妊婦さんが温泉に入れるのはいつまで?安全な期間について

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時には温泉でゆっくり、体をほぐしてリラックスしたいですね。

妊娠中は冷えやすく疲れやすいので、体の芯からほっこり温まる温泉は何よりです。

妊婦さんでも最近は温泉に行っても問題がないことがわかり、温泉旅行の計画を立てる人も多いのではないでしょうか?

しかし、いくら大丈夫になったとはいえ、妊婦さんの体はとてもデリケート。

いつまででも良いと思って、何かの拍子に出先で産気づいたら大変です。

妊婦さんは、いつからいつまでなら温泉に入っても良いのでしょうか?

また、温泉に泊まりでの小旅行を計画する場合も、いつまでなら安心して旅行ができるのでしょうか?

温泉は体調が良い時に楽しんで

ほんの少し前までは、温泉は妊婦さんは禁忌とされていました。

特に、妊娠初期、妊娠後期です。

最近になって、温泉自体には妊娠に影響するという医学的根拠が認められなかったため、見直しが行われて妊婦さんも入って良いことになったのです。

しかし妊娠中は避けるようにいわれていたのは、妊娠中の体はデリケートで体調が変わりやすいからという理由もあってのことでした。

温泉に入る時は体調の良い時にし、長湯はしないようにしましょう。

また、妊娠中は免疫力が下がるため感染症にかかりやすくなります。

衛生面には特に気をつけて、脱衣所や湯船の縁など肌に直接触れないように、タオルの使用にも気をつけましょう。

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温泉はこの期間に楽しんで

妊娠期間のうち、体調が比較的安定しやすいのは妊娠中期です。

この頃には胎盤が完成し、辛かったつわりも治まってきます。

お腹は少し目立ち始める時期ですが、後期に比べそれほどでもありません。

体も動かしやすいので、旅行などお出かけには最適な時期でしょう。

妊娠中で特に気をつけたいのが、安定期に入るまでの妊娠初期と妊娠後期、特に臨月です。

妊娠初期はまだ胎盤が完成していないですし、体調が安定しにくい時期です。

体調を崩して、流産などを引き起こしてしまう恐れがあります。

悪阻などで気分が悪くなったりしやすいですし、もしも温泉に入っている最中に体調が急に変化したら大変です。

妊娠後期はお腹が大きく重たくなってくるので、バランスを崩しやすくなります。

足元が見づらいですし、転倒したりする危険があります。

妊娠後期でも特に臨月は、いつ生まれてもおかしくない時期ですので、温泉は控えるべきでしょう。

何かの刺激で、産気づいてしまうと大変です。

旅行の手段によっては、この期間は外して

温泉の行き先は近場が理想的です。

移動中に疲れてしまって、体調不良を起こしてしまうこともあるかもしれません。

近くの日帰り温泉などは、移動が楽で気軽に楽しめそうですね。

しかしせっかくの旅行、少し足を伸ばしたいと思っている妊婦さんもいらっしゃるでしょう。

例えば、飛行機で少し遠出をお考えなら、妊娠中期に計画をしましょう。

体調が一番安定しますし、どちらかというと活動的に過ごせる時期です。

妊娠初期は体調が安定しにくいので、遠出の旅行は避けたほうが良いでしょう。

この時期に無理は禁物です。

妊娠37週以降は、飛行機での移動は基本的にできません。
(医師の診断書が必要になります)

妊娠後期はいつ生まれてしまうか分かりませんから、里帰り出産以外での遠出は控えるべきでしょう。

安定期でも、余裕のある計画を

安定期と言われる妊娠中期でも、切迫流産や早産などの危険が全く無いわけではありません。

旅行前には、必ず医師に確認しておきましょう。

少しでも体調の変化に気づいたら、計画を変更することも頭に入れておく必要があります。

予定は普段の半分程度に止め、余裕のあるプランを立てましょう。

宿泊先によっては、妊婦さんに快適に過ごせるよう配慮されたマタニティープランが用意されているところもあります。

せっかくですから、この機会にそういったサービスを利用してみるのも良いでしょう。

体調など気をつけるべき事には注意して、ゆったりと温泉を楽しんでくださいね。

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