妊婦が飛行機に乗ってもいいのはいつまでか知りたい!
妊婦さんが飛行機に乗れるのはいつまでなのでしょうか。
飛行機に乗ると、何かあった時すぐに降りることができないため、妊婦さんとしては不安がありますよね。
もし、いつまで飛行機に乗ってもいいかの目安がわかれば、実家へ帰省する時などの交通手段をスムーズに選ぶことができますよね。
こちらの記事では、妊婦さんが安全に飛行機に乗れるのはいつまでなのか、また、飛行機に乗る際注意すべき点についてもあわせてご紹介します。
妊婦が飛行機に乗れるのはいつまで?
妊婦さんが飛行機に乗ってもいいのは、一般的に5ヶ月〜7ヶ月と言われています。
妊娠初期〜4ヶ月まで飛行機に乗らない方がいい理由とは
理由は、妊娠初期〜から12週までの間は早期流産の危険性があるからです。
一般的に流産の約98%は、この早期流産が原因と言われています。
万が一、妊娠初期に飛行機に乗り体調を崩してしまった場合、すぐに降りることができません。
つまり、何か起きたときに最適な処置をすることができず流産となる可能性があるのです。
おまけに、飛行機は地上に比べて気圧が低いです。
気圧が低くなれば体の血行が悪くなり、貧血などを起こすリスクも高まります。
流産のリスクを極力避けるためにも妊娠4ヶ月目までは飛行機に乗らないことをおすすめします。
妊娠後期に飛行機に乗らない方がいい理由とは
妊娠後期になると妊婦さんのお腹が大きくなり、体のバランスをとるのが難しくなります。
そのため、ころんでしまうなど怪我のリスクが高まるからです。
さらに、地上よりも気圧の低い機内に数時間いると貧血などのリスクもあるため、体調を崩しやすい環境に身を置くことになります。
妊娠後期についても、できる限り飛行機に乗らないようにするのが良いでしょう。
妊婦が飛行機に乗るときに注意しておきたいこと
妊婦さんが飛行機に乗ることになった場合、チケットを取って乗れば終わりという訳ではありません。
あらかじめ、注意しておかなければならないことがあります。
妊娠の時期や状態などにより診断書の提出が必要!
使用する航空会社によって、搭乗する前に診断書の提出などが求められる場合があります。
例えば、各航空会社ごとに以下のような条件が定められています。
【JAL】
搭乗予定日が、出産予定日から8日〜28日以内の場合→要診断書の提出
搭乗予定日が、出産予定日〜7日以内の場合→要診断書の提出と医師同伴での搭乗
【ANA】
搭乗予定日が、出産予定日から15日〜28日以内の搭乗→要診断書の提出
搭乗予定日が、出産予定日〜14日以内の場合→要診断書の提出と医師同伴での搭乗
【ジェット・スター】
妊娠してから29週経過後での搭乗→要診断書の提出
詳しい情報は、搭乗を検討している航空会社に確認してみましょう。
飛行機は、万全の状態で乗りましょう
妊婦さんが飛行機に乗ってもいい時期の目安についてご紹介いたしました。
しかし、安全な時期とは言え、妊婦さんは体がとてもデリケートな状態になっています。
少しでも体に異変を感じる場合は、無理に飛行機に乗ることはせず安静にしてくださいね。