アルバイトとパートの違いって?扶養のことなどについてご紹介します!
学生時代、アルバイトをしたという方は多いと思います。
働くことの大変さや、楽しさも教えてくれますよね!
ただ年齢を重ねると、アルバイトでなくパートとして働いている方も多いと思います。
主婦の方を中心に、扶養の面も気にしながら働いているという方も多いですよね。
でもアルバイトとパートの違いって一体何なのでしょう?
意外と答えられる方は少ないのではないでしょうか?
働き方の違いや、扶養の面など、その違いについて知りたいことはたくさんあるはず。
そこで今回は扶養や働き方など、そんなアルバイトとパートの違いについてご紹介します!
パートやアルバイトで働きたいとお考えの方、ぜひ参考にしてくださいね!
パートとアルバイト、違いは何?扶養などはどうなるの?
それでは早速、パートとアルバイトの違いについてご紹介しましょう!
似たようなイメージですが、一体どんな違いがあるのでしょうか?
まず法律的にどんな違いがあるのかを見て行きましょう。
実は違いはありません
ちょっと意外かもしれませんが、アルバイトもパートも法律的には違いはなく、同じ労働者となります。
特に雇用形態に違いがあると言った事はありません。
どちらも「正社員よりも一週間の労働時間が短い労働者」の事を差すと言われています。
ただ、パートとアルバイトを使い分けている会社も多くあります。
法律的に違いはないとはいえ、実質的には分けて考えられているという事ですね。
では実質的にはどのように考えられていることが多いのでしょう?
もちろん、会社によって差はあると思いますが、一般的に言われている違いについてご紹介しましょう。
アルバイト
まずはアルバイトについてご紹介しましょう!
一体どんな働き方の事なのでしょう?
アルバイトの場合は「一定の期間でやめてしまう事を前提として、働いてもらう職」のことと一般的にはされています。
例えば学生さんの場合は、進学や就職などで3年や4年程でやめてしまう事が考えられますよね。
そう言う事も見越したうえで働いてもらうのがアルバイト、という風に一般的には考えられているようです。
その為同じ非正規社員でも、学生さんの場合は「アルバイト」と言われることが多いんです。
また会社側も学生さんが来ることを見越して募集していることも多く、学生さんが働きやすいような時間や金額で募集していることが多いですよ!
プラスして、一定の時期のみ(例:夏休みのみ)と言った募集も「アルバイト」とされることが多いです。
パート
ではパートの場合は一般的にどんな風に考えられているのでしょう?
パートさんの場合はアルバイトとは対照的に「長く務めてもらう事を前提として、働いてもらう職」のことと一般的にはされています。
特にパートさんと言えば主婦の方が多いと思うのですが、主婦の方は「その土地に何年間も住む」という方が多いと思います。
もちろんご家庭の都合もあるとは思いますが、学生さんのように採用する段階で「長くても3年後には辞める」というような前提は、基本的にはないですよね。
ですのでパートさんの中には10年や、それ以上働いているという方も多いと思います。
アルバイトの方で10年働いているという方は、あまりいらっしゃらないのではないでしょうか?
そう言った違いが、一般的にはあると言われています。
パートさんの場合も、そう行った理由から主婦の方が対象となることが多く、午前中のみなど主婦の方が働きやすいような時間帯の募集、となっていることが多いです。
扶養はどうなるの?
特にパートの方が気にされるのが、扶養控除ですよね。
主婦の方はご主人、学生の方は両親どちらかの扶養に入っている事が多いと思うのですが、内容的に違いはありません。
年収130万円を超えると扶養を抜け、所得税と社会保険料を支払う必要が出てきます。
社会保険料は年間20~30万程度引かれてしまいますので、130万以下で働くよりも収入が少なくなる恐れがあります。
また扶養は抜けませんが、年間103万円を超えると所得税を払う必要がでてきますので、年収103万までに抑えている方は多いです。
アルバイトとパートには違いがない
扶養の面も含めて、パートとアルバイトには、本来違いはありません。
どちらの立場でも、一生懸命働けるやりがいのあるお仕事ですよ!