クッキーとビスケットって何が違うの?二つの違いについて知りたい!
美味しいお菓子と言えば思い浮かべるものはなんでしょうか?
ケーキやアイス、クッキーやビスケットを思い浮かべる方も多いかもしれませんね!
どれもとても美味しい物ですが、クッキーとビスケットって、どう違うのかご存知ですか?
どちらも見た目はそっくりですが、食べるとなんとなく違いますよね。
クッキーは濃厚でビスケットはあっさりと言った違いが一般的かもしれませんね。
では一体具体的にはどう違うのでしょう?
そこで今回は、意外と知らないクッキーとビスケットの違いについてご紹介します!
知らないという方は、ぜひ一度目を通してみてくださいね!
クッキーとビスケットってどう違いがあるの?
それでは早速クッキーとビスケットの違いについてご紹介します!
一体どんな違いがあるのでしょうか?
材料
まずは材料の違いから見て行きましょう!
違いはあるのでしょうか?
・クッキー
小麦粉
砂糖
バター
この3つが基本的なクッキーの材料です。
これをよく練って薄くのばし、型を取って焼けばサクサククッキーの完成です。
・ビスケット
小麦粉
砂糖
バター
牛乳
この4つがビスケットの材料です。
牛乳が加わるのは大きなポイントですね!
ただこちらもよく練って薄くのばして焼いた物です。
こちらもサクッとしていますよね。
牛乳の違いとはそんなに大きいのでしょうか?
%の違い
実は大きな違いというのは、材料の%の違いです。
一体どういう事でしょう?
・クッキー
クッキーの場合
糖分、脂肪分が40%以上の物
という決まりがあります。
つまり、これ以下であればクッキーではない、と言う事ですね。
・ビスケット
ではビスケットの場合はどうでしょう?
糖分、脂肪分が40%以下の物
という決まりがあります。
これ以上はクッキーになってしまうという事ですね。
材料の違いというよりは、材料の%の違いです。
また場合によってはクッキーとビスケットは材料も一緒だと言われることもあります。
菓子業界での違い?
またこれらの違いはお菓子業界で言われている違いという意見もあります。
つまり手作りの物に関しては、上記に当てはまらないという事ですね。
こうなると明確な違いはなく、本人が何を作ったのかによって、呼ばれ方が変わりそうですね。
世界でのクッキーとビスケット
では世界的にみるとどうなんでしょう?
日本と同じように違っているのでしょうか?
日本だけの違い
実は上記のクッキーとビスケットの違いというのは、日本でしか通じない違いです。
世界的にここまで細かくクッキーとビスケットを分ける国はなく、どちらかの言葉がない国もあります。
アメリカの場合
日本では分けられているクッキーとビスケットですが、アメリカではこれらすべての事を「クッキー」と呼びます。
ビスケットはというと、パンのような焼き菓子の事を差します。
パンももちろん含まれますが、スコーンのこともビスケットと呼びます。
ケンタッキーフライドチキンでは、日本で考えられているのとは違う、パンのようなものがビスケットとして売られていますよね。
ケンタッキーはアメリカから来たお店なので、こういったわけがあるんです。
イギリス
イギリスではどうでしょう?
実はイギリスでは「クッキー」という言葉がないようです。
ですのでクッキーもビスケットもどちらのことも「ビスケット」と呼ぶようです。
同じ英語圏でも、違いがあるんですね!
ヨーロッパでも基本的にはイギリス的な考え方のようですよ。
なぜ日本はこんなに細かい違いがあるの?
それではなぜ日本ではこんなに細かい違いがあるのでしょう?
実はそれには、日本でのクッキーとビスケットの立ち位置に関係があります。
日本ではビスケットより、クッキーの方が高級なお菓子だと考えられている時代がありました。
とはいえよく似ているので、混同して売られては大変ですよね。
その為消費者誤認を防ぐため、糖分と脂肪分の割合をそれぞれで決め、明確な基準を作ったというわけです。
クッキーとビスケットは、とてもよく似ているものなので、世界的にみると明確な基準はありません。
ただ日本では、こういったことから違いがあるという事を、ぜひ覚えておいてください!
クッキーとビスケットはよく似た食べ物
世界的にみると、日本で言うクッキーとビスケットは同じ物です。
アメリカなどの違いでは、全く違うものと言えますね。
同じものでも国によってここまで違うとは面白いですよね!
海外で混同しないように、ぜひ覚えておいてください!