潮干狩りの時期はいつまで?必要な道具と取り方のコツをご紹介!
春のご家族でのレジャーに、潮干狩りはいかがでしょうか。
お子様にとっても自然と触れ合う貴重な機会になりますし、良い思い出作りにもなりますね。
あまり寒い時期には海水が冷たいので、できれば少し暖かくなってからの時期にしたいですね。
しかし、暑くなってくると貝が弱ってしまいますから、いつまででも良いわけでは無いようです。
では、いつまでが潮干狩りには適した時期なのでしょうか。
潮干狩りには道具も必要です。
貝を採るための道具にはどのようなものがあるのでしょうか。
また、たくさん採るためのコツはしっかり掴んでおきましょう。
採った後は、貝を生きたまま持って帰るための道具も必要です。
美味しく食べるためには、砂抜きのコツも押さえておきたいところです。
では、潮干狩りが楽しめる時期がいつまでなのかと、採るための道具やコツについてご紹介します。
潮干狩りに最適な時期
潮干狩りはここではアサリが採れる時期について、触れたいと思います。
アサリの旬は産卵を控えた春と秋で、春は3月〜5月、秋は9月〜10月になります。
潮干狩りに適した時期は、日中に潮の引く時間が長くなってくる春です。
(秋は夜間に潮が大きく引くため、時間帯的におすすめできません)
3月中旬からが潮干狩りの時期になりますが、海水に足元が浸かるため3月中は寒く感じるでしょう。
暖かくなったゴールデンウィーク前後が一番楽しめるでしょう。
大潮の日が一番潮の引きが大きいので、潮干狩りには最適です。
1日24時間のうち干潮は2回ありますから、午前中から日中にかけて干潮を迎える日と時間帯を狙ってお出かけしましょう。
海上保安庁が地域ごとの潮干狩りカレンダーを作成していますので、調べて計画を立ててみてくださいね。
準備する道具
砂を掘って貝を採るので、やはり道具は必要ですね。
それから採れた貝を入れる入れ物、着替えなどが必要になります。
●熊手
熊手は砂を掘って貝を採集するのに適しています。
金属製の爪が長いものが使いやすいです。
●軍手
素手では怪我をする恐れがあります。
●タオル
海に入って濡れますので、必需品です。
●網
採れた貝を入れておくのに使います。
潮干狩り場や釣具屋さんで売っています。
●バケツ
道具を入れたり、貝を洗って入れておくのに便利です。
●クーラーボックス
貝は傷みやすいので、保冷剤も忘れず用意しましょう。
●ペットボトル(大きめのもの)
砂抜きのための海水を入れるためのものです。
●レジャーシート
浜辺に座るのに必要です。
潮干狩りの後、浜辺でお弁当もいいですね。
●服装
動きやすく濡れても良い格好で。必ず上着と着替え1セットは持って行きましょう。
足元はサンダルで大丈夫です。
日に焼けますので帽子は必需品です。日焼け止めとサングラスもあると良いでしょう。
アサリの採り方のコツ
普段は海水に覆われていて干潮で潮が引いたら現れる砂地の、傾斜があるところにアサリがいることが多いです。
それほど深くは潜りませんので、5cmくらいの深さを探してみましょう。
アサリは砂に潜った時に、栄養を取り入れたりするための水管を出しています。
潮が引くと水管を引っ込めるので、砂地にその跡が小さい穴となって現れます。
アサリの目と呼ばれていますが、それはアサリがその場所に潜っている証拠です。
ぜひその場所を探してみてください。
またアサリは1つ見つかれば近くにたくさん潜んでいることが多いので、周りを少しずつ探すようにしましょう。
持ち帰りの方法と砂抜き
採れたアサリは真水で滑りなどをさっと洗い落として、新聞紙を真水で濡らしてアサリを包みます。
クーラーボックスに容器に入れるか新聞紙で包んだ保冷剤を入れ、その上に包んだアサリを置くようにします。
温度変化も少なく保冷剤にも直接触りません。
バケツに海水を入れて、そこにアサリを入れて持ち帰ると、暖かい時期は温度が上がりすぎて貝が死んでしまいます。
特に車内は暑くなりがちですから、この方法は避けましょう。
砂抜きは底が平な容器にザルを重ねて、アサリを重ならないように入れます。
そこに持ち帰ってきた海水を貝が被るくらいに入れ、新聞紙を被せて3時間ほど置きます。
暗くすると、活発に砂を吐いてくれます。
途中で一度海水を入れ替えると良いでしょう。
砂抜きが終わったら、アサリを水から上げ、5〜6個ずつ殻をこすり合わせるように洗います。
料理前に、1時間ほどザルにあげて潮抜きをしてから使います。
持ち帰ったその日にぜひ美味しく料理して、獲れたての味をお楽しみくださいね。