色反応の果物を使った覚え方についてご紹介しましょう!
一体どう果物が使われるのでしょう?
炎色反応のある物質
基本的な炎色反応は7つの物質によって引き起こされます。
Li リチウム
Na ナトリウム
K カリウム
Cu 銅
Ca カルシウム
Sr ストロンチウム
Ba バリウム
基本的にテストなどで出るのはこの7つの物質です。
この7つを覚えておけば入試などでも問題ないと思います。
それぞれの色
それでは次に、それぞれの色についてご紹介しましょう!
Li 赤
Na 黄色
K 紫
Cu 緑
Ca オレンジ
Sr 赤(紅)
Ba 青緑
という色になります。
LiとSrは同じ赤なのですが、同じ赤でも少し色味が違います。
どちらも赤でも間違いではないと思いますが、Srの場合は紅色としても問題ないはずです。
ではこれらをどのように果物で覚えるのでしょう?
それぞれの名前を果物の名前に当てはめよう!
どういう事かというと、例えばLiの場合。
読むと「り」という言葉にあてはめられますよね。
リで始まる果物と言えば「りんご」があります。
リンゴは赤色が定番なので「Liはりんごのりなので、赤色」と覚えることができます!
他の物も同じように当てはめて行きましょう!
Li りんご→赤
Na なし→黄色
K 巨峰→紫
Cu こちらのみ、Cuは銅なので「ど」をとってドリアン→緑
Ca 柿→オレンジ
Sr いちご→赤(紅色)
Ba (若い)バナナ→青緑
一部苦しい物もありますが、おおむね綺麗に当てはめることができます。
ただ自分の覚え方が一番なので、もし他によさそうな果物などがあれば、それを当てはめてみてください。
名前と色がシンクロしているので、とても覚えやすいですよね!
他の覚え方
それでは、他の覚え方ってないのでしょうか?
語呂合わせ
原子記号を覚える「水平リーベー…」のように語呂合わせで覚えることもできます。
「リアカー無きK村、動力借りようとするもくれない馬力」
を使います。
どうあてはめるのかというと
リアカー→ Li 赤
無き→ Na 黄
K村→ K 紫
動力→ Cu(銅) 緑(“りょく”と読む)
借りようと→ Ca オレンジ(橙→”とう”とも読めるため)
するもくれない →Sr 紅(“くれない”と読む)
馬力→ Ba 緑(りょくとも読むため)
※本来青緑ですが、緑でも間違いではありません。
と当てはめます。
果物よりこちらの方が覚えやすいという方は、使ってみてください!
歌を使う
最近よく聞く、歌を使った覚え方。
炎色反応でも使う事ができます。
楽しく笑いながら覚えるならこの歌です。
1分にも満たない歌ですが、本当に覚えなければいけないのは30秒程度なので簡単に覚えられますよ!
先ほどの語呂合わせをうまく使った歌詞は、覚えやすく思わず笑ってしまいます。
是非一度聞いてみてください!
【炎色反応ラップPV】Co.慶応が届けるお勉強クリスマスソング♪
もう一つはちょっとおしゃれなラップを使った覚え方です。
4分ほどの曲ですが、覚えるべき点は最初の10秒ほどなので簡単だと思います。
こちらも語呂合わせをうまく使っていて、その後に独自の歌詞を持ってきていますよ。
一度聞いてみて、覚えやすそうならこちらを使ってみるのはいかがでしょう?
炎色反応は自分に合った覚え方で!
炎色反応は果物と組み合わせることで、より覚えやすくなります。
ただ、他の覚え方もありますので、あなたに合った物を探してみてください。
ぜひご紹介したような覚え方で、炎色反応を覚えてくださいね!