子供が頭を打った時の対処法、こんな症状が出たら病院へ!

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子供が転んで頭を打ったりすることはよくあります。

気をつけなければならないのは、子供、特に乳幼児は言葉で症状を説明することが難しいため、頭を打った後の様子をしっかりと観察しておく必要があります。

どのような症状が見られたら病院に連れていく必要があるのかを知っておくと、頭を打った後に落ち着いて対処できるでしょう。

症状の中には、すぐさま病院に連れて行かなければならないものがあります。

では、子供が頭を打ってしまった時に注意するべき症状と、病院に行くタイミングを見てみましょう。

頭を打った時に最初に確認すべきこと

頭を打った時には、どのように打ったのかを確認しましょう。

例えば、高いところから落下したり、交通事故など強い衝撃を受けた時は、危険な頭の打ち方をしている可能性が高いです。

そして、まず最初に、呼びかけに反応するか、意識がしっかりしているかを確認
します。
しっかり受け答えができ元気そうなら、あまり心配がないことが多いです。

小さい子供、とりわけ乳幼児は頭を打った後に大泣きします。

しかし、泣かずに眠ってしまい意識がない場合、ぐったりしていて反応がない、痙攣を起こしたりしている場合は、すぐに救急車を呼びましょう。

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注意するべき症状

頭を打った後、次のような症状が見られたら病院に行く必要があります。

●頭を打った後に意識がない、呼びかけに応じない

頭を強打しても泣かずに反応が無かったり意識が遠のいているようなら、すぐに救急車を呼びましょう。

●出血している

頭はとても出血しやすいです。

まず、落ち着いて止血をしましょう。

しばらく押さえていると大抵は止血しますが、止まらない場合はすぐに病院に行きましょう。

鼻血が出ている場合、後頭部を打っての鼻血や、鼻水に血が混じったようなものがみられた場合は注意が必要です。

●打ったところが凹んでいる

子供の頭蓋骨は柔らかいので、凹んでいるようなら骨折していまっているかもしれません。

早めに病院に連れて行きましょう。

●嘔吐する

嘔吐が一度だけなら様子を見てみましょう。

何度も嘔吐をする、顔色がよくないのなら、早めに救急車を呼びましょう。

●痺れがある

歩き方や手足の動きを確認します。

左右差がある場合、例えば片方だけ動きが悪い場合や痺れがある場合は、脳や神経に何か損傷があるかもしれません。

このような場合は救急車を呼びましょう。

たんこぶができた場合

たんこぶが出来た場合、患部を20分ほど冷やして様子を見ましょう。

血流がよくなると悪化してしまうことがあるので、その日の入浴は短時間で済ませましょう。

もし側頭部にたんこぶが出来たのなら、より注意して経過をみる必要があります。

側頭部は他の箇所に比べて損傷しやすいからです。

後になって症状が出ることも

頭を打った後に特に症状が見られなくても、48時間は観察をするようにしましょう。

後から様々な変化が見られることがあるからです。

だんだんと痛みが強くなったり、発熱をしているようなら注意が必要です。

また、歩き方がおかしかったり呼びかけに対する反応が普段と違うなども、気をつけるべき症状です。

経過の観察時は安静にし、体調の変化に気がついたらすぐに病院を受診するようにしましょう。

わずかな変化でも見逃さず念のため検査を受けてみて、何もなければ安心ですね。

子供は体の割合的に頭が重いので転びやすく、頭を打ちやすいものです。

気をつけていても未然に防ぐのが難しいのですが、もし打ってしまっても対処できるように備えておきたいですね。

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