腕や足にできた黄色いあざの原因が知りたい!
気づいたら腕や足にできているあざ。
大抵は打ったばかりであれば「赤いあざ」、もしくは気づいたら出来ている「青いあざ」であることが多いと思います。
でも時々腕や足に「黄色いあざ」を見ることはありませんか?
赤や青は分からない事もないのですが、黄色いあざとは一体なぜ出来るのでしょう?
そこで今回は、腕に黄色いあざができる原因についてご紹介しましょう!
黄色いあざが腕や足にできて不安だという方、ぜひ目を通してみてくださいね。
腕や足に黄色のあざができるのはなぜ?
それでは早速腕や足に黄色いあざができる理由についてご紹介しましょう!
一体なぜそんなあざができるのでしょう?
基本的には治っている証拠
あざというのは、内出血が起きている状態のことです。
怪我というと、皮膚も傷ついて血が出るといったイメージですが、皮膚が無傷の場合はその下で出血がおこります。
これが内出血です。
怪我は気が付くとまた綺麗な皮膚の状態に戻るという事が多いですよね。
内出血も同じで、黄色くなっているのは皮膚の下で怪我が治ろうとしている状態なんです!
なぜ黄色になるの?
しかし、なぜ赤いはずの血が治りかけると黄色になるのでしょう。
そもそも、赤い血がなぜ青になるのかも不思議ではありませんか?
実はこれ、血液を赤い色にしている素でもある、ヘモグロビンが関係しているんです!
どこかに腕や足を打ちつけることで、内出血を起こします。
この時皮膚の下では出血している状態になります。
出血をすると、血液に含まれるヘモグロビンが壊れてしまいます。
このヘモグロビンが壊れてしまう事で、赤いはずの色素がどんどん青くなっていくんです。
これがよく言う「青たん」ですね。
気づいたら青たんになっていることも多く、一番よく見かけるあざの色だと思います。
黄色のあざはこの後に現れます。
赤を青色に変えた物質は、段々黄色の色素をもつ物質へと変化していきます。
これはビリルビンという物質で、ヘモグロビンが壊れることで出来る物質です。
ビリルビンが出るようになったら、内出血は完治するまでもう少しです。
内出血の跡は気になりますが、もうしばらく我慢して自然治癒の力を信じましょう!
病気の可能性はない?
基本的には青たんから黄色に変化したのなら心配する必要はありません。
ただ、ある時急に黄色のあざが出てきたというのであれば注意が必要です。
・単純性紫斑病
単純性紫斑病とは、自然と毛細血管などが切れて出血を起こし、皮下出血した時に見えるあざです。
青たんも出来ていないのに急にこれができていた場合は、単純性紫斑病を疑いましょう。
ストレスや体調不良、ホルモンバランスの崩れなどが原因で生きるとされています。
この病気が原因という事なら、数週間で自然と治るので心配はいりません。
ただ別の病気の可能性もありますので皮膚科を受診することをお勧めします。
・血管性紫斑病
上記と見分けがつかないのがこちらの病気です。
ウイルス感染や虫さされ、薬や妊娠などで出来るとされ、子供に多い病気です。
とはいえ大人でもかかることがあり、酷い時には合併症になることも。
風邪の症状と一緒に出ることも多いようですね。
免疫にかかわるたんぱく質の過剰反応がそもそもの原因だとされています。
この病気の場合は、治療が必要ですので皮膚科へ行くようにしてください。
あざをできにくくする方法ってあるの?
それでは、ぶつけた時にあざができにくくなる方法ってあるのでしょうか?
血行促進を気にかける
血行促進はあざの防止に効果的なんだそうです。
血行促進は毛細血管を増やす役割もあり、血液もサラサラにしてくれますよ!
マッサージや軽い運動で、日ごろからあざができにくくなる体を目指しましょう!
鉄分を摂りましょう!
例えば野菜やお肉などでも、鉄分の高いものを選ぶようにするのも、あざ防止には効果的です!
特にビタミンKはない出血予防の効果もあるんだとか。
納豆やホウレン草、ブロッコリーなどを積極的に摂るようにしてくださいね!
どうして黄色いあざになったのかをチェックしよう!
黄色いあざは、基本的にはあざの治りかけの状態であることが多いです。
ただ、なにもない場所に急に出てきたら皮膚科へ行くようにしましょう。
そして普段から血行促進などに気を使い、あざ知らずの体にしてくださいね!