確率の計算方法って覚えてる?サイコロやくじの確率を計算する方法が知りたい!
中学校でも習う確率の計算!
でも意外と苦手という方も多くて、確率の計算がもうできないなんて方も多いかもしれませんね。
改めても意外と思いだせない確率の計算方法。
一体確率の計算方法ってどうすればよいのでしょう?
今回はそんな中でもサイコロとくじの確立を計算する方法をご紹介しましょう!
確率の計算をしているお子さんも、かなり昔に忘れているという方も、思い出しながら今回の記事を読んでみてくださいね!
確率の計算方法~サイコロの計算方法~
それでは早速、サイコロの確率の計算方法をご紹介しましょう。
具体的にご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね!
公式があります
この場合、公式を使えば簡単です。
表を書く必要もありますが、とっても簡単に出来上がりますよ!
・サイコロ2個を使って4を出す確率を調べましょう。
1、まずは表を書きましょう!
表を書いて調べると、4になるのは3通り。
2、公式に当てはめましょう!
サイコロの確立を求める時は「○がでる可能性のある数÷6のn乗」で求められます。
「○が出る可能性のある数」とはこの場合「4が出る可能性は何通りあるのか」という事です。
ですので今回は3を入れましょう。
また6をn乗という事ですが、ここにも具体的な数を入れます。
ここのnにはサイコロの数を入れ込みます。
今回は2個を使っていますので6の2乗ですね。
3、計算しましょう!
それでは公式の数を計算します。
この時気をつけてほしいのは6は2乗だという事です。
6×2ではありません。
乗というのは同じ数をかけること。
つまり6の2乗は6×6、3乗であれば6×6×6という事になります。
ですので今回の場合は
3÷6の2乗(6×6)=36分の3
説明しておくと÷という記号の前にある数が記号の後の数字よりも小さい時は、分数の答えになります。
÷記号の後ろにあるものが分母に、前にあるものは分子になります。
この場合約分できますので12分の1の確率ですね。
ただし、現在約分は必要ないと教えている場合もあるので、先生や教科書の指示に従いましょう。
割り算は分数の形に直すこともできますので、公式を分数の形にして当てはめるのもOKです!
なぜ公式の分母に6が入っているの?
それでは、なぜ分母に6が入っているのでしょう?
公式というものは、数えたり計算してわかった数を当てはめて、更に計算する方法ですよね。
実はサイコロを使うという時点で、すでに分かっていることがあります。
それはサイコロの面の数です。
サイコロは6面で、それぞれ1~6の数字が書かれています。
つまり、サイコロ1つだけをふると6通りの数字が出るという事ですよね。
元々確率の公式というものがあり、「Aになる確立=Aになる可能性÷全ての場合の数」で求めることができます。
この「全ての場合の数」というのが、6通りにサイコロの数を二乗とすることで表すことができます。
×2ではなく二乗になりますので間違えないようにしてくださいね!
確率の計算方法~くじの計算方法~
それでは、くじの確立の計算方法をご紹介しましょう。
くじの確立、と言えば「あたりを引く確率」ですよね。
これは何回引くかによって公式が変わってきます。
1回だけくじを引く場合
この場合はとっても簡単な公式に当てはめるだけ!
「あたりの本数÷くじ全体の数」です。
例えば、くじが10本あってあたりが1本だけなら
1÷10=10分の1と言った回答になります。
ここまではわかっていただけるでしょうか?
ただ、これはあくまでも1回だけ引く時の計算方法です。
2回以上ひく場合は計算ができません。
2回以上くじを引く場合
この場合は当たりくじを引く確率をかけていきます。
例えば連続してあたりを引く確率であれば、「当たりくじ数÷残りのくじ数」で一回ずつの確率をだして、それをかけるだけです。
たとえば10枚のくじから3枚の当たりくじのものを3回ひく場合は
1回目は3÷10=10分の3
2回目は1枚あたりを引いているので残りくじは9枚であたりは2枚。
ですので2÷9=9分の2が答えです。
3回目も同様で1÷8で8分の1が答えです。
これをかけて10分の3×9分の2×8分の1=120分の1となります。
理解していただけたでしょうか?
確率の計算も怖くない!
公式さえ分かれば、簡単に計算できる確率。
ぜひこれらの知識を使って、いろんな事に活用してくださいね!