重曹とクエン酸は飲むと危険?ラムネ炭酸ガスの原理を知りたい!

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今安全な掃除用洗剤としても注目されている重曹とクエン酸!

それぞれは食材に使う事もできますので飲む事も当然できます。

実は夏にぴったりなラムネを作ることもできるんですよ!

でも飲むって危険じゃないのでしょうか?

一体どんな原理で重曹とクエン酸が、ラムネのような炭酸水になるのでしょう?

今回は、そんな重曹とクエン酸を飲む危険性と、ラムネにも使える炭酸ガスができる原理をご紹介しましょう!

ご紹介する原理を使ってとっても簡単、安全に実験もできますので、お子さんの自由研究にもお勧めですよ。

ぜひ参考にしてくださいね!

重曹とクエン酸は飲むと危険じゃない?

それではまず、重曹とクエン酸を飲む危険性についてご紹介しましょう。

本当に大丈夫なのでしょうか?

危険性はありません

重曹もクエン酸も食用の物を使えば、混ぜて飲んでも全く危険性はありません。

どちらも体に害のない成分で出来ており、重曹はふくらし粉やあく抜きにも使われています。

クエン酸も疲労回復効果があるとして取り入れている方もいるはずです。

この二つを混ぜるとしゅわしゅわとした泡が発生しますが、これは体に害のない炭酸です。

ですので、合わせたからと言って体に良くないものになるというわけでもありませんので、安心してください。

使うのは「食用」もしくは「薬用」

ただ注意してほしいのはあくまでも食用を使うという事です。

重曹は、今掃除用洗剤としても優秀だという事で掃除用の物が売られています。

これは口に入れることを前提として作られていませんので、絶対に使わないでください。

また、薬用として売られていることもありますがこれを使うのもありです。

ただ、食用があるのなら食用をおすすめします。

塩分制限やナトリウム制限中の方はNGです

実は重曹にはナトリウムや塩分に似た成分が含まれているため。これらを制限中の方はNGです。

大量摂取は禁物

これはどんな食品でもそうですが、あまり大量に摂取するのは、思わず病気につながることもあります。

重曹を一袋丸々を一日に1人で摂取する、なんてことはさすがにやめておきましょう。

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ラムネ炭酸ガスができる原理って?

それでは、なぜ重曹をクエン酸を使うとラムネのような炭酸ガスができるのでしょうか?

炭酸飲料は化学反応で出来ています

基本的に炭酸飲料は、化学反応を利用して作られています。

コーラーや果物などのフレーバーの物はもちろん、ラムネもその化学反応で出来ている飲み物の一つです。

そもそもラムネは重曹とクエン酸で作られています。

ですのでこの二つを使えばラムネができるというのは、ある意味当たり前と言えるかもしれませんね。

ナトリウムと酸

重曹は別名「炭酸水素ナトリウム」と呼ばれています。

クエン酸は名前の通り酸性のものですので、炭酸水素ナトリウムと合わせると化学反応が起こります。

これがお掃除の時によくつかわれる反応ですね。

この時、出来上がった泡は酸性なのですが、そこへ水を入れることで酸は水にとけます。

その時にまた化学反応が起こり発生するのが、炭酸ガスなんです。

ただ、あくまでも出来上がるのは炭酸水。

ラムネにするためには砂糖等を入れて味付けをする必要はあります。

基本的に、炭酸飲料というのはこの原理を基にして作られています。

ラムネ菓子はその原理を応用しています

ラムネ菓子と言えば舌にのせるとシュワシュワと溶けるのが特徴ですよね。

あれは上記の原理を応用して作られています。

ラムネ菓子は重曹とクエン酸をコーンスターチなどで固めて作っていますので、口の中の唾液に触れるとシュワシュワとした炭酸ガスが発生するのです。

こういった仕組みを知っていれば、夏休みの自由研究にも使う事ができますよね。

ラムネの作り方

それではここで、とっても簡単に作ることができる、ラムネの作り方をご紹介しましょう。

簡単オリジナルラムネ

色つきの物を作ることができる、簡単ラムネのレシピです!

ラムネのビンを使うレシピですが、なければこのよう量が入る物で代用するのもお勧めですよ。

夏休みに☻カラフル手作りラムネ

とってもカラフルなラムネ菓子ができるレシピです。

見た目もかわいくて、夏休みの宿題にもぴったりですよ!

原理を知って、美味しく作ろう!

重曹とクエン酸は安全に取り入れられて、しかも簡単に飲み物を作ることができました。

この原理を覚えておいて、ぜひ自由研究等で役立ててくださいね!

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