アメリカと日本に違いってある?教育の面での違いについて知りたい!
お互いの文化が思っている以上に浸透している、アメリカと日本。
でも根本的な考え方の違いで、文化の面でも大きな違いがあることはご存知でしょうか?
特にアメリカでの教育に関しては、日本と大きく違いがあります。
それは制度の面から見ても、そして教え方の面から見てもかなり大きな違いなんです。
でも具体的にどんな違いがあるのでしょうか?
そこで今回は、そんなアメリカと日本の教育の違いについてご紹介します!
気になる方はぜひ目を通してみてくださいね。
アメリカと日本の違いについて~教育編~
それでは早速アメリカと日本の教育の違いについてご紹介しましょう!
一体どんなところが違うのでしょう?
年度の始まりが9月
意外と知られていないことですが、アメリカの学校は9月から新しい年が始まります。
夏休みが終わった後ですね。
しかもこの夏休み、6月から始まるのでなんと3ヶ月もあります!
日本では4月1日から3月31日までの学生が一つの学年と決まっていますが、アメリカはちょっと違います。
9月始まりなので9月1日から8月31日生まれを1つの学年とするところももちろんあります。
ただ、場所によっては1月1日から12月31日とするところもあり、同じ学年でも年が違う事もあるそうです!
高校までの12年間の教育制度
日本では高校まで小学校が6年、中学校が3年、高校が3年という流れですよね。
しかしアメリカでは、小学校が6年、中学校が2年、高校が4年のパターン。
もしくは小学校5年、中学校3年、高校4年のパターンになるそうです。
必ず高校が4年になるんですね。
また高校までは小学校○年生といった表現ではなく、1年生、5年生、10年生、12年生といった表現もよくつかわれるそうです。
ご存知でしたか?
飛び級や留年もあり
日本では高校になると留年もありますが、アメリカでは小学校から留年があります。
日本のようにできない子にも平等な授業ではなく、できない子は小学校の時点でおいて行かれます。
逆に高い知性を持っている子はその子にあった学年へと飛び級することもあります!
成果主義というわけですね。
担任制度がない
日本では必ずと言っていいほど担任の先生が付きますよね。
しかし小学校では担任制度がありません。
子供たちが教科ごとに担当の先生の教室へ移動し、授業を受けます。
逆に先生たちが集まる職員室も基本的にはないようですね。
教科書はレンタル
日本では義務教育の場合は、教科書が無料で提供されますがアメリカは違います。
小学校低学年では、教科書を使わずプリントなどで授業が行われます。
教科書が必要になっても、基本的にはレンタルする物で自分の物ではないそうです。
塾は少ない
アメリカでは、塾という存在はあまりありません。
文化自体があまり発展していないのには、訳があります。
アメリカでは学校から出される宿題の量が膨大なんです。
また、小学生でも高度な物宿題を出されているようです。
世界的に有名な漫画「PEANUTS」では、子供たちがかなり高度な宿題を悩みながらしている様子がよく描かれています。
それくらい、子供たちにとって宿題とは大変な物のようですね。
答えではなく、過程が大切
一番大きな違いはここかもしれません。
アメリカでの教育方針は、答えを教えるだけではありません。
答えにたどり着くまでの過程を考えさせます。
これは大学の進学などでも同じで、それまで一生懸命授業を受けてきたかどうかで明暗が分かれます。
不真面目では大学進学が難しいのです。
日本では、高校3年の内申が一番大切な場合が多く、試験で点を取れば大学進学できますよね。
そういった根本的な差があるのです。
日本では答えを覚えるのが基本で、そういったことから決められたことを守る、勤勉でまじめな人材を育てることができます。
アメリカの場合は想像力をはぐくみ、なにもない所から生み出すことに長ける人材を育てることができます。
どちらが良い悪い、という事はありませんが、あなたのお子さんがどうなってほしいのかによって「どちらがより魅力的な教育なのか」という部分はあるかもしれませんね!
制度も教育方針も全く違う!
アメリカ人と日本人は、性格的にも大きく違うと言われていますよね。
その違いは、こうした教育方針の違いからきているのかもしれません。
もしアメリカの教育制度が魅力的と思うのなら、留学させてみるのも一つの手かもしれませんね!