ノロウイルスの症状!子供の場合は嘔吐のみ?その後の対処法とは?

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冬に流行することの多いノロウイルス。

嘔吐や下痢といった症状が出ることで知られています。

しかし子供の場合は、下痢をせず、嘔吐のみの症状が出ることもあるようです。

嘔吐のみの症状では、風邪なのかノロウイルスなのか…判断するのって難しいですよね。

ノロウイルスと判断するにはどうすれば良いのでしょうか?

また、冬のイメージが強いノロウイルスですが、実は夏でもかかることがあるのです。

そこで今回は、ノロウイルスの症状の見極め方や対処法について、お伝えしていきたいと思います。

ノロウイルスは夏も要注意!?

冒頭で少し触れた、夏でもかかることがあるのはなぜなのかご説明します。

ノロウイルスの原因は、カキやアサリ、ホタテ等の貝類などに生息しているウイルスに感染してしまうことです。

ノロウイルスは加熱をすれば死滅するため、しっかりと火が通っていれば問題ありません。

冬は生牡蠣を食べることもあるため必然的にノロウイルスに感染してしまう人が増えます。

夏でも要注意の理由は、バーベキューです。

貝類を網の上で焼いて食べる際に、加熱が不十分である場合、貝類に生息するウイルスに感染する可能性があるのです。

そのため、夏だからノロウイルスではないだろうと判断せずに、嘔吐の症状が出た時には、それ以前にお子さんが貝類を食べたか、確認する必要があります。

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ノロウイルスの症状

では次に、ノロウイルスの症状を見てみましょう。

嘔吐・下痢・38度程度の熱

というのが主な症状になります。

大人の場合は下痢、子供の場合は嘔吐のみの症状が出ることもあります。

大人、子供どちらにしても、嘔吐・下痢・発熱全てが出ることもあれば、どれか1つの症状だけが出ることがあるため、風邪かノロウイルスかを見極めるのはとても難しいです。

数日前に生の貝類を食べたのならば間違いないのですが、例えば数人でバーベキューをしたりすると、お子さんが何を食べたか全て把握しきれないこともありますよね。

ノロウイルスの嘔吐の特徴として、

・嘔吐は6時間程度で収まることが多い
・突然始まり、その後繰り返し何度も嘔吐をする

上記の2点が挙げられます。

この症状だけでは、ノロウイルス以外の病気も考えられますが、参考として頭の片隅に置いておいて頂ければと思います。

嘔吐後の対処の仕方

ノロウイルスで嘔吐している場合には、対処の仕方が重要です。

嘔吐が続いている時には水分を与えない

口の中も気持ちが悪いし、喉も乾いてしまい、水分が欲しくなります。

しかしこの時に水分を与えてしまうと、逆に嘔吐の回数が増え、水分だけでなく胃液や栄養までも不足してしまいます。
嘔吐が少し収まってから、ゆっくりと与えるようにしましょう。

食べ物は段階を踏んで与える

おかゆ等の柔らかいものから始め、ゼリーやお豆腐等といった少し形の残るものを与えるようにしましょう。
ゼリーやお豆腐も少し崩し食べやすくしておくと、より良いです。

最後に

子供が嘔吐をした時に慌てずに対処するには、様々な可能性を考えられるようにしておくことです。

嘔吐だけでノロウイルスと判断できなくても、「ノロウイルスかも?」と頭に浮かべば、その後の状態を見て対処することが出来ます。

また、夏だからと油断はせずに貝類の加熱はしっかりとするようにしましょう!

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