痛くないイボ痔があるって知ってる?その治し方について知りたい!
できると痛くてたまらないイメージのイボ痔。
でもイボ痔に限って言うと、痛くない物もあるってご存知ですか?
とはいえ放っておいていいのかというとまた別の話。
痛くないイボ痔にはどうやって気づいて、どんな治し方があるのでしょうか?
今回は絶対に放置してほしくない、痛くないイボ痔の気づき方と治し方についてご紹介します。
きちんとした治し方を知って、イボ痔のない快適な生活を送ってくださいね!
痛くないイボ痔にどうやって気づけばいい?
それではまず、痛くないイボ痔にどうやって気づけばいいのかについてご紹介しましょう。
痛くないイボ痔の種類
それではまず、痛くないイボ痔の種類についてご紹介しましょう。
イボ痔と言っても場所によって名前が変わり、基本的には2つに分けられます。
一つはお尻の穴の奥の方にできる「内痔核」と、穴の外にできる「外痔核」です。
痛みのない痔は「内痔核」になり、できたとしても気付かない方も多いようです。
どう気づけばいいの?
基本的には血が出たら痔を疑いましょう。
痛みがないので、血が出ることで気付くという方が多いようです。
便が痔に触れることで、出血を起こします。
もちろんただ単に切れてしまっただけの場合もありますが、肛門付近に違和感と出血があったら痔の可能性が高いです。
これは痔の第一段階ですので、この時点で気付けたらより早く治すことも可能ですよ。
痔が進むと?
もし先ほどの段階で気付かなかった場合、更にこんな症状が出たらイボ痔の可能性が高いです。
更に症状が進むとお尻の穴からイボが飛び出してきます。
この状態は「脱肛」と呼ばれる状態で、触って確認することもできます。
ただ、排便時に出て排便が終わるとひっこんでしまうので、なかなか触るのは難しいですね。
何か排便時に違和感を感じたら、痔になっている可能性があります。
更に症状が進むと、脱肛すると戻らなくなります。
指で押しこむと戻るのですが、最悪でもこの段階では気づいておきたいですね。
最終的には指で押しても戻らなくなり、粘液や便が肛門周辺に付着します。
こうなることで炎症がおこり、不衛生な状態になりますよ。
痛くないイボ痔の治し方って?
それでは一体どうやって治せばいいのでしょうか?
まずは病院へ
とにかく大切なのは、病院へ相談することです。
しっかりと痔を治すために大前提とも言えますね。
更に病院へ行くとどんな処置をされるのかについてもご紹介しましょう。
・薬による治療
血が出ている、排便時にのみイボが飛び出す、という程度なら薬による治療がメインだと考えられます。
塗り薬などを貰って、しっかりと治療しましょう。
医師の指示に従う事で、違和感もなくなるはずです。
・手術
イボを押しこまないと戻らないという段階まで来てしまうと、手術をする可能性があります。
あくまでも目安ですので、そうはしないという方もいらっしゃいますが、ここまで来るとかなり重症だと思ってください。
ただ、痛みがないのならそのままでも良いという方も多いので、うまくイボ痔と付き合って行くという方もいます。
手術をするかしないか、どのくらい自分にとって必要な事なのか医師と相談してみてください。
市販薬ではだめなの?
イボ痔に限らず、痔の薬は今やドラックストアでも手軽に手に入ります。
こういった薬も、もちろん痔には有効です。
ただ、妊婦さんの場合は妊娠中に使いたくないステロイドが入っている可能性もあります。
産婦人科で相談し、適切な薬を処方してもらうのが安心です。
また他の方も市販の薬でもよいのですが、特に初めてという方はまず病院で医師と相談しておくことをお勧めします。
あなたの痔の状態などをしっかりと診てもらうようにしましょう。
生活習慣も改善しよう!
痔は
・長時間の同じ姿勢
・便秘
・香辛料の摂りすぎ
・妊娠、産後
等にできやすくなっています。
妊娠や産後は仕方ないとしても、姿勢や便秘、香辛料に関しては改善できることもあるはず。
適度に動くようにし、便秘にならないよう食生活を見直し、更に香辛料の摂りすぎにも注意しましょう。
そうすることで、痔にもなりにくい体を作ることができますよ!
痛くなくてもイボ痔は治そう!
お尻の健康のためにも、痛みはなくても治しておきたいイボ痔。
恥ずかしいからと放置せず、ぜひ勇気を持ってしっかりと正しい方法で治療してくださいね!