モールス信号の覚え方にコツってある?日本語のモールス信号を覚える方法!
暗号のように、二つの符号を組み合わせて言葉を送るモールス信号。
現在でも使われている通信方法の一つです。
アルファベットを表す物もありますが、日本語を表すモールス信号もあります。
でもこのモールス信号、当然普通の日本語とは全くタイプが違うので、一から覚える必要があります。
とはいえそのまま丸暗記しようとするのは、かなり大変!
モールス信号に覚え方はないのでしょうか?
そこで今回は、そんな日本語のモールス信号の覚え方についてご紹介しましょう!
一体どんな覚え方なのでしょうか?
日本語のモールス信号を覚えたいという方は、ぜひ参考にしてくださいね!
モールス信号の覚え方~日本語編~
それでは早速、日本語のモールス信号の覚え方についてご紹介しましょう!
一体どんな方法があるのでしょうか?
合調音法
あまり聞き慣れない方法ですが、簡単に言うと語呂合わせですね。
旧陸海軍でも取り入れられてきた覚え方で、一番ポピュラーかもしれません。
少し例をご紹介しましょう。
あ ― ―・― ―
「あ」のモールス信号はこういった符号です。
でもそのまま覚えるのは大変ですよね。
この符号は「あーゆーとこーゆー(ああいうとこう言う)」と覚えます。
これなら少し覚えやすくなりますよね。
大体語呂合わせの一番最初の文字が、該当の文字となります。
どういう事かというと、「あーゆーとこーゆー」の場合「あ」から始まるので「あ」の語呂合わせという事ですね。
こちらから他の文字の語呂合わせを確認できます。
・あまり推奨しない方もいる
実はこの合調音法、あまり推奨しない方も多いようです。
なぜならこの覚え方の場合、まず語呂合わせを頭に浮かべてからどの文字だったのかを判断することになるからです。
つまり― ―・― ―という信号が来た時、瞬間的に「あ」と分からなければいけない物を、「あーゆーとこーゆー→あ」という段階を踏んで思い出すことになるからです。
この差は一般の方から見るとほんのわずかな差なのですが、仕事として使う時には大きな差です。
こういった通信を仕事としている場合、ものすごいスピードでモールス信号のやり取りをします。
その為、一瞬でも判断に迷うとその後の文章が分からなくなってしまいます。
合調法の場合は思い出すまでの段階が多いため、あまりお勧めされないのです。
ただこの方法で学んで、語呂合わせを経由しなくても分かるようになったという方もいます。
また、ちょっと覚えたいという程度ならこの方法でもそんなに大きな問題はないと思いますよ。
モールス信号練習ソフトを使う
合調音法では不安だというのなら、練習ソフトを使いましょう!
練習ソフトは優しい文字から始められ、体になじむまでモールス信号を落としこむことができます。
高速でモールス信号をやり取りするためには、この体に落とし込むことがとても大切。
考えていては、高速のやり取りについてはいけません。
いろんな物がありますが、ゲーム感覚で始められる物もあり、初心者の方にもおすすめの方法です。
こちらからいくつかのソフトを選ぶことができます。
初心者向けの物もありますので、あなたに合った物を選んでみてください。
ある程度覚えたら
ある程度モールス信号を覚えたら、体に落とし込んでいく練習をしましょう。
特に合調音法で覚えた方は、この練習は必須とも言えます。
とはいえ方法は簡単です。
目についた文字を片っ端からモールス信号に変換するだけです。
特に指定はなく、目についた雑誌の表紙の文字や、広告、会社や店の名前、駅名など何でも構いません。
サッとモールス信号に変換できるかを試してみましょう。
こうすることであなたがどの程度モールス信号が分かっているのかを、知ることもできます。
すぐ出てこなかった物や、全く分からなかった物はチェックし、その文字をよく覚えましょう。
そういった文字を書き込むための、小さなメモやノートを持っておくのもおすすめです!
モールス信号はあなたに合った覚え方を
時に高速でやり取りすることもあるモールス信号。
一般の方はあまりないことかもしれませんが、通信の仕事となると高速のやり取りができるかどうかは重要です。
是非ご紹介した方法を使って、あなたに合った覚え方を試してみてくださいね!