妊婦さんの食事制限と体重管理について知りたい!

【スポンサードリンク】

妊婦さんは体重管理の為に、普段の食事にも気を使いますね。

産院で体重管理の指導を受けている方も、妊婦さんの中には少なからずいらっしゃる事でしょう。

妊娠すると体重が増えるのは自然な事ですが、増えすぎもいけませんし、少なすぎても良くないようです。

では、どれくらいの増加が理想的で、どのように体重管理するべきなのでしょうか。

そのための食事制限は、どのようにしたら良いのでしょうか。

妊婦さんがしっかり栄養を摂りながら実践できる、ストレスにならない体重管理のための食事の方法を見ていきましょう。

食事の中で制限するものは?

体重管理は大切ですが、妊娠中に極端なダイエットはしてはいけません。

では、普段の食事の中で、どのようなものを制限するべきなのでしょうか。

●塩分

塩分を摂りすぎると、妊娠高血圧症候群になる恐れがあります。

むくみ防止のためにも、薄味を心がけましょう。

味付けにお酢や出汁を上手に使うと、塩分控えめでも十分美味しく仕上がります。

●余分な脂分

カロリーオフするために、調理に必要以上に脂分を使わなくても良いように、調理法を工夫しましょう。

揚げ物、炒め物を控えて蒸し物や煮物にすると、随分カロリーが抑えられます。

ファストフードを控えると、脂分だけでなく塩分も控える事ができます。

●炭水化物

ご飯やパンなどの炭水化物は、過剰に摂取しないように気をつけましょう。

ケーキや甘いもの、スナック菓子も良くありません。

【スポンサードリンク】

体重管理のための、オススメの食事方法

あれもダメ、これもダメとなると、気をつけることばかりで食事の楽しみがなくなってしまいます。

そこで、ストレスにならず、すぐにできる食事方法を挙げてみます。

●野菜から食べ、お米など炭水化物は後にする

野菜からビタミンやミネラルが摂れることは言うまでもありませんが、野菜の食物繊維により当分や脂肪分の吸収を抑える事ができます。

そしてお米などを最後にすることで、炭水化物の食べ過ぎを防ぐ事ができます。

●海藻やキノコ類などを普段の食事に取り入れる

ミネラルと食物繊維が豊富で、カロリーがほとんどありません。

これならカロリーを気にせず食べられますし、栄養補給しながら便秘対策もできます。

●お菓子がやめられない場合は、ナッツやサツマイモなどを取り入れる

スナック菓子や甘いものはカロリーは高いですが、栄養はほとんどありません。

ナッツやサツマイモなどに代えるだけでビタミンやミネラルが補給でき、食物繊維も豊富なので食後の満足感も得られます。

体重管理ー理想的な体重の増加の目安は?

妊娠期間中の体重の増加の目安は、元々の体型によっても違います。

まず、増えるものの目安として、赤ちゃんの重さが3キロ前後、羊水と胎盤、妊娠期間中に増える血液量などで、トータル6キロ前後は増える事になります。

ですので、痩せ型の人は9キロ〜12キロ、普通の人で7キロ〜10キロ、太り気味の人は、医師から個別に指導があるので、それを目安にします。

増えすぎるとどのような影響があるの?

体重を大幅に増やし過ぎると、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病のリスクが高くなります。

塩分の摂取のところでで触れましたが、妊娠高血圧症候群は妊娠中毒症とも言われていたものです。

これにより胎盤が機能せず胎児の発育不全になったり、母体、胎児ともに合併症になる危険性があります。

妊娠糖尿病になると巨大児になり、難産になる可能性が高くなります。

体重の増加が少ない場合は?

体型を気にしてダイエットなどをしてしまうと、栄養が行き渡らず低体重児になる可能性があります。

最近はこのような妊婦さんが、特に若い方で見られるそうです。

妊娠中はダイエットは禁物。

お腹の赤ちゃんに栄養を届けるためにも、バランス良い食事をしっかり摂りましょう。

適正な体重になるよう、体重管理はしっかりと

増えすぎても少なすぎても、母体のみでなく赤ちゃんに良くないので、ここはしっかりと自己管理したいですね。

赤ちゃんのことを考えながら食事をすると、自然とバランスの良い食事が出来るようになるでしょう。

妊娠中は食事を見直す良い機会ですので、出来ることから取り入れてみてはいかがでしょうか。

【スポンサードリンク】
サブコンテンツ

このページの先頭へ

x