モルタルとコンクリートの違いって何?見た目の違いについて知りたい!

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モルタルとコンクリートと言えば、工事現場などで使われる物ですよね。

でもモルタルとコンクリートはちょっと似たイメージの物。

見た目的にもそんなに変わりはないような気もします。

しかしこの二つには違いがあるんです。

見た目的な事も含めて、あなたはその違いを答えられますか?

そこで今回は、そんなモルタルとコンクリートの見た目の違いについてご紹介します!

一体どんな違いがあるのでしょうか?

ぜひご存知ない方は目を通してみてくださいね!

モルタルとコンクリートの違いは?~見た目編~

それでは早速モルタルとコンクリートの違いについてご紹介しましょう!

一体どんな違いがあるのでしょうか?

見た目は?

ではまず見た目の面から見て行きましょう。

実はモルタルとコンクリートには色合い的にほとんど見分けはつきません。

どちらも一般的に考えられるコンクリートの色になってしまうからです。

ただ、全く見分けがつかないというわけではありません。

モルタルの場合、固まるとつるっとした表面の物が出来上がります。

コンクリートの場合はつるっとした感じはなく、モルタルよりも荒くなってしまいます。

ではなぜこんな違いが生まれるのでしょう?

成分

次に成分を見て行きましょう。

・モルタル

最初モルタルです。

意外と知られていませんがモルタルは「セメント」「砂」「水」を混ぜ合わせたものです。

モルタルの場合はどろっとした状態でも固まってもモルタルと呼ばれます。

・コンクリート

ではコンクリートはどうでしょう?

コンクリートの場合も「セメント」「砂」「水」という成分はモルタルと同じです。

そこに砂利を入れるとコンクリートが完成します。

コンクリートはどろっとした状態では「生コンクリート」もしくは「フレッシュコンクリート」と呼ばれることもあります。

より強度が高くなるのが特徴です。

モルタルとの最大の違いである「砂利」は見た目にも違いを出してしまいます。

粒で考えると、砂よりも砂利の方が粒が大きくなります。

その分強度は増すのですが、見た目には荒い感じになってしまいます。

ですのでモルタルはつるっとした見た目、コンクリートは荒い見た目になってしまうんですね!

使われ方の違い

モルタルとコンクリートは見た目と強度という意味で違いがあります。

ですのでそれぞれの特性を生かした使われ方をされています。

コンクリートのメリットは、なんといっても強度。

特に鉄筋と組み合わせると、かなりの強度になることはご存知の方も多いと思います。

ですので、かなりしっかりと作っておきたい部分にはコンクリートが使われます。

モルタルのメリットは、なんといってもつるっとした見た目です。

コンクリートの粗さを隠すために、仕上げとして使われることが多いようです。

またコンクリートほど強度が必要ない、レンガの接着などにも使われているようですよ!

セメントって何?

それでは先ほど成分の項でご紹介した「セメント」についてご紹介しましょう。

これもモルタルやコンクリートと混同されがちですが、本当は使われ方が違うものなんですよ!

セメントって?

セメントには3つの種類があり「ポルトランドセメント」「混合セメント」「特殊セメント」がその種類です。

大体日本で使われているのは「ポルトランドセメント」で、クリンカと呼ばれる石灰石と粘土を混ぜて焼いたものと、せっこうを混ぜてつくられます。

基本は粉状

売られているセメントは基本的に粉状の物が多いです。

セメントは水を入れることで化学反応を起こし、固まる物質に変化します。

このように水を加えた物を「セメントペースト」と呼びます。

セメントペーストは肌につくと皮膚炎ややけどの症状を起こしますが、固まると触ってもそう言った症状は現れません。

使われ方

基本的にはモルタルやコンクリートに混ぜて使うもので、単体で使われることはほとんどないようです。

いかがでしょう?

意外とぞれぞれに大きな違いがあることは、分かっていただけたでしょうか?

モルタルとコンクリートは使われ方も違う

表面を綺麗に整えたい時は、仕上げにモルタルを。

強度をしっかりと保ちたい部分にはコンクリートを使うと言った使われ方があります。

見た目的にはモルタルの方が綺麗ですが、コンクリートと組み合わせることで、見た目にきれいで安心なものが作れると言えそうですね!

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