bbとccの違いは?bbクリームとccクリームの選び方
化粧品コーナーではもうすっかり定番となったbbクリームとccクリーム。
同じ化粧品メーカーのbbクリームとccクリーム、どちらも見かけることがありますね。
このbbとccの違いは何でしょう?bbクリームとccクリームの違いをよく分からずに、なんとなく選んでしまっていることはありませんか?
実はこの2つのクリーム、作られた目的に少し違いがあり、それによって使い方も違いがあるのです。
bbクリームとccクリームについて、特徴と違いを少し詳しく見ていきましょう。
bbクリームとは
bbクリームは数年前に韓国コスメブームが火付け役となった、画期的なクリームです。
化粧下地や日焼け止め、クリームファンデーションが一つになったオールインワンの化粧品で、その手軽さから一気に人気が高まりました。
今では化粧品コーナーでは定番アイテムの一つとして定着しています。
bbクリームのbbとはBlemish Balmの略で、もともとはドイツで開発された軟膏です。
Blemishとは傷や欠点のことで、この軟膏はピーリングや手術後の皮膚を保護するためのものであったそうです。
それが韓国で化粧品として新たに開発されました。
bbクリームはスキンケア効果を持つと同時に色の補正をし、欠点をカバーして美しく見せる効果が高いのが特徴です。
●bbクリームの選び方と使い方
bbクリームは化粧下地が要らず、クリーム感覚で手軽にベースメークができます。
しかも肌に優しくクレンジングも不要です。
メーカーによって、カバー力やスキンケア効果に違いがかなりありますから、製品の特性を見てご自身の希望する仕上がり感により選ぶのが良さそうです。
基本的に化粧下地などは不要ですが、潤いをプラスしたい場合やカバー力をよりもたせたい場合は、化粧下地やコンシーラー、フェイスパウダーなどプラスすることもできます。
ただし、もともとカバー力がそれなりにあるので、フェイスパウダーやパウダーファンデーションを上から使う場合は、厚塗りになりすぎないように気をつけましょう。
しっかり目の仕上がりにしたい場合でも、顔全体にパウダーを使用するのではなく、頬の目の下の三角の部分を中心に薄くぼかして付ける程度がおすすめです。
ccクリームとは
ccクリームのccは color correctingや color controlの略で、bbクリームとは違い特に正式名称があるものではありません。
化粧品会社が独自に開発をしたクリームで、光の反射による目の錯覚で肌の色むらを整え綺麗に見せることを目的に作られています。
こちらもスキンケア効果と色補正を合わせた、オールインワンのクリームです。
クレンジング不要で肌に優しいのも特徴の一つです。
質感は塗ってカバーするbbクリームよりも軽めで、より自然な仕上がりになります。
カバー力が欲しい場合は、少し物足りなく感じるかもしれません。
●ccクリームの選び方と使い方
ccクリームはメーカーにより、製品の特徴に若干違いがあります。
スキンケア効果の高いもの、色補正や仕上がりの感じを見て選ぶのが良いでしょう。
特にccクリームの色は自分の肌の色に合わせて選ばないと、色補正の効果があまり感じられないかもしれません。
ccクリームはもともと上からファンデーションを重ねることを前提に作られています。
ナチュラルメークの場合はccクリームのみでもOKですが、ccクリームを下地として使い、上からファンデーションを重ねると美しい仕上がりになり化粧もちも良いでしょう。
まずは試して肌に合う1本を
bbクリームとccクリームはたくさんの種類がありますから、選ぶ時に迷ってしまいますね。
仕上がりやスキンケア効果の特徴を見ながら、気になるものは肌に載せて試してみましょう。
色補正の効果やカバー力の違い、仕上がりの感じと、使い心地も確かめてみてください。
ご自身が重視されるポイントを押さえた、お気に入りの1本が見つかると良いですね。