赤ちゃんが便秘になる原因は離乳食を始めたから!?解消方法が知りたい!
母乳を卒業して、いよいよ離乳食!
赤ちゃんが母乳を飲んでいた頃は毎日快便だったのに、離乳食を始めた頃からだんだんと便秘気味に…
そんなことありませんか?
実は、離乳食を始めた頃の赤ちゃんは便秘になりやすいと言われています。
母乳から離乳食に変わったことで赤ちゃんの身体に様々な変化が起きているのが原因です。
どのような変化が起きているのか、その原因を知ることで解消方法を見つけることが出来ます。
今回は、離乳食を始めたことで便秘になりやすい原因と、解消方法をお伝えします!
赤ちゃんが便秘になってしまうとお母さんも不安になりますよね…
ひどくならないうちに、解消してあげましょう!
離乳食を始めて便秘になる原因
まずは、原因をしっかりと知っておきましょう。
◆水分不足
母乳を飲んでいたの頃は、赤ちゃんが口から摂取するのは母乳、つまり水分のみです。
なので、便秘になることはなく緩い状態の便が出ていたと思います。
しかし離乳食を始めたことで、母乳よりも摂取する水分量が減りますよね。
これが原因で、便が固くなり、出にくくなることが考えられます。
◆腸内環境が変わる
母乳には、腸をキレイにするオリゴ糖の成分が含まれています。
なので、これを飲んでいた頃の赤ちゃんの腸内は、ほとんどが善玉菌なのです。
しかし、断乳し離乳食を始めたことにより、腸内には悪玉菌も増えてきます。
大人でもこの悪玉菌の影響で便秘になることがありますよね?
赤ちゃんも、同じなのです。
◆運動不足
離乳食を始め、これまでよりも摂取カロリーが増えます。
この頃に身体をあまり動かさずにいると腸の動きが悪くなるため、便秘になってしまうことが考えられます。
ゴロンゴロン♪と身体を動かしたり、手を握って一緒にバンザイ♪
そんな風に一緒に遊んであげることで、運動不足解消に繋がります!
必要な栄養とは?
赤ちゃんの便秘解消に必要な栄養素は、食物繊維です。
大人の便秘解消にも効果のある食物繊維ですが、これには2種類あるのをご存じですか?
それぞれをバランス良く摂ることで、赤ちゃんの便秘解消に効果的です。
◆水溶性食物繊維
水溶性食物繊維とは、「水」と名の付いている通り、便を柔らかくしてくれる作用があります。
また、腸内の善玉菌を増やす作用もあります。
これにより、便がスムーズに腸内を流れていくことが出来、便秘解消の効果が期待出来ます。
・かぼちゃ
・キウイ
・オレンジやみかん
・わかめ、昆布等の海藻類
◆不溶性食物繊維
不溶性食物繊維とは、水に溶けない性質を持ちます。このため、食べ物に含まれる水分を取り込み、便の量を増してくれます。
また、不溶性食物繊維は腸内に刺激を与えてくれるため、大腸の動きが活発になり、便秘解消の効果が期待出来ます。
・さつまいも
・大豆等の豆類
・きのこ類
・ごぼう
◆赤ちゃんにとってのスーパーフード!?
以下の3つには、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方を含んでいます。
赤ちゃんも食べやすい食材なので、離乳食にも取り入れやすいですね♪
・バナナ
・りんご
・バナナ
・オートミール
◆乳酸菌
大人と同じく、善玉菌を増やすことの出来る乳酸菌は赤ちゃんの便秘にも効果が期待出来ます。
善玉菌には腸内の免疫を強くする作用もあるので、便秘だけでなく腸内環境を良くするためにも日常的に摂取したいですね。
ヨーグルトで手軽に摂ることが出来るので、離乳食をあげる際に取り入れてみてください!
おすすめのレシピ!
これらの食材を使ったレシピをいくつかご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
さつまいもにバナナ、きなこで豆類も上手に取り入れることが出来ますね。
かぼちゃにヨーグルトを加えて食べやすい固さにして、手づかみで美味しく食べられますね。
※ヨーグルトはまだ与えたことのない場合、アレルギー反応を起こすことがあるので、ごくごく少量からスタートするように注意しましょう。
オートミールにこんにゃく、きのこ類、野菜…色々なアレンジが出来て、赤ちゃんも飽きずに食べることが出来ますね。
冷たいデザートは暑い日にもぴったりです!
ジュースだとあまり飲んでくれない時にもゼリーなら食べやすいですね。
最後に
今回は、食事を中心にお伝えしましたが、便秘解消にはお腹をマッサージしてあげることも効果的です。
また、2~3日便が出ていなくても赤ちゃんのご機嫌が良く、食事量に変化がない場合はあまり心配しすぎないようにすることも大切です。
消化機能や胃腸機能が著しく成長している時です。
赤ちゃんの成長を見守りつつ、お母さんも一緒に離乳食期を楽しんでいけることを願っています。