キヌアとアマランサスを徹底比較!それぞれの効果にはこんな違いがあった!

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話題のスーパーフードとして定番になりつつある「キヌア」

皆さんも食べたことや、聞いたことがあるのではないでしょうか?

キヌアの効果についてご存知の方にも知っていただきたい情報をお届けします。

実はキヌアに勝るとも劣らないのが「アマランサス」

このアマランサスはキヌアと比べてまだあまり浸透していませんが、その栄養価や効果は素晴らしいものだったのです!

今回は、キヌアとアマランサスに注目し、それぞれの効果を比較してみました。

比較してみると、ご自分にはどちらが合っているのか知ることが出来、正しく取り入れることが出来るようになりますよ。

基礎知識

まずはキヌアって?アマランサスって?簡単に説明したいと思います。

【キヌア】

アンデス地方原産のもので、古代インカの時代から栽培されていることから「母なる穀物」と呼ばれています。

また、その栄養価の高さから宇宙食としてNASAも指定したという優れもの。

キヌアはお米等と似ていることから穀物と思われがちですが、実は穀物ではなくホウレンソウの近縁といわれるヒユ科の分類になります。

【アマランサス】

こちらもキヌアと同じくアンデス地方原産のものになります。

豆類・トウモロコシ並ぶ貴重な食べ物として古くから親しまれていたそうです。

アマランサスは、江戸時代くらいから日本で「赤粟」としてされています。

国内産の物が手に入るのは嬉しいですね。

また、アマランサスはヒユ科の植物の総称で、花を楽しむための観賞用と種子を穀物として食べる2通りあります。

どちらも昔から栄養価の高い食べ物として注目されてきたことが分かります。

それではさっそく、栄養価にはどんな違いがあるのか見てみましょう。

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栄養価の違いを比較

(100g中)

エネルギー
・キヌア→344kcal
・アマランサス→358kcal

タンパク質
・キヌア→14.1g
・アマランサス→13.6g

食物繊維
・キヌア→6.7g
・アマランサス→7.0g

見ていただいて分かるように、実は両者共に主な栄養成分にはあまり違いがないのです。

では、それぞれに特化した栄養はどんなところにあるでしょうか?

キヌアには、良質なタンパク質が含まれており、他の穀物と比べて高いアミノ酸スコアとなっているのが特徴です。

また、葉酸や鉄分を多く含むことから貧血や冷えの緩和に適しています。

そしてこのキヌアにはもうひとつ女性の方に嬉しい効果があります。

それは、女性ホルモンと似た働きをする植物性ホルモンが含まれているという点です。

このホルモンの働きによって、更年期障害・月経前症候群・生理痛や生理不順などのトラブル改善の効果があるのです。

一方のアマランサスの最大の特徴は鉄分がキヌアと比べて2倍も多く含まれています。

なんと白米と比べると約10倍にもなるそうで、その差には驚きますね。

鉄分の不足は貧血やめまいを起こす他、肩こりや食欲不振にまで影響してしまう恐ろしい状態です。

また、アマランサスにはトリプファンというハッピーホルモンとも呼ばれるホルモンが含まれています。

このため、ストレスの緩和や精神安定に役立つとされています。

ダイエッに向いているのはどっち?

では、ダイエットに役立てたい時はどちらの方が優れているのでしょうか?

キヌアの特徴は単体で食べられること、また、茹でることで膨らむという性質があります。

それに比べてアマランサスは白米等に混ぜることや、トッピングや和え物として使用することが多く、加熱しても膨らみはほとんどありません。

このことから、ダイエット目的で取り入れたい方は、キヌアを選ぶと良いのではないでしょうか。

味や食感の違いを比較

少し視点を変えて見ましょう。

それぞれの味、食感にはどんな違いがあるのでしょうか?

キヌアは、プチプチとした食感があり、茹でると少しモチっとします。

香りは少し癖がありますが、味はほとんどないのでどんな料理にも応用が効き、様々なアレンジレシピも紹介されています。

一方アマランサスは、キヌアと同じようにプチプチとした食感があますが、味はよく噛むと少し苦みがあり土っぽい匂いがするのが特徴です。

最後に

キヌアとアマランサスを比べてみるとそれぞれに優れた点がありましたね。

どちらかだけを摂取するよりも、可能であれば両方を使い分けて普段の食生活に取り入れることをおすすめします。

もちろん両方を一度に摂ることも出来ますし、味や食感の好みでどちらか一方でも十分に優れた食品であることが分かっていただけたかと思います。

国産のものにこだわりたい、安く手に入れたい場合はアマランサス。

ホルモンバランスやダイエットに取り入れたい場合はキヌア。

ぜひ両方を試して頂き、ご自分に合った摂取の仕方をして頂ければと思います。

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