筋肉についてどのくらい知ってる?横紋筋と平滑筋の違いについてご紹介!

【スポンサードリンク】

横紋筋と平滑筋という筋肉の名前をご存知でしょうか?

初めて聞いたという方も多いかもしれませんね。

体の筋肉は、大きく2つ(もしくは3つ)に分けることができるのですが、それがこの横紋筋と平滑筋となるんです。

でも、一体横紋筋と平滑筋はどのような違いがあるのでしょうか?

そこで今回は、そんな横紋筋と平滑筋の違いについてご紹介しますよ!

これを知ることで、筋肉に対する理解が高まりますよ。

ご興味のある方は、ぜひ参考にしてくださいね!

横紋筋と平滑筋ってどう違いがあるの?

それでは早速、横紋筋と平滑筋の違いについてご紹介しましょう!

一体どんな筋肉の事をそれぞれ差すのでしょうか?

横紋筋って何

ではまず、横紋筋についてご紹介しましょう!

一体どんな筋肉なのでしょうか?

横紋筋は縞模様のある筋肉です。

縞模様の正体は、アクアチンフィラメントと太いミオシンフィラメント。

規則正しく配置することで、縞模様となって表れています。

この縞が横にあることから「横紋筋」と呼ばれています。

2つを繰り返すように配置することで、素早い動き、そして強い力を発揮することができます。

ですので、素早い動きや強い力を出せる場所には、横紋筋があると思ってよいでしょう。

横紋筋は骨に付随している筋肉で、一般的に言われる筋肉はこの横紋筋のことを差すことが多いようです。

筋肉の組織を収縮させることで関節を動かし、骨格自体をスムーズに動かすことから「骨格筋」とも呼ばれています。

もう一つの特徴は、この筋肉に関しては、自分で動かすことができることです。

こういった筋肉を「随意筋」と呼びます。

・心筋は横紋筋?

最初の部分で、体の筋肉は2つ、もしくは3つに分けられるとご紹介しましたよね。

しかし、2つか3つとはどういう事でしょう?

実はこの心筋と呼ばれる部分を、どう考えるかによって変わってきます。

心筋はその名のとおり、心臓に付随する筋肉の事です。

心臓は血液を送り出すポンプのような役割がありますよね。

力強く、しかも素早くポンプを動かす必要がありますので、アクアチンフィラメントとミオシンフィラメントを使った横紋筋が必要となるわけです。

だから横紋筋の一つと言われるのですね。

ただ、一つ大きな違いがあるのが「随意筋ではない」という事です。

心臓の筋肉は自分で動かすことができませんよね。

逆に言うと脳からの指令がなくても動くことができる、というわけです。

心臓は寝ている間にも動いてもらわなければいけないので、そうでないと生きていけませんよね。

こういった違いがあることから、心筋は横紋筋ではなく心筋という独立した筋肉と言われることもあります。

平滑筋

では平滑筋とはどんな筋肉のことでしょう?

平滑筋は「内臓筋」とも呼ばれ、その名の通り心臓以外の内臓全てに使われる筋肉の事です。

血管や消化器官などでも使われており、横紋筋よりも伸び縮みする筋肉です。

動きに関して言えば、リズミカルでゆっくりとした動きとなります。

内臓は素早く力強い動きというよりは、ゆっくりとした動きが必要となるので、ぴったりですよね。

また、横紋筋との違いは「不随意筋肉」であることです。

不随意筋肉は、「自分の意思で動かすことができない筋肉」のことです。

筋肉の動かし方に関しては、心筋はこちらのグループに属することになりますね。

筋肉の見た目にもかなり大きな違いがあり、横紋筋とは違いなめらかな筋肉となります。

これは横紋筋のように、フィラメントが規則正しく並んでいないことが原因としてあります。

横紋筋と平滑筋の違い

2つの筋肉についてみてきましたが、違いは分かりましたか?

最後にその違いをまとめてみましょう。

横紋筋は、骨に付随し規則正しく並んだ2つのフィラメントによって素早く力強い動きができる筋肉。

心筋もこの横紋筋の仲間とされることもあります。

また、随意筋です。

平滑筋は主に内臓に使われる筋肉で、ゆっくりリズミカルな動きと、伸縮性があります。

こちらは不随意筋となります。

【スポンサードリンク】

筋肉の仕組みを知っておこう!

意外と違う横紋筋と平滑筋。

2つの違いについても分かっていただけたと思います。

それぞれの筋肉がそれぞれの特性に合った場所で、活躍していることをぜひ覚えておいてくださいね!

【スポンサードリンク】
サブコンテンツ

このページの先頭へ

x