読書感想文の書き方ってどうすればいい?中学生におすすめの書き方が知りたい!
夏になると学生であればきっとみんなが楽しみにしている夏休み!
楽しいこともいっぱいありますが、なんといっても大変なのが宿題。
特に読書感想文は厄介だという方は多いのではないでしょうか?
特に中学生になると、少しレベルの高い内容を要求されることもあります。
でも中学生らしい読書感想文の書き方ってどうすればよいのでしょうか?
そこで今回は中学生におすすめの読書感想文の書き方についてご紹介します!
紹介したことをしっかりと覚えておいて、ぜひ宿題に役立ててくださいね。
読書感想文の書き方~中学生編~
それでは早速読書感想文の書き方についてご紹介しましょう。
読書感想文は、自分で考えて何かを書くことの楽しさを教えてくれます。
楽しみながら行いましょう!
しっかりと本を読みましょう
基本的な事ですが、まずはしっかりと本を読むことが大切です。
その本が言いたい事や、自分はどう感じたのかといったことを書くのが読書感想文です。
だらだらと読んでしまうと、そういったことが読み取りにくくなります。
小説であれば自分の興味がある本でいいので、しっかりと読みましょう。
お話をまとめましょう
次にどんなお話で、どんなことがテーマだったのかを考えましょう。
紙に書いても良いですし、頭で考えるだけでもかなり違います。
逆に言えば、こういったことを注意して本を読めば読書感想文は苦になりません。
構成を考えましょう
その本についてまとめられたら、感想文の構成を考えます。
とはいっても難しく考える必要はありません。
中学生におすすめの構成は四段落に分けることです。
段落1 「本を選んだきっかけ」
なぜその本が面白そうだと思ったのかを書きましょう。
簡単な内容で構いません。
段落2「本の紹介」です。
主人公や簡単な内容を書きましょう。
ここは簡単に済ませることが大切です。
あくまでも「感想文」であり、本の紹介文ではありません。
ポイントを絞って、先ほどまとめたお話の内容を基にして書いてください。
段落3「感想」
そして次に感想です。
どう思ったか、心に残ったことはあるか、自分自身と当てはめてみてどうなのかという事を書きましょう。
ここがメインですので、あなたが好きな部分や全体の流れに対して、お話の流れを守りながら感想を書きましょう。
登場人物の批判になっても構いませんが、乱暴な言葉遣いは絶対にNGです。
段落4「本を読んで得たこと」
本を読んで自分はこれからどうしていきたいと思ったのか、自分のこういった部分を直したいと思った等を書いてください。
ありきたりのことでもかまいません、あなたがそう思ったならそれでOKです。
本を読みながらメモを取るのも
あまり本を読み慣れていないと、読むのに時間がかかる場合もあります。
そういったとき、本を読んで感じたことも、本の初めの方のことは忘れてしまう場合があります。
そんな場合は心に浮かんだことはメモを取っておくと、感想文を書く時に役立ってくれます。
のちのちどんでん返しの展開等があると、その感想が重要となることもあります。
読書感想文を書く上でやってはいけないこと
それでは最後に、読書感想文を書く上で、やってはいけないことをご紹介しましょう。
意外とやってしまいがちな事もありますが、中学生ですので是非やらないようにしてほしいことです。
話し言葉で書かない
小学生までは良くても、中学生になると感想文などの文章では「書き言葉」を使いましょう。
自然と出来ていることも多いのですが、文章にして違和感がないかどうか考えて書きましょう。
また方言などで感想を書くのもNGです。
コピペをしない
とても大切なのですが、コピー&ペーストは絶対にしてはいけません。
似たようなもので「引用」がありますが、引用には一定のルールもあり、コピペとは全然別のものです。
誰かの感想文は、その誰かが考えたいわば「著作物」です。
それをそのまま使う事は「盗作」です。
社会へ出れば、そういった盗作行為は厳しく罰せられます。
「たかが中学生の宿題」と思わず、中学生のうちからそういった習慣は付けないようにしましょう。
読書感想文は、文章力や構成力をアップするための練習でもありますので、自分で考えて行いましょう。
読書感想文は楽しく書こう!
読書感想文は、本を読んで思ったことを書く楽しい作業です。
難しく書く必要はありません。
肩の力を抜いて、感じたままのことを描きながら、楽しんで取り組んでくださいね!