なぜお腹が冷えると腹痛になるの?原因と対処法

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こんな経験、ありませんか?

夏場、冷房の効いた電車や部屋で急にお腹が痛くなった…

冬場、いつの間にか布団から身体が出ていて翌朝、お腹が痛くなった…

誰でも1度は経験したことのある、お腹の冷えによる腹痛。

一体どの部分が冷え、それがどのようにして腹痛に繋がるのでしょう?

腹痛を起こしてしまった場合、それを和らげるにはどうしたら良いのでしょうか?

夏場は、室内と室外の温度差が激しいため、腹痛になりやすい季節です。

そこで今回はお腹の冷えと腹痛の関係性や、対処法についてお伝えしていきたいと思います。

腹痛になる原因とは?

温度差による胃腸機能の低下

まず1番に考えられる原因です。

人の身体は、急激な体温の低下により、自分の身体を守ろうとします。

この時、腸内では水分を排出し、腸の動きを活発にすることで熱を発生させて、体温の低下を防ごうとしているのです。

お腹が冷えると腹痛を起こし下痢になりやすいのは、冷えから守るために腸が必要以上に動いてしまうという、身体のメカニズムによって起きています。

食べ物や飲み物による胃腸機能の低下

冷たい物の飲みすぎや食べ過ぎによって起こる腹痛です。

口から入った物が胃全体を冷やし、胃腸機能の低下を引き起こしています。

夏場は特に冷たい物を飲みすぎたり、食べ過ぎたりしてしまいがちです。

また、夏野菜や果物には身体を内側から冷やしてくれることで夏バテ症状の解消が出来るメリットがありますが、これらの食べ物の食べ過ぎも胃腸を冷やしてしまう原因です。

隠れ冷え性

特に女性に多い冷え性。

“隠れ”とは、内臓冷えによる冷え性のことを指します。
これは、手足の冷えは感じていないのに内臓部分の冷えによって腹痛を起こすため、冷え性が原因だと気づくことが難しいためこのように呼ばれています。

内臓冷えになる原因として以下のようなことが挙げられます。

・ストレス
・食生活の乱れ
・疲れが溜まっている
・運動不足

これらの原因によって自律神経のバランスが崩れてしまいます。
自律神経の乱れは身体に影響が出やすく、腹痛を起こす原因となるのです。

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対処法

では、腹痛を起こしてしまった時にはどのように対処すれば良いのでしょうか?

カイロの活用

冬場に大活躍するカイロですが、これを夏場でも使用することをおすすめします。

特に、デスクワークで冷房の効いた部屋に長時間いる場合は、カイロを貼って身体の冷えを防ぐことが大切です。

・おヘソの下部分
・仙骨(おしりの骨と腰骨の間辺り)

この部分にカイロを貼ると、冷えを防ぎ身体全体に熱が行き渡りやすいとされています。

手首・足首・首回りを冷やさない

夏場は薄着になりますが、冷房の効いた部屋や電車等では羽織る物を用意し、お腹だけでなく手首や首回りの冷えを防ぐことが大切です。

また、ひざ掛け等を使用し、足首の冷えも防ぐようにしましょう。

お腹だけを温めても腹痛が良くならない原因は、身体の他の部分から熱が外へ出て行ってしまっていることが考えられます。

1度冷えてしまった胃腸はすぐに温かさを取り戻すのが難しいため、腹痛が治るまでに時間がかかってしまうことがありますが、これらの対処法を行うことで腹痛の悪化を防ぐようにしましょう。

生活の中で気を付けること

腹痛を起こさないために、普段の生活の中で出来る対策法をお伝えします。

身体を温める食べ物の摂取

先ほどもお伝えしたように、夏野菜や果物は身体を体内から冷やします。
これがメリットでもあり、デメリットでもあります。

せっかく旬の食べ物ですから、食べ過ぎない程度に美味しく食べたいですよね?

なので、身体を温める食べ物も普段の食事にプラスしてバランスを取るように意識してみましょう。

根菜類(人参、ごぼう、大根等)
イモ類(かぼちゃ、じゃがいも等)

この他に、唐辛子や生姜などの調味料を取り入れると体内から温めることが出来ます。

入浴をする

特に夏場はシャワーで済ましてしまいがちですが、ぬるめのお湯に20分程度浸かることにより、冷房で冷えてしまった身体を温めることが出来ます。

また、入浴により交感神経が活発になり、自律神経のバランスを整え、ストレス軽減にも繋がります。
内臓冷えの方にも、入浴は効果的です。

最後に

冷や汗をかいたり、下痢になってしまったりと、居ても立っても居られないくらい辛い腹痛。

こうならないためにも、身体の外側・内側の両方から温めるよう意識してみましょう。

温度差に敏感な胃腸を労わり、腹痛を起こしにくい身体作りをしていくことが大切ですね!

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