疲れ目の原因って?解消には、このツボと目の体操が効く!
近年スマートフォンの普及により、目に様々な不調を感じる人が増えています。
また、オフィスワークでパソコンを使っている方は疲れ目の症状を日常的に感じているのではないでしょうか?
疲れ目になる原因は様々あるのですが、この疲れ目が悪化した状態のことを眼精疲労と言います。
眼精疲労へと悪化してしまうと目の不調だけでなく心身に悪影響を及ぼしかねないのです。
まずは、あなたの疲れ目の原因はどこにあるのか知ることが大切です。
それぞれの原因に合った治療や解消方法を行うようにしましょう。
今回は、疲れ目の原因の中でも電子機器の使用等によって起きる疲れ目の解消方法を中心にお伝えしていきます。
その中でも、オフィスでの少しの合間や自宅で簡単に行えるツボ押しと目の体操をご紹介します!
ツボ押しや目の体操をこまめに行い、眼精疲労へと悪化させてしまわないようにしていきましょう!
疲れ目って?
まずは、あなたは疲れ目の症状に当てはまるかチェックしてみましょう。
□ 目の奥に痛みを感じる
□ 目がしょぼしょぼする
□ ぼやけて見えることがある
□ 充血している
□ 目の周りの筋肉がピクピクと無意識のうちに動く
□ 肩こり・頭痛等がある
いかがでしたか?
疲れ目の症状が長く続くことで、以下のように悪化していきます。
□ 休んでも回復が見られない
□ 睡眠に影響が出る(不眠・眠りが浅い)
□ 食欲不振
□ 全身の疲労感
こうなると、疲れ目ではなく眼精疲労です。
目の不調だけでなく身体・精神面にまで不調が出るようになってしまうのです。
では次に、疲れ目になる原因をお伝えします。
◆毛様体筋の疲労
目の周りにある筋肉のことを言います。
これが、スマートフォンやパソコン等の使い過ぎにより起こる疲れ目になります。
一定距離の物を長時間見続けることにより、目の周りの筋肉に負担がかかります。
常に毛様体筋は緊張状態にあり、他の物を見ようとした時にピントが合いづらくなってしまうのです。
◆目の病気
近視・遠視・乱視・老眼等の症状がある方は要注意です。
今使っているコンタクトレンズやメガネの度数が適切でない場合、疲れ目を引き起こします。
見えにくくなるため姿勢も悪くなり、肩こりや腰痛の原因にもなります。
→電子機器の使用頻度が高くなく、疲れ目の症状がある場合は、目の病気の有無・コンタクトレンズやメガネの度数が合っているか調べるようにしましょう。
◆ドライアイ
何かに集中している時、人は無意識のうちにまばたきの数が減ります。
また、エアコンの効いた部屋では空気が乾燥しやすいため、目が乾燥してしまいます。
これらの原因によってドライアイになり、目の痛みを感じるようになります。
→エアコンと同時に加湿器も使う等して、部屋の乾燥を防ぐようにしましょう。
※電子機器の使用頻度が高い場合は、これにプラスして、ツボ押しや目の体操を行うことで解消するようにしましょう。
ツボ押しで解消!
目の周りの筋肉「毛様体筋」を刺激して血行を良くすることで、目の負担を和らげましょう。
代表的なツボ3つをご紹介します。
◆攅竹(さんちく)
場所:眉頭の内側にあります。
押し方:目の上の骨のくぼみ部分を両手の親指を使って押し込むようにします。
◆清明(せいめい)
場所:目頭のくぼみ部分にあります。
押し方:攅竹と同じように押し込む、または片手の親指と人差し指で挟むようにします。
◆太陽(たいよう)
場所:こめかみのくぼみ部分にあります。
押し方:両手の人差し指と中指で押します。
目の体操で解消!
スマートフォンやパソコン等を長時間使用する場合は、このような体操を合間で行い、毛様体筋の緊張を和らげるようにしましょう。
◆体操1「クルクル動かしてコリをほぐそう」
① 黒目を上・下・左・右にゆっくりと動かす。
② 右回り・左回りにゆっくりと動かす。
◆体操2「ギュッパッの動作でコリをほぐそう」
① 目をギュッと閉じる。
② 次に思い切り目を開く。
③ これを数回繰り返す。
最後に
ツボ押しと体操を行うことで自然と、スマートフォンやパソコン等から目を離す時間を作ることが出来ます。
やはり目を休ませてあげることが1番の解消法です。
ちょっと長い時間使い過ぎかな…そんな時には、ツボ押しや体操を行い、毎日頑張ってくれているご自分の目を労わってあげるようにしてあげましょう。