あなたはどう言い分けてる?中華そばとラーメン、その違いについて知りたい!

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毎日食べる方も多いラーメン。

店舗数も多く、もはや国民食と言ってもいいほど普及しています。

そんなラーメンですが、中華そばとも言われますよね。

でも中華そばというと、ラーメンと同じ味をイメージする方が多いのではないでしょうか?

ラーメンと中華そば、味的にはかなり同じもののようですが、一体どんな違いがあるのでしょうか?

そこで今回は、そんなラーメンと中華そばの違いについてご紹介します!

ラーメンと中華そばの違いって?

それでは早速、ラーメンと中華そばの違いについてご紹介しましょう!

一体どんな違いなのでしょうか?

実は同じもの

中華そばと言えば、ラーメンよりもあっさり味で、醤油などを使った和風味のものというイメージの方が多いかもしれません。

しかし実際はラーメンと中華そばに違いはないんです。

単なる呼び方の違いで、基本的には同じものを指します。

極端な話、あっさり和風醤油味でもラーメンですし、豚骨こってり味でも中華そばです。

中華そばはなぜあっさり醤油のイメージがなぜあるの?

とはいえ、中華そばはあっさり醤油味のイメージという方は多いと思います。

豚骨で中華そばというと、なんだか違和感もありますよね。

実は「中華そば」と呼ばれていた当時、一番ポピュラーだったのがあっさり醤油味のものでした。

そこへ具材と入れたものが中華そばとされていたため、ラーメンと同じものではあるのですが、中華そばはあっさり醤油味のものというイメージがつきました。

その為、現在でも中華そばはラーメンという料理の中にある、ひとつのジャンルではないか、という方もいます。

しかし、その頃ラーメンという名前は中華そばほどは一般的ではありませんでした。

なぜラーメンの方が主流になったのでしょう?

これにはラーメンの日本における歴史が関係しています。

ラーメンは明治初期にやってきた食べ物

ちょっと意外かもしれませんが、ラーメンという食べ物が日本にやってきたのは明治初期です。

日本においては、意外と歴史の浅い食べ物なんです。

この頃ラーメンは「南京そば」と呼ばれていました。

「南京」とは中国を差す言葉なので、「中国のそば」という事ですね。

日本にはすでに「和そば」がありましたので、中国からやってきたそばを「南京そば」と呼んだのだと考えられます。

その後、明治の中期ごろになると「支那そば」(支那は中国という意味)、「老麺」「柳麺」などと名前が変化しました。

そして戦後になると、支那という言葉が「中華」へと変化していったと言われています。

実は現在の中国は1946年に「中華民国」と名前が変わりました。

その為、戦後は以前使われていた「支那」ではなく、「中華」を使う事が推奨されていました。

その為そばの名前も「中華そば」に変わったというわけです。

ラーメンと言われるようになったのは?

しかし、中華そばになった経緯はわかっても、なぜ「ラーメンになったのか」は分かりませんよね。

実はこの説に関しては、かなりたくさんの説があり、現在でも討論が続いているのですが、昔の呼び方の中で「らぁめん」という呼び方や書き方も既に存在していました。

ラーメン屋さんで今でもたまに「らぁめん」と書いているところがありますが、これはその名残を使っているのだと考えられます。

ただ、それまでは「中華そば」がポピュラーな名前でした。

中華そばからラーメンという名前に変わった原因は、ある商品の大ヒットが原因です。

それは、皆さんご存じ「チキンラーメン」。

この商品の爆発的ヒットにより、中華そばよりもラーメンという名前の方が、一般的になっていった、と言われています。

お店によって現在でも使われていることも

とはいえ中華そばや支那そばという言葉が、完全に消えたわけではありません。

古くからお店をやっている場所等では、オープン当時のまま「中華そば」としていることもあります。

また、昔ながらの味という事で、わざと中華そばという名前を使っている新しいお店もあるそうですよ!

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中華そばもラーメンも、どちらも美味しい食べ物です

中華そばとラーメン、どちらも同じものを指すとは言いましたが、中華そばはあっさり味の懐かしいイメージが大きいですね。

ぜひあなたも、こういったことを踏まえて、注文してみてくださいね!

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