保育園と幼稚園の違いって何?費用などの違いについて知りたい!
小さなお子さんを預かってくれる施設として存在する保育園と幼稚園。
ただ、その違いについてあなたはきちんと答えられますか?
実は保育園と幼稚園ではかなり大きな違いがあるんですよ!
では費用などの面でも大きく違うのでしょうか?
そこで今回は、そんな保育園と幼稚園の違いを内容はもちろん、費用の面からみた違いについてもご紹介しましょう!
いまさらなかなか人には聞けない違いだと思います。
内容や費用が一体どう違いがあるのか、ぜひ参考にしてくださいね。
保育園と幼稚園の違いって何?
それでは早速保育園と幼稚園の違いについてご紹介しましょう!
管轄
そもそも保育園と幼稚園では管轄しているところが違う事をご存知ですか?
実は保育園は厚生労働省が管轄しています。
反対に幼稚園は文部科学省の管轄なんですよ!
意外と知られていないのでは?
内容
保育園と幼稚園は「小さな子供を預かってくれるところ」という点では同じですが、それ以外では大きな違いがあります。
保育園は厚生労働省が管轄していましたよね。
実は保育園の場合、学校というよりも「児童福祉施設」といった意味合いが大きいんです。
つまり「子供たちの生活の場」ですね。
勉強したりというよりも、ご飯を食べさせ、遊ばせてお昼寝させると言った場所です。
給食も食べさせる義務があります。
子供たちが保育園にいる時間も長く、半日近く保育園で過ごします。
また生活の場なので長いお休み等は基本的にありません。
では反対に幼稚園ですが、こちらは文部科学省が管轄しています。
基本的に「学校」といったニュアンスが強く、子供たちがたくさんのことを学ぶ場です。
小学校へ行くための準備とも言え、お昼寝等も基本的にありません。
給食も義務ではありません。
保育園に比べると滞在時間も短く、大体4時間程度です。
こちらは学校なので、夏休みなどの長いお休みもありますよ。
ただし、保育園でも勉強をするところもありますし、幼稚園でも預かり保育と言って長い時間預かってくれる制度があるところもあります。
預かり保育の場合、必要に応じてお昼寝をさせたりと言ったこともあるので、必ずしも上記に当てはまる場所ばかりではありません。
ただ、基本的にはこういうスタンスだという事は出来るのではないでしょうか。
通う子供の年齢
また通う子供の年齢にも大きな差があります。
保育園の場合、両親が仕事に行く間、小さな子供を預かる場ですので対象は0~6歳となります。
幼稚園は小さな子が勉強をする場ですので、対象は3~6歳となります。
ただ、場所によって多少の違いがあると思うので行きたい場所についてよく調べる必要があります。
保育士と幼稚園教諭
では実際に子供を見てくれる方についてご紹介しましょう。
保育園の場合は「保育士」です。
保育士の国家資格を持った方が子供をみてくれます。
0歳等の乳幼児をみるためのスキルも持っていますので安心ですね。
幼稚園の場合は「幼稚園教諭免許」となります。
3~6歳のお子さんを対象とした国家資格で、乳幼児をみることはできません。
保育園と幼稚園では費用の面ではどう違う?
では費用の面ではどんな違いがあるのでしょう?
保育園
まず認可保育園ですが、こちらは自治体ごとに運営しているため、その自治体によって差があります。
また保育費用は家庭の年収に応じて設定され、月額無料から7万程度であることが多いようです。
無認可保育園は、国からの支援がない分認可保育園よりも高くなります。
月額6万程度となることが多いようですが、自治体によっては助成金が出る場合もありますよ。
幼稚園
まず公立幼稚園ですが、こちらは運営母体が自治体なので安くなります。
自治体によって金額に差はありますが、一般的には月額1万円前後となります。
私立の幼稚園は運営母体が個人となるため、費用は公立の2~3倍程度です。
ただし、公立は抽選などの場合が多く入れない場合もあるので、現在幼稚園費用補助金制度と呼ばれる制度があります。
自治体によって補助金金額が異なりますので、受けたいご家庭はこちらも自治体と相談してみるといいですね。
あなたの働き方も考慮して
保育園も幼稚園も預ける時間に差はあるものの、子供を預かってくれる場所です。
あなた自身のワークスタイルなどとも相談しながら、保育園がいいのか幼稚園がいいのかを検討してくださいね!