皮膚科でニキビ治療をした場合の期間や、気になる薬の種類や料金は?
お肌トラブルの代表的な物といえば、なんといってもニキビ。
できているのを見るだけでなんだかテンションが下がってしまいますよね。
そんなニキビをあなたは自分で潰していませんか?
ニキビは必ず皮膚科で治療するようにしましょう!
でも皮膚科に行くとなると、どのくらいの期間がかかり、どんな薬をもらって、どのくらいの料金がかかるものなんでしょうか?
今回は皮膚科でニキビを治すとかかる期間と薬の種類、そして気になる料金についてご紹介します。
自分でやるよりは料金がかかりますが、自分で潰すと大変な事になることもあります。
的確な薬を使って、正しくニキビを治療しましょう!
皮膚科でニキビを治療する期間ってどのくらい?
それではまず、皮膚科でニキビを治療する期間についてご紹介しましょう。
人によってまちまちです
ニキビの状態はもちろん、その人の生活習慣はお肌の状態によって、治療する期間は違ってきます。
大体2~3カ月ほどで効果が出始めると言われていますが、繰り返しニキビができる等で2~3年通院している方も中にはいらっしゃいます。
基本的に、ニキビは気長に治療していくもののようです。
ただし、ニキビになりかけの物も治療してくれますので、よくニキビができるという方は皮膚科へ。
皮膚科でニキビの薬はどんなものを使うの?
それでは次に、皮膚科で処方されることも多い薬の種類についてご紹介しましょう!
ディフェリンゲル
こちらは、欧米でよく使われるニキビの薬です。
外用薬で、日本でも保険適用薬として扱われています。
効果の高いニキビ薬で、できている物だけでなく、ニキビの原因となる毛穴のつまりも防いでくれます。
抗生物質
こちらは外用、内服どちらのタイプもあります。
基本的に抗生物質はニキビが炎症を起こしている場合に用いられます。
外用タイプはアクアチムクリームやローション、ダラシンTゲルやローションといった種類になります。
内服タイプはルリッド、ミノマイシン、クラリスといった種類です。
特に酷い炎症の場合は内服薬となります。
外用、内服ともに保険適用の薬です。
ビタミン剤
ビタミン不足はニキビができる原因です。
生活習慣に問題がある場合はビタミン剤を渡されることもあります。
ビタミンB2、B6、Cといった物たちは、皮膚を健康に保つ働きがあります。
もちろん保険適用になりますので、安心してください。
保険適応外
保険適応外にはなりますが、トレチノインという薬もあります。
こちらはディフェリンゲルとよく似た内容の薬となります。
体質によってはディフェリンゲルよりトレチノインの方が良いとされる場合もありますので、先生と相談してみましょう。
その他、ホルモンバランスの乱れによるニキビの場合は、ピルが処方される場合もあります。
生理前等によくニキビが悪化する方はこちらが原因かもしれません。
処方されるピルは、低用量ピルと言われ、副作用もほとんどないものです。
また、抗男性ホルモン薬を処方されることもあります。
ただし、使用条件がありますので先生の質問にはキッチリと答えるようにしましょう。
皮膚科で治療するといくらくらいかかるの?
それでは最後に、皮膚科でかかる料金についてご紹介しましょう。
人によって差があります
薬にもいろんな種類があるように、料金に関しても人によって差があるというのが本当のところです。
ただ、大体が初診の3割負担で2000円程度まで、という事が多いようです。
あくまでも目安ですが、このくらいの治療費だと思っておいてください。
薬代は別
上記でご紹介した金額には、薬代が含まれていません。
3割負担の方で1000円から3000円程度となります。
こちらはあくまでも保険適用の薬を使った場合です。
適応外になるともう少しお値段がするかもしれません。
ニキビ跡の治療には万単位の料金が
例えば自分でニキビを潰してニキビ跡が残ってしまった場合は、実費治療となります。
レーザー治療などいろんな方法がありますが、そうなると金額は万単位になることも珍しくありません。
そんなことにならないように、自分で潰さないようにしてくださいね。
皮膚科でしっかりとニキビを治そう!
病院ではあなたに合ったニキビの薬を処方してくれます。
一番効率の良い治療法ですよね。
是非ニキビで悩んでいるという方は、自己治療せずに皮膚科へ行きましょう!