夏バテ対策に効果のある食事って?今日から始めよう!
今回は、夏バテ対策のうちの1つ「食事」について詳しく見ていきたいと思います。
前回の記事はこちら⇒夏バテの症状って?乗り切るための、対策法!
汗をかくことによりミネラルやビタミンが失われます。
そして汗は体力も消耗し、身体に疲労を溜めてしまいます。
このことが、睡眠だけでは疲れが取れない、イライラしやすい、やる気が起きない等の自律神経の乱れの原因にも繋がります。
つまり、夏バテには「食事」による対策がとても重要なのです。
また、対策だけでなく、食事によって夏バテの症状を解消することも出来ます。
少し体調が悪いな、と感じた時には早めの対策をして悪化をしないように心がけましょう。
摂りたい栄養素とその理由
それではさっそく、夏バテ対策のために摂りたい栄養素いくつか挙げてみましょう。
これを知っていれば、自炊が難しくても、コンビニで買う時や外食の際のメニュー選びにも役立てることが出来ますよ!
夏バテ対策に欠かせない栄養素の1つです。
それぞれの身体での働きを見ていきましょう。
【ビタミンB1】
糖質(炭水化物)をエネルギーに変える働きを持っています。
また、疲労回復にはこのビタミンB1が効果的です。
~含んでいる食材~
・豚肉
・カツオ
・大豆
・豆腐
・枝豆 等
【ビタミンB2】
脂質(炭水化物)をエネルギーに変える働きを持っています。
~含んでいる食材~
・レバー
・うなぎ/サバ
・牛乳
・卵
・納豆 等
この2つの栄養素を炭水化物と共に摂取することにより、身体に溜まった疲れ(乳酸)を上手く排出することが出来るのです。
身近に手に入る物や、外食のメニューにもよく使われている物がたくさんあります。
知っていれば、意識することが出来ますよね!
ストレスの解消に効果的な栄養素です。
温度差によるストレス、暑さによる精神的なストレスの対策にも効果があります
~含んでいる食材~
・トマト
・ピーマン
・じゃがいも
・柑橘類
・キウイフルーツ 等
臓器、髪、爪等の身体を作っている3大栄養素の1つです。
夏は、他の季節よりも基礎代謝が上がります。
このためたんぱく質の消耗が激しいので、意識して摂る必要があります。
また、たんぱく質の不足により免疫力や内臓機能の低下を引き起こしてしまいます。
そうなってしまう前に、上手に取り入れたいですね。
~含んでいる食材~
・肉類(特に、ささみ肉には多く含まれています)
・魚介類(鮭、マグロ、あさり、エビ等)
・乳製品(特に、チーズがおすすめです)
・豆類(大豆、枝豆等)
カルシウム、ナトリウム、鉄等のことを言います。
歯や骨、臓器の作るのに欠かせない栄養素です。
汗と共に体外へ出てしまうミネラルですが、体内で作り出すことが出来ないため、食材で摂取する必要があります。
~含んでいる食材~
・のり
・わかめ
・昆布
・納豆
・ほうれん草 等
お気づきの方もいるかと思いますが、ビタミンB1には疲労回復にも効果があります。
と言うことは、夏バテ対策にも!症状の解消にも!ぴったりの栄養素です。
ぜひ、覚えておいてくださいね!
夏バテ解消も効果あり!
夏バテ対策はもちろん、夏バテによる疲労を回復してくれる食材をいくつか挙げてみましょう。
これらを上記の食材にプラスすることで、夏バテに負けない身体作りが出来ます!
・にんにく
アリシンという栄養素はビタミンB1の吸収力をアップしてくれます。
・梅干し/お酢
クエン酸は、疲れた身体を癒してくれる作用があります。
・ネバネバ食材(おくら、納豆、山芋 等)
ムチンという栄養素が含まれています。これは胃の粘膜保護に効果があります。
・辛い食べ物
食欲を増進させる作用があります。
どの食材も調理の際に手軽に取り入れることが出来そうですよね!
おすすめの簡単レシピ
それでは、対策のために摂りたい食材と、解消にも効果のある食材を使ったレシピをいくつかご紹介します!
ぜひ、参考にしてみてください。どれも、とても簡単です!
出典:http://cookpad.com/recipe/1496323
出典:http://cookpad.com/recipe/1193731
出典:http://cookpad.com/recipe/3234813
最後に
これら以外にもレシピはたくさん見つけることが出来るので、ぜひ探してみてくださいね!
せっかくの良いお天気なのに、夏バテでダウン・・・。
そんなことにならないように、今から始めてしっかりと身体作りをしていきましょうね!