低血圧が原因だった!?寝起きの辛い頭痛や吐き気の対策をしよう!
寝起きに頭痛や吐き気を起こすことがある。
または、寝起きはいつも何だか体調が優れない・・・。
そんなお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか?
朝起きるたびにこのような症状が出ていては気持ちよく朝を迎えることが出来ないどころか、日常生活へ支障が出てしまう程重症度が増してしまうことも。
寝起きの頭痛や吐き気等の症状、それは低血圧が引き起こしている可能性があります。
低血圧の治療は病院でも行うことが出来ますが、生活習慣の見直しによって改善されることもあります。
低血圧の原因やその対策法、さらには症状を和らげる解消法をご説明します。
すっきり気持ちよく目覚めて1日をエネルギッシュに過ごしましょう!!
低血圧って何?
低血圧とは一般的に、最高血圧が100mmHg以下 最低血圧が60mmHg以下のことを指します。
健康診断の際や、病院で測る機会がありましたら、参考にしてみてください。
では、そもそも低血圧とは、私たちの身体がどのような状態になっているのでしょうか?
私たちの体内は絶えず血液が流れています。
低血圧とは、その血液が上手く流れていなく、勢いが弱まっている状態のことを言います。
このため、身体に負担がかかり、様々な症状を引き起こしているのです。
頭痛や吐き気以外にも、全身の倦怠感や立ちくらみ、眼精疲労や肩こり等の症状も現れることがあります。
また、気力が起きない、イライラしやすい等の精神面にも悪影響を及ぼしているのです。
血圧を正常値に保つことは私たちの心身の健康維持に欠かせないということがお分かり頂けたのではないでしょうか?
低血圧になる原因とは
では、どうして低血圧になってしまうのでしょうか?
その原因はいくつか挙げられます。
・自律神経の乱れ
・生活習慣の乱れ
主な原因はこの2つになります。
しかし、低血圧には種類があり、このうち「二次性低血圧」と呼ばれるものは身体に何らかの病気が潜んでいることで引き起こされている場合があります。
これを放置してしまうと、その病気の進行や悪化に繋がる可能性もあるので、原因が分からずに低血圧が長引く場合は一度病院での検査をして頂きたいと思います。
今回は、二次性低血圧以外の場合の対策法をご紹介します。
まずはこれらの対策を行い、ご自分の身体に良い変化が感じられているか、自分自身でよく観察してみてください。
すぐに実践できる対策方法!
食事編
・朝食を必ず摂る
これは朝食を摂ることで、体内にエネルギーを送り込むためです。
お腹が空かない、という方もジュースでも良いので何か体内に入れるように心がけましょう。
・意識して摂りたい栄養素
良質なタンパク質(肉類、魚類、乳製品、大豆など)
ミネラル(わかめ、ひじき等の海藻類に多く含まれる)
ビタミン(カボチャ、小松菜等の緑黄色野菜、根菜類、トマト、みかん等)
日本人の和食にかかせない納豆は、なんとこの3つを全て含んでいる、いわはスーパーフードです!
ぜひ、普段の食事に取り入れてみましょう。
・適度な塩分の補給
高血圧の人は塩分を抑える必要がありますが、低血圧の人は逆に塩分を少し多めに摂ると良いでしょう。
梅干しや味噌は塩分を含む上に、血流を送り出す力を高めてくれる効果もあるので積極的に摂りたいですね。
また、コーヒーやお茶等のカフェインが低血圧に良いというデータもありますが、摂りすぎには注意しましょう。
運動編
下半身の筋肉を付けることで、血流の流れが良くなると言われているため適度な運動も効果的と言えるでしょう。
・ウォーキング
・ヨガやピラティス
・水泳
また、運動が苦手な方やまとまった時間が取れない方におすすめの方法もご紹介します。
・かかと上げ運動
立った状態でかかとの上げ下げを行うのみです。
ふくらはぎの筋力をつけて、血液を心臓まで送る力を付けましょう。
・階段を使うようにする
毎日でなくても、気分が良い日、今日はやってみよう!と思う時だけでも階段を使ってみましょう。
かかと上げ運動は、日々のスキマ時間で出来るのでとてもおすすめです!
ここで注意すべきことがあります。
低血圧の方は、その症状にも挙げられているように倦怠感や立ちくらみが起こることがあります。
決して張り切って無理をしすぎないように気を付けましょう。
生活編
・出来るだけ毎日同じ時間に寝て、起きるように心がけましょう
・ぬるま湯にゆっくりと浸かりましょう
・タバコやお酒の過剰摂取は控えましょう
ツボ押しで解消!
ここで、低血圧に効果があると言われているツボをいくつかご紹介します。
頭痛や吐き気の症状の緩和にも繋がりますので、試してみてください。
風池
頭の付け根の大きなくぼみの部分にあります。
足三里
ひざのお皿から指4本ほど下に下がった部分。すねの外側にあります。
労宮
拳を握ったときに中指が当たる部分にあります。
最後に
今まで悩んでいた起床時の不調は低血圧が原因だったとしたら・・・
自分自身で解消出来るかもしれません。
さっそく今日から実践してみてください!