パソコンをバックアップする時、増分と差分どちらがいいの?違いについて知りたい!

【スポンサードリンク】

パソコンを持っているご家庭も多いと思いますが、そんな時に困るのがパソコンの不具合。

例えパソコンが立ち上がっても、データが破損していたりすると困ってしまいますよね。

そんな時に役立つのがバックアップ!

バックアップには増分と差分という二つのバックアップ方があり、必要に応じて対応できます。

でも増分と差分には一体どんな違いがあるのでしょう?

今回はそんなバックアップ方法の増分と差分の違いについてご紹介します!

ぜひご紹介する違いを参考にしてくださいね!

増分バックアップと差分バックアップってどう違いがあるの?

それでは早速、増分と差分、二つのバックアップ方についてご紹介しましょう!

一体どんな違いがあるのでしょうか?

まずは二つを知るために大切な、イメージバックアップというものについてご紹介しましょう!

イメージバックアップ

増分と差分のバックアップは「イメージバックアップ」というソフトについている機能の事です。

ではそもそも、イメージバックアップとは何のことでしょう?

イメージバックアップは「イメージファイルというところに、そのパソコンのデーターを丸ごとバックアップ(複製を作ること)する」システムの事です。

データーをバックアップするのとは違い、パソコンのシステム全体のバックアップになるため、専用ソフトが必要となります。

ただし、最近ではWindows7等のように元々イメージバックアップのある物もあります。

有償の物もありますが、無償の物もありますよ。

増分バックアップ

ではそんなイメージバックアップの機能の一つである、増分バックアップとは一体どんなものの事なのでしょう?

増分バックアップは「増えた分のみバックアップする機能」のことを差します。

とはいっても何に対して増えたのか分かりませんよね。

例をとって考えてみましょう。

・例

一番最初のイメージバックアップを1月1日に行ったとします。

その10日後の1月10日に再度バックアップを取ったとします。

10日の間にはファイルがいくつか増え、変更点があります。

この10日の間に増えた分のファイルや変更点のみ、バックアップしてくれます。

変更のない点は以前と同じなのでバックアップしません。

更に10日後の1月20日に再度バックアップを行ったとします。

1月10日のバックアップの時から、また変更点がありました。

1月20日のバックアップでは1月10日からの変更点のみバックアップを取ります。

・前回からの変更点のみバックアップを取る

例を見ていただくとわかるように、増分バックアップは「前回からの変更点のみバックアップを取る」という方法です。

こうすることで、バックアップのスピードも速くなります。

またバックアップすると、毎回その時バックアップしたデータのファイルができるのですが、変更点のみのファイルができるので、容量も少ない状態で対応できます。

ただしこのファイルを一つでもなくすと、完全にファイルを再現できなくなります。

差分バックアップ

では差分バックアップはどうでしょう?

「初回から今回までの変更点を毎回バックアップする」ことになります。

・例

1月1日に最初のバックアップを取ります。

10日後に再度バックアップを取ります。

この時は増分と同じように、初回からの変更点のみのバックアップとなります。

更に10日後の1月20日にバックアップを取ると、10日にもバックアップを取ったものの、初回から20日までの変更点全てのバックアップを取ります。

・初回のバックアップとの差を毎回バックアップする

つまりバックアップする拠点を前回のバックアップ後ではなく、常に初回に置いているということです。

ですので、初回バックアップから時間がたつほど毎回のバックアップには時間がかかり、出来上がるファイルは初回以降の変更点、全てを含んだバックアップなので、容量が増えていきます。

ただし、この場合は初回と最新のバックアップファイルさえあれば、問題なく復元が可能ですので、初回と最新ファイル以外は捨ててしまっても問題ありません。

【スポンサードリンク】

どちらの方があなたに合っているかで決めよう!

増分バックアップと差分バックアップについてみてきましたが、実はそんなに大きな差はありません。

ただ若干の違いはあるので、あなたの好みに合わせて選ぶことで、より快適にバックアップを取ることができますよ!

【スポンサードリンク】
サブコンテンツ

このページの先頭へ

x