ほたるいかの沖漬けの賞味期限は?気になる寄生虫の注意と作り方について知りたい!

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ほたるいかは春の味覚の一つで、ほたるいかの沖漬けは富山県の名物として知られています。

沖漬けは北海道の名物で、キスやイカなどを醤油や唐辛子に漬け込んだ料理です。

イカ釣り漁船の船上につけダレを持ち込み文字通り沖で漬けて食べたことから、沖漬けと言われるようになりました。

ほたるいかの沖漬けは、そのままでも美味しいですし、料理に使う事もできます。

作り方もシンプルですので、旬の時期にたくさん作って保存しておくのも良いですね。

沖漬けは日を追うごとに漬け込まれて、その味わいの変化を楽しめますが、賞味期限はどれくらいなのでしょう。

長く楽しみたいですが、冷凍すれば賞味期限は長くなるのでしょうか。

それから、生のほたるいかには寄生虫が潜んでいます。

食中毒を起こさないためにも、作り方の中で寄生虫の処理はとても大切です。

ほたるいかの沖漬けの賞味期限と、寄生虫に注意した作り方のポイントについて、まとめてみました。

ほたるいかについて、寄生虫と処理方法

ほたるいかは胴の長さが7cm前後で日本では日本海全域と太平洋側の一部で見られ、その名の通りホタルのように光ります。

腕と腹側には青白く発光する発光器を1000個ほど持っており、敵を脅したり身を守るための役割をしていると見られています。

普段は200m〜600mの海底にいますが、産卵期の春には日が暮れると富山湾の浅瀬に上がってきます。

漁獲量は実は兵庫県の方が多いのですが、富山産の方が身が大きく味が良いことからブランド化されています。

ほたるいかの内臓には旋尾線虫という寄生虫が潜んでいます。

地元ではほたるいかの足を除いては、生食することは無かったそうです。

この寄生虫ですが腸閉塞を引き起こしたり、生食から2週間後ほど経って皮膚に移動し、ミミズ腫れのような皮膚疾患を引き起こします。

いずれの場合も治療が必要になりますから、新鮮だからと言って生で食べることはできません。踊り食いは厳禁です。

旋尾線虫は以下の条件で不活性化します。

●−30度で4日以上、または−40度で40分以上の冷凍

●沸騰した湯で30秒以上加熱

スーパーで生のほたるいかを購入する場合は、ラベルの注意書きをしっかり見ましょう。

基本的に、冷凍処理のものを解凍したものは大丈夫です。

沖漬けを購入する場合は、すでに冷凍処理済みと見て良いでしょう。

生のものは内臓を取っても寄生虫が身に移ってしまっている可能性があるため、加熱してから食べるようにした方が無難です。

また、冷凍処理されてないものを沖漬けにした場合は、気をつけた方が良いでしょう。

家庭の冷凍庫では冷凍の温度が条件に満たないため、寄生虫の対策としては不十分です。

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沖漬けの作り方

いろいろな作り方がありますが、一番シンプルなものをご紹介します。

家庭で作る場合は、必ず冷凍の生ホタルイカをご用意ください。

●材料

生ホタルイカ 作りたいだけ、 醤油、酒、みりんを其々1:1:1の割合、
だし昆布 一切れ(お好みで)

①解凍したホタルイカの下ごしらえをします。目玉、嘴を取り除きます。

②醤油、酒、みりんを合わせ、つけダレを作ります。(味を見てお好みで割合を変えてみてくださいね)

③ホタルイカが浸るまでつけダレを入れて、冷蔵庫で1晩寝かせます。

出来上がり!

2〜3日後が味がしみて、美味しくなります。

賞味期限は長くて1週間ですので、数日中に食べきるようにしましょう。

たくさん作った場合は冷凍すれば1ヶ月ほど保ちます。

*ご家庭に−30度以下で保存できる冷凍庫をお持ちの場合は、生のホタルイカで沖漬けを作った後で冷凍する方法もあります。

−30度の場合で4日以上、−35度で15時間、−40度で40分以上の冷凍が必須です。

寄生虫の処理のため、このプロセスは欠かすことができません。

沖漬けの美味しい食べ方

そのままでも美味しい沖漬けですが、沖漬けを冷奴のトッピングにすると、お豆腐のさっぱり感と沖漬けのコクがとても合います。

また、料理にアレンジしても違った味わいが楽しめます。

例えばパスタのソースにアレンジしたり、沖漬けをバターでソテーしてもコクが出て美味しいお菜になります。

日持ちがそれほどしませんので、数日経ってしまったら火を通して他の料理にアレンジしてしまうのも良さそうですね。

富山の春の味覚、ほたるいかの沖漬けを、皆さんもぜひ味わってみてくださいね。

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