肩が痛い!これって病気なの?どんな病気で何科へ行けばいいのかを知りたい!
肩が痛い!
そう感じたことのある方は多いですよね。
スポーツをする方はもちろん、スポーツをしない方でも、意外と肩が痛くなるもの。
とはいえそれは一時的なものであったり、そんなに気にするほどの痛みでないことも多いと思います。
ただ、痛みが長引いたり尋常でない程肩が痛い場合は、なにかの病気が隠されているかもしれません。
そうなるとその病気の原因と、何科へ行けばいいのか知りたいですよね。
そこで今回は、肩が痛くなる病気と、何科に行けばいいのかについてご紹介します。
肩の痛みでお悩みの方は、ぜひ参考にしてくださいね!
肩が痛い!その場合に考えられる病気って?
まずは肩を痛くしている原因からご紹介しましょう!
肩こり
なんといってもこれが原因という方も多いと思います。
肩の不快なハリや鈍い痛みは肩こりの特徴。
デスクワークや携帯電話をよく見るという方はこの可能性が高いですね。
また姿勢が悪い方も肩こりになっている可能性が高いです。
筋肉痛
こちらもよくある症状ですが、普段動かさない部分を動かすと筋肉痛になります。
痛みはありますが、鋭い痛みというよりは鈍い痛みという場合が多いと思います。
急に激しく運動した記憶があるのなら、この可能性が高いです。
五十肩
肩が痛くなって、可動範囲が狭まった、という時はこの五十肩の可能性が高いです。
強い痛みのため、腕を今までのように上げることができず、日常生活にも支障をきたします。
加齢や肩の酷使など理由はありますが、基本的に突然やってくるのが特徴です。
腱板断裂
こちらは肩に大きな衝撃が加わって、発症することが多いようです。
症状としては五十肩によく似ていますが、こちらは腕を上げようとする、その動作の途中ですでに痛みがあります。
反復性肩脱臼
大きな衝撃を受け、骨がずれることでおこる症状です。
とにかく強い痛みでその部分を動かすことはできませんし、動かしてはいけません。
一度かかると骨がずれやすくなるのも特徴です。
肩腱鞘炎
肩の使いすぎによって起こる症状です。
肩関節の前方の痛み、または肘を伸ばして腕を上げると肩の前が痛くなったら肩腱鞘炎の可能性が高いです。
肘をよく曲げる仕事や家事、スポーツなどでもよく発症します。
心筋梗塞
あまり知られていませんが、実は心筋梗塞の症状に「肩の痛み」というのがあります。
特に左肩が痛い時は注意したいですね。
うつ病
こちらもあまり知られていませんが、うつ病になると肩が痛くなりやすいと言われています。
特に右肩が痛むと言われています。
ただ、これはあくまでも「こういう人もいる」という事なので、右肩が痛い=うつ病ではありません。
ただ症状としてこんな症状もあるという事は、知っておくといいですね。
内臓の病気
特に右だけが痛い、左だけが痛いという場合は内臓系の病気かもしれません。
右が痛い場合は右にある内臓が、左だけが痛い場合は左にある内臓に問題がある場合があります。
特に腹痛など他の部分にも痛みがある場合は、この可能性も頭に入れておきましょう。
何科へ行けばいいの?
それでは最後に、肩が痛い時は何科へ行けばよいのでしょう?
整形外科
腕が上がらない、衝撃を受けたところが腫れて熱を持っている、衝撃を受けて痛みが出た場合はこちらの病院へ。
手術などはほとんどありませんが、症状がひどい場合は手術する場合もあります。
どこへ行くか困ったら、とりあえず整形外科へ行ってみるのも一つの手です。
内科
片側の肩の痛みと一緒に他の部分にも痛みがある場合など、内臓系の病気が疑われる場合は内科へ行きましょう。
大きな病院でなくても、かかりつけの内科で十分ですので、早急に診察をしてもらいましょう。
ペインクリニック
痛みに対しての専門家がいる病院です。
安静にしていても痛みがある場合はこちらへ。
手術などは行いませんが、場合によってはあなたに最適な病院も紹介してくれると思います。
整骨院
肩こりや五十肩で運動すると痛みが出る場合は整骨院がおすすめです。
マッサージやハリなどで筋肉の炎症を抑え、根本的な治療を行ってくれます。
必要によってはこちらでも最適な病院を紹介してくれますよ。
肩の痛みは我慢せずに病院へ
肩の痛みくらい、と甘く見るには大き過ぎる病気の可能性もあります。
肩の痛みは決して我慢せず、病院で一度検査してもらうことも大切ですよ!