寒天とゼラチンってどう違うの?使い方の違いなどについて知りたい!

【スポンサードリンク】

お料理はもちろん、お菓子作りでも大活躍してくれる寒天やゼラチン。

カロリーが気になる方も多い中、低カロリーの寒天やゼラチンは、ダイエットの味方とも言える存在です。

でもこの二つって、一体どんな違いがあるのかご存知ですか?

水分を固める、という意味でかなり似た性質を持つ二つですが、いつもなんとなく使い分けているという方が多いかもしれませんね。

実はただ水分を固めるだけでも、寒天とゼラチンは意外と大きな違いがあるんです!

そこで今回は、そんな寒天とゼラチンの違いをご紹介します。

ぜひ参考にしてくださいね!

寒天とゼラチン、どう違うの?

水分を固めてくれる寒天とゼラチン。

一体どんな違いがあるのか、早速見ていきましょう!

寒天

まずは寒天からご紹介しましょう!

実は原料となるものから、寒天とゼラチンは違います。

寒天の材料とはどんなものなのでしょうか?

<原料> 海藻(テングサ、オゴノリなど)

<主な成分> 食物繊維

寒天は海藻が原料となっています。

棒寒天というものが売っていますが、確かに棒寒天は海藻のような雰囲気があります。

では固め方に関してはどうでしょう?

<固め方> 水と一緒に鍋に入れて溶かして使います。

<特徴> 一度固まったら、熱を加えても溶けません。

寒天ダイエットというものがありますが、寒天は口に入れても溶けず、しっかり噛む必要があるためダイエット向きと言われています。

食物繊維も豊富、しかもカロリーは100gで3kcal程度とかなりの低カロリー。

実際に100g使う事はそんなに多くないと思いますので、寒天だけで見ると0カロリーにかなり近いと言えそうです。

まさにダイエットの強い味方というわけですね。

では一体どんなお菓子や料理に使うといいのでしょうか?

<使い道> ゼリー、寒天煮こごり、杏仁豆腐、羊羹等

プルンとしつつも、しっかりと噛まなければいけない、そんなものに寒天はぴったりです!

ゼラチン

それではゼラチンはどうでしょう?

似た性質なのですが、原料にはずいぶんと違いがあるんですよ!

<原料> 動物の骨、皮から抽出した成分

<主な成分> 食物繊維

成分としては同じなのですが、原料が違います。

寒天が海藻なのに対して、ゼラチンは動物性のもの。

その為カロリーは寒天より高くなります。

100gで340kcal程度のカロリーなのですが、実際に100gも使う事は少なく、ゼリー1つでは5gほどしか使いません。

ですので、かなり低カロリーな物であることは間違いありません。

<固め方> お湯に入れず、水でふやかします。

<特徴> お湯や暖かい場所では溶けます。

寒天との大きな違いはここです。

寒天は固めたらもう戻らないのに対して、ゼラチンはあたためると戻すことができます。

ですので口に入れると溶ける食感を作ることができます。

作ったものは基本的に常温では溶けてしまうので、冷蔵庫で管理する必要があり、万が一沸騰させると固まらなくなります。

食物繊維も豊富で、低カロリーとダイエット向きではある事は間違いありません。

ただ、しっかりと噛まなければいけない分、寒天の方がダイエットには向いているかもしれませんね。

<使い道> ゼリー、ムース、プリン等

口の中で溶ける食感は、なんとも言えない感覚で、しかも美味しいですよね。

おなじ水分を固めるものでも、口どけのある物、滑らかな物を作りたい時はゼラチンが必要です!

【スポンサードリンク】

代用って出来るの?

それではゼラチンと寒天は代用することはできるのでしょうか?

用途によりますが可能です

同じ水分を固めるものなので、用途にもよりますが、基本的に代用は可能です。

ただゼラチンはあたためるものに向いていません。

固める力がなくなり溶けてしまうので、冷たいものに対して寒天の代わりに代用するのなら可能です。

また食感が変わります。

寒天はしっかりとしたかみごたえのある食感、ゼラチンはなめらかで口の中でとろける食感です。

食感の違いは気にならない、というものならいいのですが、そうでない場合は気をつける必要があります。

うまく使い分けて、絶品料理やお菓子を作ってください!

寒天とゼラチンは、意外と違いがありましたよね。

ぜひあなたも二つの異なる食感を利用して、今まで以上に美味しい料理やお菓子を作ってみてください!

【スポンサードリンク】
サブコンテンツ

このページの先頭へ

x