蒸し器を家にあるもので代用して、美味しい蒸しパンを作ろう!
蒸しパンを作る時は蒸し器で蒸すのが基本です。
しかし蒸し器は使用頻度が限られるし、出すのが面倒だったりします。
蒸し器を置いていないご家庭もあるのではと思います。
蒸し器は無いけれどフふわふわの蒸しパンを作りたくなった…
こんな時は、何かで代用ができるものなのでしょうか。
結論から言うと、蒸す料理は水蒸気を発生させることができれば可能なので、実はいろいろなもので代用ができます。
蒸し器が無い場合に代用できるものと、それらを使った蒸しパンの作り方をご紹介します。
鍋やフライパンで代用
鍋やフライパンでも蒸しパンを作ることができます。
必要なのは耐熱性の型(シリコンカップやココット、アルミ型など)と、鍋やフライパンの蓋です。
鍋やフライパンに水を張り蓋をすることで、蒸気を発生させ蒸し器と同じように蒸すことができます。
フライパンを使用する場合は、少し深めのものを用意しましょう。
蒸しパンの蒸し方は次の通りです。
⑴生地を型の八分目まで入れる
⑵鍋、フライパンに生地を入れた型を並べる
⑶鍋、フライパンに、水を型の3分の1〜半分の高さまで注ぐ
⑷蓋をして加熱し、蒸気が上がってから約12分蒸す
竹串を刺して生地がついてこなければ蒸し上がりです。
水滴が落ちるのが気になる場合は、蓋を布巾で包んでおくと良いでしょう。
鍋やフライパンで代用する時の注意点
フライパンの場合は特にですが、水が足りなくなり空焚きになることがあります。
水をたくさん入れすぎると、今度は沸騰した時に生地にかかってしまうことがあります。
水の量には気をつけ、足りなくなるようでしたら途中で湯を足しましょう。
型を並べる場所によっては、火が当たりすぎで焦がしてしまうことがあります。
火加減と型の置き場所にも注意しましょう。
その他の作り方
●電子レンジを使う
生地を型に入れ、軽くラップをし、2分ほど加熱をすると蒸しパンができます。
生地を流し込む容器は、電子レンジでの加熱が可能なものであれば何でもOKです。
マグカップやボウル、タッパーなどでも作れますよ。
加熱時間は蒸しパンの大きさや電子レンジにより異なりますので、様子を見ながら加熱しましょう。
●炊飯器を使う
炊飯器の釜に生地を流し入れ、炊飯のスイッチを押すだけでスポンジケーキのような大きな蒸しパンができます。
加熱が足りない場合は、再度炊飯スイッチを入れ、5〜10分ほど様子を見てみましょう。
時間があるときは、炊飯器を使うと失敗なく簡単にできるでしょう。
時短なら電子レンジ
蒸し器がなくても、家にあるもので代用して蒸しパンが作れることがわかりました。
鍋やフライパンで蒸す方法は、蒸し器に一番近いかもしれません。
しかし、時間をかけずに作るのであれば、電子レンジを使う方法が手軽でしょう。
思い立ったらすぐ、パパッと作ることができます。
何より火を使わないので、お子様と一緒に簡単におやつを作ることができますね。
蒸しパンは具材のアレンジも簡単です。柔らかく食べやすいので、離乳食にもおすすめです。
蒸し器なしでも気軽に、ふわふわで美味しい蒸しパン作りを是非お楽しみくださいね。