自動車の3ナンバーと5ナンバーって何が違うのか知りたい!
毎日乗っているという方も多い車。
車に乗ると目に入るのが、前の車のナンバープレートですよね。
一番目立つ大きな数字に関しては自分で決めるものですが、地名の名前の横にある「500」や「300」と言った数字。
300など3で始まる物は3ナンバーと呼ばれ、500など5で始まる物は5ナンバーと呼ばれていますが、この番号には何か意味があるのでしょうか?
そして3ナンバーと5ナンバーにはどんな違いがあるのでしょう。
そこで今回は、そんな3ナンバーと5ナンバーの違いについてご紹介しましょう!
きちんとその意味を知って、車に乗ってくださいね!
3ナンバーと5ナンバーの違いについて知りたい
それでは早速3ナンバーと5ナンバーの違いについてご紹介しましょう!
どんな違いなのでしょう?
3ナンバー
まずは3ナンバーからご紹介します。
どんな意味があるのでしょうか?
この3ナンバーは普通乗用車である、という意味です。
これにはきちっとした基準があり「全長4.7m、幅1.7m、全高2m」と言った物よりも一つでも大きければ普通乗用車です。
また、ガソリン車も多いと思いますがその場合は「排気量が2000ccと超える物」に関しても普通乗用車です。
ですのでとてもコンパクトな車だけど、3ナンバーがついている場合は排気量が2000cc以上のものとなります。
意外とこういった場合は多く、特に最近ではよく見かけます。
昔は車の格を表すとされ、3ナンバーの車は高級車の証、とされていたようですが、現在ではそういった風潮はほぼありません。
5ナンバー
それでは5ナンバーはどういった意味があるのでしょう?
5ナンバーは、3ナンバーとは逆に小型乗用車という区分になります。
先ほどご紹介した「全長4.7m、幅1.7m、全高2m」、そして「排気量2000cc」全てがこれ以下であれば5ナンバーです。
衝突時の衝撃などを考え、車が大きくなっている物も多く、もしかすると5ナンバーは減っているかもしれませんね。
ただ、コンパクトな車も人気が高く、5ナンバーがなくなる、ということはなさそうです。
税金の面で違いがある?
3ナンバーと5ナンバーでよく言われるのが「税金の違い」です。
3ナンバーの方が大きいので高くなり、5ナンバーの方が小さいので安くなる、と思う方が意外と多いようです。
しかし、実際はそういうわけではありません。
自動車税の金額は「重量と排気量」で決まります。
そう考えると2000cc以下の5ナンバーの方が安くなるような気がしますよね。
しかし3ナンバーは先ほどの4つの基準のうち、一つでも満たしていれば3ナンバーになります。
具体的に言うと、「排気量1500ccの5ナンバーの車と、排気量は1000ccだけど3ナンバーの車」があり、逆に「排気量は2000cc以上だけど、基準ぎりぎりの5ナンバーの車よりもかなりコンパクトな3ナンバー車」もある、という事です。
こうなった場合、排気量の場合は5ナンバーの方が排気量が多いので、5ナンバーの車の方が排気量に対する税金は高くなります。
反対の場合でも、大きさに差があれば、その分3ナンバーの車の方が重量に対する税金は安くなります。
5ナンバーだから3ナンバーよりも安い、とは限らないんです。
ちなみに、維持費に関しても同様で、エンジン排気量の多かった昔では差がありましたが、現在では差はほとんどありません。
何のために分けているの?
では3ナンバーや5ナンバーというものは、一体何のために分けられているのでしょう?
このナンバーは、なにも3と5だけではありません。
1~8までのナンバーがあり、それぞれに意味があるんです。
つまりこのナンバーは「自分が登録している自動車の、分類番号」なんです。
自動車は乗用車だけではありません。
それらをジャンルに分けて、番号をふっているんです。
その中で乗用車に関する区分が3と5だというわけです。
あまり、普通の方には関係がないナンバーだと言えるかもしれませんね。
3ナンバーと5ナンバーは自動車のジャンルによって分けられていた!
3ナンバー5ナンバーともに、自動車をジャンル分けする時の分類番号でした。
普通乗用車が3ナンバーで、小型自動車が5ナンバーというだけで、税金などはあまり関係がありません。
ぜひ豆知識として、覚えてみてはいかがでしょう?