梅酒の賞味期限は、開封、未開封で違うの?自家製だと腐らないように作ることはできるか知りたい!
お酒が苦手な方でも、梅酒なら飲めるという方は意外と多いのではないでしょうか?
自宅で楽しんでいるという方も多いですよね。
本当にお好きな方は、自家製で作るという方もいらっしゃるくらいです。
でも梅酒の賞味期限って一体どのくらいなんでしょうか?
また開封後と未開封では賞味期限が変わってくるのでしょうか?
そして、自家製で梅酒を作る時は腐らないように作ることはできるのでしょうか?
今回は梅酒の開封後と未開封の消費期限について、そして自家製梅酒を腐らないように作る方法をご紹介します!
梅酒の消費期限は開封後と未開封でどう違う?
結論から言うと、かなり違うと思ってください。
またパックや瓶など、梅酒が入っている容器や保存状態によってもずいぶんと変わってきます。
開封済みの場合
開封している場合は、紙パックでは半年から1年、瓶だと数年単位で持つと言われています。
梅酒に含まれるアルコールと梅は殺菌効果が高く、瓶であればかなりの年数を置いていても問題のない場合が多いようです。
ただし直接口をつけるなど、不衛生な状態で飲んでいる場合はこの限りではありません。
蓋がキッチリとしまっていないような場合は、アルコールが抜け殺菌効果も下がりますので、こちらも上記の年数には当たらないと考えてください。
また上記のような事をしていなくても以下のような場合は、残念ながら飲むことができません。
・カビが見える場合。
・カビ臭かったり、酸っぱかったりする場合。
・舌をつくようなきつい味がする場合。
・直射日光が当たる場所や、35度以上の場所に長い間置いていた場合。
こういった場合は、すぐに飲むのをやめ捨てるようにしてください。
基本的に、冷蔵庫に入れていれば問題ありません。
沈殿物があったり、お酒が茶色くなるのは問題ありませんので安心してください。
未開封の場合
未開封ですと、賞味期限はないという物が多いです。
10年置いていても、問題のない場合もあります。
ただ、風味は期間を置くごとに変わっていきますので、あなたが思う梅酒の味でなくなる可能性はあります。
一般的には2年ほどでは味の変化は少なく、6年ほど置くとまろやかになるという変化のようです。
ただ、開封済みでもご紹介した、飲んではいけない項目に当てはまるようであれば、未開封であっても飲むのを控えてください。
未開封のものであれば飲んでみて問題なければ飲めると思っていいようです。
梅酒を自家製で作ったら腐らないって本当?
あながち間違いではありません。
自家製梅酒を作る方は30年以上寝かせるという方もいらっしゃるくらいなので、未開封の梅酒同様、賞味期限はないと考えてください。
それは特に特別な作り方というわけではなく、キチンと説明通りに作れば問題ありません。
ただし、正しい方法で作っていない場合や、保存状態が悪いと傷んでしまいますので、作るときには注意が必要です。
簡単美味しく、梅酒を自家製で作ろう!
それでは最後に、簡単にできる自家製梅酒の作り方をご紹介しましょう!
青梅が出回る5~6月ごろにつけるのがおすすめです。
必要な物
・青梅(熟していないもの) 1kg
・ホワイトリカー(果実用) 1.8リットル
・氷砂糖 500g
・瓶5リットル※蓋がキッチリと閉まるものを選びましょう 1つ
・竹串 適量
作り方
1、瓶を洗い熱湯消毒し、完全に乾くまで乾かしましょう。
水分が残っていると腐りやすくなります。
2、しっかりと梅を水で洗います。
傷があったり、変色したり、熟しているものは適しませんのでここで取り除きましょう。
3、梅をたっぷりの水につけて、必ず2~3時間ほどつけ、アクを取りましょう。
4、アク取りが終われば梅の水分をしっかりと拭き取りましょう。
やはり水分が残っていると腐りやすいです。
5、竹串で梅のへたを綺麗に取りましょう。
6、瓶に梅を半分入れ、その上に氷砂糖を半分入れましょう。
更に残りの梅を入れ、最後に残りの氷砂糖を入れます。
7、ホワイトリカーを全量入れ、キッチリ蓋を閉めたらうす暗い場所で一年ほど置いておきましょう。
梅は1年半程で取り出すのがおすすめです。
氷砂糖ははちみつに変えてもOK!
その場合は茶色く濁りがちですが、味に問題がなければ大丈夫です。
梅酒は消費期限がない物、長く楽しみましょう
キッチリ保存していれば、賞味期限のない梅酒。
あなたも長く梅酒の風味を楽しんでください!