お腹のダイエットがしたい!効果的な筋トレと運動は?
お腹のダイエットをするには、まずお腹周りの脂肪をどうにかしなければなりません。
ダイエットで脂肪を落とすには、脂肪を落とすための筋トレや運動を取り入れる必要があるのです。
お腹を引き締める運動といえば腹筋運動(クランチ)を想像しますね。
しかしこの筋トレは、お腹のダイエットにはさほど効果がないのかもしれないのです。
ではお腹に効く筋トレにはどんなものがあるのでしょうか?
そして、脂肪燃焼といえば有酸素運動ですが、筋トレと並行して行う場合はタイミング次第でよりダイエット効果が高まります。
お腹のダイエットのための有酸素運動と、そのタイミングも合わせてご紹介しましょう。
お腹の脂肪を減らすためにやるべきこと:筋トレ編
お腹のダイエットをしたい人のほとんどは、お腹の上に乗っかっている脂肪が気になっていることでしょう。
この脂肪を落とすためにとクランチ、謂わゆる腹筋運動を必死で取り組んでいる人もいますね。
しかしクランチという筋トレは腹筋の強化はできるものの、脂肪を落とす効果はそれほどでもないようです。
それはクランチでは動きが小さいため、脂肪燃焼のためのカロリー消費の点で効率的ではないからです。
お腹周りの脂肪を燃焼させるためには、腹筋を意識しつつ身体全体を動かすカロリー消費の高い筋トレを取り入れるのが効果的です。
お腹ダイエットに効く筋トレ
お腹ダイエットに効く筋トレには次のようなものがあります。
●マウンテンクライマー
腕立て伏せの状態で駆け足をするような筋トレで、脂肪燃焼させながら筋肉が鍛えられる効率的な体幹トレーニングの一つです。
⑴腕立て伏せの状態から、片足をお腹の下に引き上げます。
⑵引き上げた足を戻しながら、反対側の足をお腹の下に引き上げます。
何度も繰り返しテンポよく行うことで、より脂肪燃焼に効果があります。
慣れてきたら時間を長めに行ってみましょう。
●スクワット
スクワットは下半身全ての筋肉に効く、とても機能的なトレーニングです。
筋量の大きな筋肉を鍛えることができるのでカロリー消費にもつながり、さらに筋肉を鍛えることで代謝アップにも効果があります。
少しのスペースがあればどこでもできるので、日課に取り入れやすいですね。
⑴肩幅より少し広めに足を開いて立ちます。この時つま先が外側を向くようにします。
手の位置は頭の後ろ、腰、前のいずれかに置きます。
⑵息を吸いながらゆっくり、太腿が床と平行になるまで腰を落としていきます。
この時に背筋をまっすぐに保ち、膝が前に出ないようにお尻を突き出すようにします。
⑶息を吐きながら、ゆっくりと元の体制に戻します。膝は伸ばしきらないようにします。
スクワットはフォームが重要です。
背中が丸くなったり、腰を落とした時に膝が前に出過ぎたりすると効果が得られないばかりか腰に負担がかかってしまいます。
フォームに気をつけながら少ない回数から始めてみましょう。
脂肪燃焼のための運動と、そのタイミング
筋トレと合わせて行いたいのが、脂肪燃焼に効果的な有酸素運動です。
有酸素運動として挙げられるのは、ウォーキングやジョギング、水泳、サイクリングなどです。
有酸素運動で最も効果を上げるためには、心拍数を最大値の70パーセントまで上げることです。
カロリー消費の点で最も効果が期待できるのは水泳ですが、毎日行うのであれば早歩きや階段の上り下りが取り入れやすいでしょう。
有酸素運動をするタイミングは、空腹時にするのが脂肪を燃焼させやすくなります。
ただし血糖値に問題がある場合は、空腹時の運動は避けるようにしてください。
筋トレをするなら有酸素運動の前に行いましょう。
筋トレを行うと成長ホルモンの分泌が促され、それにより代謝がアップします。
さらに有酸素運動を行えば、さらなる脂肪燃焼につながります。
お腹ダイエットには食事も大切!
ダイエットといえば一にも二にも食事が鍵です。
食事内容を見直さない限りは、いくらカロリー消費ができる運動を行ったところで効果は期待できないでしょう。
運動を取り入れた後でしてしまいがちなミスは、運動した分だけ余分に食べてしまうこと。
これでは元も子もありません。
筋トレや有酸素運動を始めたら、ぜひ普段の食生活も見直してみましょう。
筋トレで筋肉を効果的に付けるには、運動後30分以内にプロテインを摂取をしましょう。
そして、ダイエット中に甘いものがどうしても我慢できない場合も、運動後に少しだけなら OKです。
運動後の糖質の摂取も筋肉の成長に役立つとされています。
そして、お腹ダイエットは継続が大切です。
トレーニングは挫折のないよう、継続できる強度で始めてみてください。
生活習慣を見直し、今度こそ引き締まったお腹を目指しましょう。