えごま油とごま油ってどう違うの?二つの違いについて知りたい!

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最近何かと話題のえごま油。

体に良い油として人気ですよね!

でもそんなえごま油とよく似た名前のごま油という物もありますよね。

風味がよく、常備している方も多いと思います。

名前がそっくりな二つの油ですが、何か違いはあるのでしょうか?

実はかなり大きな違いがあるんですよ!

そこで今回は、意外と知られていないえごま油とごま油の違いについてご紹介します!

ご存知ない方は、ぜひ参考にしてくださいね!

えごま油とごま油の違いとは?

それでは早速、えごま油とごま油の違いについてご紹介しましょう!

一体どんな違いがあるのでしょうか?

原料

実はそもそも原料が違います。

この原料も全然違うものなんですよ!

・えごま油

まずえごま油の場合は「えごまの種子」を使います。

えごまは植物という点では同じなのですが、「シソ科」の植物です。

よく料理などでつかわれているごまの仲間ではありません。

・ごま油

ごま油はその名の通り「ごまを主原料とする油」の事です。

皆さんおなじみのあのごまですね。

同じ油であり、名前もそっくりなのですが、それ以外は全く別の物です。

味・香り

もう一つ気になるのが味と香りですよね。

ここにかなり大きな違いがあります。

・えごま油

えごま油は基本的に少し生臭い香りがすると言われています。

そのまま食べると、生臭さに苦み等のクセを感じる方もいて、苦手というが多いようです。

ただ、無味無臭という方もいらっしゃるので、メーカーによってもかなり違いはありそうですね。

・ごま油

こちらは香ばしい香りがする油ですよね。

熱すると臭いが広がり、それだけでお腹が空いてきそうです。

味だけで言えば、えごま油よりもお好きな方が多いと思います。

油の中でも香ばしい香りをつける物、と言った使われ方をします。

栄養

では栄養の面ではどうでしょう?

・えごま油

えごま油は栄養豊富な油です。

まずa-リノリン酸と呼ばれる必須脂肪酸が豊富です。

成分中60%も含まれていて、これはがん予防、血栓予防、認知症予防、生活習慣病予防、炎症を抑える作用等様々な効果が期待できます!

実はこのa-リノリン酸、体内では合成できないので、外から取り入れる必要があります。

えごま油はぴったりの油だというわけですね。

また女性特有のがんに特に強い抗ガン作用、体の老化を遅らせる抗酸化作用も豊富です。

ダイエットにも良いと人気なんですよ!

・ごま油

ではごま油はどうでしょう?

さすがにえごま油には敵いませんが、身近な物の中では比較的栄養の高い油だと言えます。

まずリノール酸、リノレン酸と呼ばれる不飽和脂肪酸が含まれています。

これらは血中コレステロールの低下が期待でき、動脈効果、そして肥満予防としても効果が期待できます。

また強い抗酸化作用も持っているので、体の老化を遅らせる効果も期待できると言えますね!

更にゴマに含まれるセサミンが悪玉コレステロールを抑え、生活習慣病予防にも効果があるとされています。

肝機能アップにも効果的なんだとか。

ただしリノール酸に関して言うと、基本的には取り過ぎていると言われているので、そんなリノール酸が入っているごま油を大量に使うのはNGです。

使い方

それでは最後に、使い方についてご紹介しましょう!

・えごま油

えごま油は熱に弱い油です。

その為、容器なども遮光してある物を選ぶ必要があるほどです。

そうしておかないと油が酸化し、えごま油の効果を得ることができません。

また火にかけるのに適した油ではないので、ドレッシングに混ぜたり、そのままかけるといった使い方になります。

火に通すと酸化してしまうので、やはり避けた方が無難ですね。

・ごま油

ごま油は、基本的にどんな使い方でもお勧めです。

もちろん香りを出すために火を通しても良いですし、そのまま何かにかけたりといった使い方もできます。

昔は揚げ物の油にもごま油を使っていたと言われるほど、万能の油として活躍してくれます。

毎日大量に使うのはお勧めしませんが、かなり使いやすいので、常に常備しておきたいですね!

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えごま油とごま油は全く違う物!

名前だけをみると、かなり似ている二つですが、実際には全然違うものでした。

それぞれによいところがありますので、どちらの方が良い悪いではなく、うまく使い分けたいですよね。

そうすることで、健康にも、そして料理の美味しさも変わってきますよ!

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