口内炎とヘルペスってどう見分ければいいの?2つの違いについて知りたい!
口の中にできて痛いものと言えば口内炎。
疲れている時にうっかり口の中を噛んだら、できてしまいますよね。
でもそんな口内炎と似ていると言われているのが、ヘルペスです。
ヘルペスは見た目こそ口内炎とよく似ていると思われがちですが、実は大きな違いがあるんです。
でも一体どんな違いがあって、どう見分ければよいのでしょうか?
そこで今回は、そんな口内炎とヘルペスの違い、そして見分け方についてご紹介します!
ぜひ今回の記事を参考にして、必要であれば病院へ行くこともためらわないでくださいね。
口内炎とヘルペスの違いって?
それでは早速、口内炎とヘルペスの違いについてご紹介しましょう!
一体どんな違いがあるのでしょうか?
口内炎
まずは口内炎から見て行きましょう!
口内炎ができる原因は「ビタミン不足」もしくは「口内を噛んだこと」等と言われています。
ビタミン不足についてですが、口内炎ができたら、よくビタミンB2の入ったサプリメントを取るといいとも言われていますよね。
実はビタミンB2が不足すると、口を噛んでいなくても発生します。
できたかなと思ったら、すぐにサプリメントを飲むことで、痛みを最小限に抑えることが可能です。
噛んだ場合は、口の中に傷ができている状態だと考えてください。
口の中は思った以上にたくさんの細菌が住んでおり、その傷口から細菌が入り込むことで炎症を起こしできます。
基本的にはこの2つの原因が大きいと言われていますが、体調不良や口内の乾燥、体質など様々な事が原因でおこるとされています。
放っておいても1週間程度で小さくなりますが、何度も繰り返しできる場合は、他の病気の可能性もあります。
ただ、自分自身の体の不調によってできるので、感染はしません。
その代わり、あまりにつらい場合の口内炎は、病院へ行くことで早く治ることがあります。
ヘルペス
ではヘルペスとはどんなことが原因でおこるのでしょうか?
原因としては「ウイルス感染」になります。
8種類ほどヘルペスにはウイルスがあるのですが、その中でも「単純ヘルペスウイルスI型」と呼ばれるものが該当します。
口にできるイメージのヘルペスですが、実は口だけでなく、肌にもニキビのようなものとして現れます。
特に口にできるものは「口唇ヘルペス」と呼ばれ、一番ヘルペスの症状が出やすい場所とも言われています。
口内炎とは違い感染力が強く、幼児期に感染するという方がほとんどです。
大人になってから発症すると症状がひどくなるとも言われており、繰り返し発疹が出ることで跡が残ることも。
また、体のだるさが出る場合や発熱する場合もあります。
ただ、感染力が強いとはいえ全員が症状が出るわけではありません。
基本的に「体が疲労している」「栄養状態が悪い」「免疫力の低下」によって起こります。
感染力は強いですが、患部を清潔に保てば1~2週間ほどで収まります。
ただし初めてヘルペスになった場合、自己治癒や市販薬での治療はかなり難しいので、病院へ行きましょう。
見分け方はあるの?
それでは口内炎とヘルペス、見分け方はあるのでしょうか?
口内炎
口内炎はできると口の中に「白いできもの」ができます。
口内炎の中はへこんでいるような状態のことが多いと思います。
飲み物や食べ物などが当たると痛みを感じます。
ヘルペス
口の周りや唇に「小さな水ぶくれ」ができるのがヘルペスです。
一つだけではなく、いくつもできることもあります。
この水ぶくれは口内炎とは違い、赤い水ぶくれの事が多いようです。
できる前に患部が痛むこともあり、できた場所やその裏側が、口内炎よりも激しく痛みます。
飲食も口内炎以上に困難です。
白いできものは口内炎、赤い水ぶくれはヘルペス
一番分かりやすい見分け方は、口内炎は白いできもの、ヘルペスは赤い水ぶくれであることです。
また、いつもよりも痛みを感じる時、発熱や体のだるさを伴う時もヘルペスの可能性があります。
口の中の水ぶくれは他の原因の場合もありますが、できるだけ早く病院へ行くようにしてください。
正しく見分けてしっかり治療しよう!
口内炎とヘルペスは、思っているよりは違いのある見た目です。
ですので正しく見分けて、正しい方法で治療するようにしましょう。
もしどちらか分からない場合は、一度病院へ行くことをお勧めします。